観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

雪の中のミサゴ

2024-01-24 17:35:56 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間11時33分 潮位119cm

今日の満潮時間16時59分 潮位207cm

 

今日は藤前干潟周辺でも朝から雪が降り、非常に寒い日となりました。

雪は強くなったり、弱くなったりを繰り返し、夕方まで降り続きました。

 

 

吹雪いて視界が真っ白になるような時間帯もありましたが、干潟は広がるとハマシギ、ダイゼン、カモの仲間、カモメの仲間などが干潟に飛来しました。

干潟の上を群れで飛んでいたダイゼンとハマシギ↓。

クロツラヘラサギ2羽も観察できました。

 

そして、ミサゴは吹雪の中も飛び、魚を捕らえるために、川に何度もダイブしていました。

こんなに雪が降る中でもしっかり魚が見えていたのでしょうか。

 

みなさま、引き続き暖かく、そして安全に気をつけてお過ごしください。

 

明日の干潮時間12時06分 潮位108cm

明日の満潮時間17時37分 潮位214cm

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寒いですが、干潟はにぎやかです。

2024-01-23 19:07:26 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間10時54分 潮位119cm

今日の満潮時間16時14分 潮位186cm

 

今日は強風というわけではなかったですが、冷たい北西の風が吹き、寒くなりました。

寒かったですが、潮が良くなってきていて、午前中の引き始めた干潟にはたくさんのハマシギ、ダイゼンなどを観察できました。

さらに、今日は6羽のツクシガモを観察できました(↓の写真は5羽しかいないように見えますが、6羽写っています)。

また、クロツラヘラサギ2羽が庄内川左岸に飛来しているのも見られました。

さらには、複数のズグロカモメが今日も野鳥観察館の前の護岸を飛んでいました。

明日は名古屋にも雪が降る予報が出ていますね。

みなさんもくれぐれも体調や安全にお気をつけください。

 

明日の干潮時間11時33分 潮位119cm

明日の満潮時間16時59分 潮位207cm

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レンズフードは雨以外付けない人なので、

2024-01-22 12:13:33 | 観察機材

藤前干潟

今日の干潮時間 9時57分 潮位129cm

今日の満潮時間15時16分 潮位177cm

※今日は野鳥観察館の休館日なので、昨日書き置いた記事です。

今日の記事は観察館日記のカテゴリー「観察機材」なので、今回も独りよがりな役に立たない製品のレビューです。

年明前から忙しくて外に出かけたいのに出かけられないので、自分のカメラはX(旧Twitter)に投稿するための館内から撮影する動画撮影と、観察館の70インチ液晶モニターに画像を映すだけの機材になっています。

ただプロミナーで観るよりも、大きなモニターでリアルタイムに見ることが出来て意外と来館者様には好評なようです。

タイトルのように普段フードは外でも使うことが無く、レンズフードは雨の日の雨除け専用になっています。

フードが付いてると風でブレる事や逆光であまり使うことも余り無いし、フードを付けると長くなるので取り回しが悪くなるし、手持ちの時には少しでも軽く使いたいのです。
おまけにレンズが無駄に長くなって知らない人に見られると恥ずかしいのが付けない理由です。

ただ100mm超えの前玉むき出しでは怖いので移動中や使わない時は2サイズ小さなゴーヨン用の社外品レンズキャップを使用しています。

レンズ口径が100mmを超えると、どのメーカーのレンズキャップは黒い帽子のようなレンズキャップになります。
あの純正レンズキャップは嵩張るし付けたりたり、外したりが面倒なので純正レンズキャップは使った事がありません。

ただこのウレタン素材のレンズキャップは取り付ける時に両手で引き伸ばしながら使うのが本当に面倒です。

と言う事で、昨年の12月にレンズキャップを円安なのに注文してみました。

年が明けてちょうど1カ月たって注文したことを忘れたころ、インディアナ州からFedExで届きました。

他のスタッフに売りつける54用と自分の856用の二枚です。

 

ZEMLIN PHOTOのカール・ゼムリンさんの名刺とステッカーが一枚、そしてレンズキャップのつまみにはまっていたのは、乾燥剤では無くてキャンディーでした。(食べていいのか?)

いま使ってるレンズフード有り(デジカモ)とフード無し(黒)に比べると少しだけ小さくなったのが分かります。

普通のレンズキャップのようにキャップを外す時もつまみ両指で押さえれば外すことができ、ウレタン製のレンズキャップのように両手で引き伸ばしながら装着することも無くなりました。

もちろん、レンズフードを装着した時にも片手でレンズキャップを装着できます。

MrJanGear Lens Carrier Systemのポケットには大きなウレタン製のレンズキャップは収まりますが、

今回のレンズキャップなら簡単に納める事が出来ました。

口径100mm超えのレンズを使っている方ならとても便利なレンズキャップですが、

各レンズメーカー(C・N・S・O)各焦点距離ごとに種類が違うためか、発注してからの制作で1か月かかるのと、一番問題なのがキャップ1枚が$84.95という価格+送料、今の円安傾向には堪えます。

レンズキャリアやスコープリュックサックなどは在庫を持てますが、今回のレンズキャップはメーカー・焦点距離などバリエーションが多いため、取り扱いは無理かなぁ?と思います。

その為、ご興味がある方はご自分で取り寄せるなどお願いします。
出来ない方は一度ご相談ください。

 

明日の干潮時間10時54分 潮位119cm

明日の満潮時間16時14分 潮位186cm 

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豪・ジロング市との湿地交流の中学生派遣事業の事前学習会

2024-01-21 18:00:11 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 8時21分 潮位145cm

今日の満潮時間13時55分 潮位185cm

 

今日は、今年度末の3月に名古屋市が行う「オーストラリア・ジロング市との湿地交流の中学生派遣事業」においてジロング市へ派遣される中学生(18名)が稲永ビジターセンターと野鳥観察館に集まり、2回目の事前学習会が開催されました。

最初は名古屋市野鳥観察館で藤前干潟の野鳥を観察しました。

雨が強く、さらに非常に霞んでいて視界がとても悪かったですが、公園を歩いている人がほとんどいなかったため、ユリカモメやオナガガモ、キンクロハジロが護岸近くまでやってきていました。

それらをみなさん楽しそうに野鳥観察していました。

ダイシャクシギを見ることもできました。

また、ツクシガモは今日も5羽が飛来していました。

 

野鳥観察の後は、藤前干潟とジロング市(オーストラリア)の野鳥や、前回(平成29年度)の派遣事業でジロング市に行った際の様子などを紹介しました。

さらに、その後は稲永ビジターセンターで藤前干潟の保全、カニや貝などの底生生物、課題などのお話を聞いていました。

自分たちが出すごみと藤前干潟の関係を知り、このことをジロング市で交流する人々に伝えたいと思った中学生もいたようです。

 

今後、派遣される中学生はジロング市における交流のために、藤前干潟や名古屋のことを伝えるプレゼンテーションを作成するそうです。

ジロング市で良い交流と経験ができるよう願っています。

 

 

昨日(1月21日)観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ31、ハジロカイツブリ12、カワウ58、ゴイサギ1(ad)、ダイサギ2、アオサギ26、クロツラヘラサギ3、ツクシガモ5、マガモ2、カルガモ65、ヒドリガモ5、オナガガモ507、ホシハジロ4、キンクロハジロ106、スズガモ472、ホオジロガモ5、ミサゴ12、トビ1、シロチドリ1、ダイゼン35、ハマシギ1,087、アオアシシギ8、イソシギ2、ダイシャクシギ1、ユリカモメ152、セグロカモメ7、オオセグロカモメ3、カモメ13、ウミネコ8、ズグロカモメ32

ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ54、ハジロカイツブリ6、カワウ1,210、ダイサギ4、アオサギ12、クロツラヘラサギ2、ツクシガモ5、マガモ247、カルガモ63、コガモ84、ヒドリガモ129、オナガガモ2,611、トモエガモ8、オカヨシガモ10、ホシハジロ103、キンクロハジロ269、スズガモ1,815、ホオジロガモ2、オオバン4、ミサゴ8、トビ1、シロチドリ4、ダイゼン11、ハマシギ588、アオアシシギ2、イソシギ3、ダイシャクシギ1、ユリカモメ738、セグロカモメ18、オオセグロカモメ4、カモメ11、ズグロカモメ31

キジバト、カワラヒワ、スズメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

明日(1月22日(月))は休館日です。

明後日の干潮時間10時54分 潮位131cm

明後日の満潮時間16時14分 潮位198cm

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穏やかな夕焼け

2024-01-19 23:08:38 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間11時30分 潮位198cm

今日の干潮時間18時52分 潮位 73cm

 

明日は大寒ということで寒い日が続いています。

枝にとまって休むスズメはだいぶふくらんで見えました。

藤前干潟の冬らしく、伊吹おろし(北西の風)の強い荒れたお天気の日も多いですが、今日の夕方は穏やかで刻々と移り変わっていく夕焼けを落ち着いて見ていることができました。

 

 

 

【2月の藤前干潟に関わるイベント】

★2月3日(土)「第11回ごみと水を考える集い」@藤前会館(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会等)

ごみと水を考える集いは、藤前干潟と伊勢湾・三河湾の流域などのごみと水について活動する人々が集まり、活動状況や課題を共有し、交流を深める場です。

今回のごみと水を考える集いは、海鳥の研究をされている専門家から漁業における混獲や海洋ごみのお話を聞いた後、藤前干潟などにおける釣りごみの問題について現状を共有し、意見交換をします。

ご参加をお待ちしています。 

詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHP)をご覧ください。

 

★2月10日(土)「渡り鳥調査隊&カモのデコイ塗り」@名古屋市野鳥観察館(主催:NPO法人藤前干潟を守る会、名古屋市野鳥観察館)

2月の渡り鳥調査隊は、野鳥観察と簡単な調査の後に、カモのミニデコイ(模型)に絵の具で色付けを行います。

 

★2月23日(金・祝)「今日からはじめるバードウォッチング!」@名古屋市野鳥観察館(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

藤前干潟ふれあい事業では、バードウォッチング初心者を対象とした野鳥観察イベントを開催します。

ご参加をお待ちしています。

詳細はこちら(名古屋市ウェブサイト)をご覧ください。

★2月24日(土)藤前干潟サイエンスカフェ2024「化石をきれいに保存する丸い石 天然のタイムカプセル「球状コンクリ―ション」のナゾを解く」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

名古屋大学博物館館長の吉田英一氏から球状コンクリ―ションについてお話を聞くことができます。ぜひご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください↓。

https://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000161773.html 

 

1月14日に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ170、ハジロカイツブリ1、カワウ21、ダイサギ2、コサギ1、アオサギ7、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、ツクシガモ3、マガモ37、カルガモ18、ヒドリガモ5、オナガガモ1,091、ホシハジロ1、キンクロハジロ31、スズガモ403、ホオジロガモ1、ミサゴ16、シロチドリ5、ダイゼン24、ハマシギ660、アオアシシギ3、イソシギ1、ダイシャクシギ1、ユリカモメ15、セグロカモメ4、カモメ3、ズグロカモメ21

キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ドバト

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ88、ハジロカイツブリ2、カワウ7、ダイサギ3、コサギ1、アオサギ21、クロツラヘラサギ1、ツクシガモ5、マガモ32、カルガモ78、ヒドリガモ10、オナガガモ1,310、キンクロハジロ33、スズガモ808、ミサゴ13、シロチドリ18、ダイゼン41、ハマシギ869、アオアシシギ7、ダイシャクシギ2、ユリカモメ158、セグロカモメ12、カモメ3、ズグロカモメ27

キジバト、シジュウカラ、コゲラ、ムクドリ、ヒヨドリ、ウグイス、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ドバト

 

明日の干潮時間 6時20分 潮位134cm

明日の満潮時間12時29分 潮位189cm

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