観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

嵐のような日となりました。

2024-01-13 18:55:11 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 7時48分 潮位246cm

今日の干潮時間13時23分 潮位 91cm

 

午前中は比較的穏やかでしたが、午後は風が吹き荒れ、雨も降り、嵐のようなお天気となりました。

明朝は気温がかなり下がるようです、皆さま、今夜はくれぐれも暖かくしてお休みください。

 

今日の開館直後は潮がまだ高く、ズグロカモメの群れが水面に浮かんでいるのを観察できました。

ズグロカモメの中には、頭が完全に白色ではなく、黒色の部分があるものも見られました。

また、クロツラヘラサギ2羽は導流堤の上で休んでいました。

時折、顔をあげたその瞬間に、その特徴的なしゃもじのような形のくちばしを見られました。

また、野鳥観察館前では、カワウがウナギを飲み終わるところを見ることができました。

なかなかの大物だったのではないでしょうか。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ21、ハジロカイツブリ7、カワウ114+、ダイサギ1、アオサギ29、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、ツクシガモ3、マガモ5、カルガモ33、ヒドリガモ2、オナガガモ995、トモエガモ6、ホシハジロ3、キンクロハジロ46、スズガモ152、ホオジロガモ1、ミサゴ、トビ2、シロチドリ15、ダイゼン38、ハマシギ629、イソシギ1、ダイシャクシギ1、ユリカモメ224、セグロカモメ4、オオセグロカモメ3、カモメ5、ウミネコ1、ズグロカモメ27

キジバト、カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コゲラ、ビンズイ、ドバト

 

明日の満潮時間 8時26分 潮位243cm

明日の干潮時間14時04分 潮位 85cm

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寒い日

2024-01-12 23:49:35 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 7時09分 潮位244cm

今日の干潮時間12時42分 潮位 98cm

 

寒い日が続きますね。

野鳥観察館から見える鈴鹿の山には、雪が積もっているのが見られました。

 

今日のお昼過ぎ、カワウの大きな群れが稲永公園の上空を通過して、干潟に降り立つのが見られました。

 

また、今日もズグロカモメが野鳥観察館前の護岸で狩りをしているのも観察できました。

干潟では、クロツラヘラサギ2羽が羽繕いをしているのも観察できました。

この2羽はここ数日、お互いをくちばしで軽く突き合っている(羽繕いし合っている?)のが見られています。

 

また、野鳥観察館では昨日から令和6年能登半島地震災害義援金を募り始めました。

ご協力をよろしくお願いいたします。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ285、ハジロカイツブリ3、カワウ1,944、ダイサギ1、コサギ1、アオサギ22、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ42、カルガモ21、ヒドリガモ1、オナガガモ1,275、トモエガモ1、キンクロハジロ32、スズガモ680、ホオジロガモ3、ミサゴ13、トビ3、ノスリ1、シロチドリ10、ダイゼン43、ハマシギ746、アオアシシギ2、イソシギ1、ダイシャクシギ1、ユリカモメ98、セグロカモメ8、オオセグロカモメ2、カモメ5、ズグロカモメ29

 

明日の満潮時間 7時48分 潮位246cm

明日の干潮時間13時23分 潮位 91cm

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ミサゴのダイブ

2024-01-10 23:53:32 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間11時16分 潮位114cm

今日の満潮時間16時35分 潮位218cm

 

今日は一日中、曇り空で気温が上がらず寒い日でした。

しかし、干潟には300羽を超えるハマシギや、ダイゼン、シロチドリ、ダイシャクシギ、ツクシガモ、ヘラサギなどが飛来していました。

 

また、ミサゴも数多く飛来し(今日は19羽をカウント)、川にダイブする様子を何回も観察できました。

野鳥観察館のある松林の上から川に飛び込んだミサゴ↓。

残念ながら、魚を捕まえることはできなかったようですが、護岸のすぐ近くにダイブする様子は迫力がありました。

 

また、すぐ近くで飛んでいたユリカモメも間近で観察できました。

くちばしと肢の赤色が鮮やかです。

ユリカモメよりも頻繁に護岸を飛んでいたのはズグロカモメ↓。

餌となるカニを熱心に探していたようです。

 

1月8日に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ223、カワウ944、ダイサギ1、アオサギ12、ヘラサギ3、マガモ57、カルガモ31、ヒドリガモ7、オナガガモ1,011、キンクロハジロ26、スズガモ75、ツクシガモ2、ミサゴ20、シロチドリ34、ダイゼン30、ハマシギ545、ダイシャクシギ1、ユリカモメ19、セグロカモメ6、カモメ2、ウミネコ1、ズグロカモメ23

 

今日観察できた主な野鳥 桓武入りカイツブリ242、ハジロカイツブリ1、カワウ1,210、ダイサギ2、コサギ1、アオサギ32、ヘラサギ2、マガモ42、カルガモ119、ヒドリガモ4、オナガガモ912、トモエガモ11、ホシハジロ1、キンクロハジロ24、スズガモ523、ホオジロガモ1、ツクシガモ3、ミサゴ19、ハヤブサ1、シロチドリ38、ダイゼン37、ハマシギ384、ダイシャクシギ1、ユリカモメ42、セグロカモメ10、オオセグロカモメ2、カモメ4、ズグロカモメ20

 

明日の干潮時間12時00分 潮位106cm

明日の満潮時間17時22分 潮位227cm

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カモたち

2024-01-06 20:57:00 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 6時50分 潮位122cm

今日の満潮時間12時48分 潮位190cm

 

潮が悪かったので干満の差が少なく、昼間は干潟が少しだけ出ている時間帯が多かったです。

そんな干潟では、今日もツクシガモやヘラサギが休んだり採餌したりしていました。

今日はツクシガモは5羽、ヘラサギは3羽を確認しています。

 

 

 

 

午後から雲が多くなりましたが、穏やかなお天気で、護岸近くではカモをじっくり観察できました。

水面で休むオナガガモなど↓。


冠羽が特徴のキンクロハジロ↓。

ヒドリガモのペア↓。

 

 

【藤前干潟サイエンスカフェ2024のご案内】 

2月24日(土)に藤前干潟サイエンスカフェ2024「化石をきれいに保存する丸い石 天然のタイムカプセル「球状コンクリ―ション」のナゾを解く」が開催されます(場所:稲永ビジターセンター、主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。

名古屋大学博物館館長の吉田英一氏から球状コンクリ―ションについてお話を聞くことができます。

ぜひご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください↓。

https://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000161773.html 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ319、ハジロカイツブリ9、カワウ2,152、ダイサギ3、アオサギ45、ヘラサギ3、マガモ14、カルガモ150、コガモ1、ヒドリガモ14、オナガガモ1,083、トモエガモ5、ハシビロガモ3。。ホシハジロ10、キンクロハジロ98、スズガモ816、ツクシガモ5、ミサゴ17、トビ1、チュウヒ1、シロチドリ16、ダイゼン42、ハマシギ593、イソシギ1、ダイシャクシギ1、ユリカモメ108、セグロカモメ3、オオセグロカモメ2、カモメ4、ウミネコ3、ズグロカモメ48

キジバト、スズメ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、メジロ、コゲラ、ツグミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

 

明日の干潮時間 8時16分 潮位128cm

明日の満潮時間13時52分 潮位192cm

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ミサゴの狩り

2024-01-05 19:10:22 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間11時50分 潮位191cm

今日の干潮時間19時09分 潮位 94cm

 

今日は風がほとんどなく、快晴の気持ち良いお天気でした。

満ち潮の時間帯だった開館後しばらくの間は魚の群れが動いていたのでしょうか、ミサゴが6~7羽飛んでいて、次々とダイブする様子を観察できました。

庄内川の上空を飛ぶミサゴ↓。

今日はあまり風がなかったので、北西の強風が吹いた昨日と違って野鳥観察館上空までは流されてくることはほとんどありませんでした。

翼をたたんでダイブ↓。

大きな魚を捕まえたミサゴ↓。

野鳥観察館の目の前の護岸近くではキンクロハジロの群れが採餌していました(ホシハジロ1羽が混じっていました)。

また、夕方近く、干潟が広がってくると導流堤の上で休んでいたヘラサギが起きて、干潟で採餌をしているのも見られました。

 

さらには、護岸の干潟や捨て石が干出し始めたので、そこに生息するカニを狙ってズグロカモメが護岸に沿って飛んでいました。

 

【2024年1月・2月の藤前干潟に関連するイベント】

★開催中~1月26日(金)「第29回 ITbMギャラリー展覧会『藤前干潟』」@名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)1F エントランスホール

名古屋大学の ITbMギャラリーにて、藤前干潟に棲む生き物とそれを守る人の営み、そして大きな課題として存在するゴミの現状が紹介されています。

詳細はこちらをご覧ください。

★1月27日(土)「渡り鳥調査隊&鳥の足型とり」@名古屋市野鳥観察館(主催:NPO法人藤前干潟を守る会、名古屋市野鳥観察館)

1月の渡り鳥調査隊は、野鳥観察と簡単な調査の後に、干潟に入って野鳥の足跡を探し、石こうでかたどります。

 

★2月3日(土)「第11回ごみと水を考える集い」@藤前会館(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会等)

ごみと水を考える集いは、藤前干潟と伊勢湾・三河湾の流域などのごみと水について活動する人々が集まり、活動状況や課題を共有し、交流を深める場です。

今回のごみと水を考える集いは、海鳥の研究をされている専門家から漁業における混獲や海洋ごみのお話を聞いた後、藤前干潟などにおける釣りごみの問題について現状を共有し、意見交換をします。

ご参加をお待ちしています。 

詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHP)をご覧ください。

 

★2月10日(土)「渡り鳥調査隊&カモのデコイ塗り」@名古屋市野鳥観察館(主催:NPO法人藤前干潟を守る会、名古屋市野鳥観察館)

2月の渡り鳥調査隊は、野鳥観察と簡単な調査の後に、カモのミニデコイ(模型)に絵の具で色付けを行います。

 

★2月23日(金・祝)「今日からはじめるバードウォッチング!」@名古屋市野鳥観察館(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

藤前干潟ふれあい事業では、バードウォッチング初心者を対象とした野鳥観察イベントを開催します。

ご参加をお待ちしています。

詳細はこちら(名古屋市ウェブサイト)をご覧ください。

★2月24日(土)藤前干潟サイエンスカフェ2024「化石をきれいに保存する丸い石 天然のタイムカプセル「球状コンクリ―ション」のナゾを解く」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

名古屋大学博物館館長の吉田英一氏から球状コンクリ―ションについてお話を聞くことができます。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ196、ハジロカイツブリ2、カワウ129、ダイサギ2、アオサギ15、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ40、カルガモ71、ヒドリガモ8、オナガガモ1,108、トモエガモ2、ホシハジロ1、キンクロハジロ9、スズガモ876、ツクシガモ2、ミサゴ16、シロチドリ65、ダイゼン37、ハマシギ190、アオアシシギ2、ダイシャクシギ1、ユリカモメ44、セグロカモメ3、カモメ4、ウミネコ7、ズグロカモメ30

キジバト、カワラヒワ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

明日の満潮時間12時48分 潮位190cm

明日の干潮時間 6時50分 潮位122cm

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