Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

皆でお辞儀(ウイーン)

2006-07-15 23:45:01 | オーストリア
今日はものすごーく暑かった。
その炎天下、だらだら汗をたらしながら作業!気持ちがいい汗がかけたよ。
たまには大汗かくのだなあ・・とは思ったが、たまにだから良いんだよね。いつもだったら絶対にこんなことしていない。人間贅沢!

6月6日(火)続き

食事が終わって、ホテルに戻り・・一休みして夜のお出かけに。

実は今回の旅行で航空券以外で一番最初に決めた予定が。今夜だったのだ。ウイーンで何をやっているか調べていたら(もちろん音楽関係)コンツェルトハウスで行われる演奏会に行き当たった。楽友協会はポリーニさまのピアノの演奏会の予定ではあったが、実はkおばちゃんピアノソロよりも楽器がいっぱいある演奏の方が好きなのです。お買い得感があるから?!まあそれは冗談!

とにかくこのコンツェルトハウスの演奏会をインターネットで予約した。楽友協会と違ってここのシステムは座席まできちんと指定できる。おまけにその席からの眺め・・まで確認できるのだ。優れもの!
そして何よりもびっくりしたのが・・・・日本時間の金曜日の夕方にチケットを発注したらなんと週明けの月曜日に自宅に郵送されてきてしまった!!なんという素早さ!でも・・
もう少し発注が遅くなってたら・・手元に届く前に出発していた。まあ窓口受け取りを指定すればよかったんでしょうけどね。

ということでそのチケットを手に出かける。
今日の演奏はこの秋に来日公演もするマーラーチェンバーオーケストラ。そして指揮はダニエル・ハーディング氏・・・



曲は
グルック:《オルフェオとエウリディーチェOrfeo ed Euridice 》の間奏曲〈精霊たちの踊り〉

ハイドン:チェロ協奏曲
メンデルゾーン:交響曲第4番『イタリア』

今日のコンツェルトハウスの入りは・・・

     

結構入ってる。特にお安い席が・・


そして、おや?っと思ったのが前半の並び方と後半の並び方・・

 前半

 後半

後半はチェロ以外の奏者がっ立っている・・というのはおいといて、実はわかりにくいかもしれないが、1stバイオリンの位置が前半は下手、後半が上手に変わっているのだ。上手に1stを持ってきているのは初めて見た。
後半が始まる前にハーディング氏がお喋り・・というか説明していた。『ゲバント
ハウスでこうやったから・・』みたいなことを言っていた気が・・

残念ながらkおばちゃんの席からは音の違いは判らなかった。

そして、kおばちゃんはこの演奏会でハーディング氏に大いに好感を持ってしまったのだ。若いし・・・一生懸命だし、オケとのコンビネーションも良いし・・

     

そしておちゃめ!
これはチェロのソリストSteven Isserlis氏に対する拍手をチェンバロの脇で座ってアンコールを促してました。

     

このハーディング氏、この演奏会のほかにこのときウイーンのアンデアウイーン劇場でモーツアルトのオペラを振っていたのだが・・kおばちゃんの行ける昨日のチケットは完売!あきらめてふらふらルストで遊んでいたのだ。
若いって素晴らしいなあと思い惚れ直し?たkおばちゃんです。

そして演奏が終了したとき、楽団員が客席に向かって深々と皆でお辞儀をしたのだ!!それが冒頭の写真。

ああ、ステキでしたよ!と思わず大きな拍手をしてしまったkおばちゃんです。

コメント (2)
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