Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

馬のつり書き(Haras du Pin)

2006-07-31 11:02:29 | フランス
この土日には・・・忙しかった。付け焼刃の練習が立て込んでいて・

まるで、学生さんの合宿状態。お尻に火が付かないとなんにもやらな私がいけないのだが。とにかく・・・疲れた。

今週はとってもハードなスケジュールなのでブログがあんまり書けないかもしれない。ますます忘れてゆく。

●6月9日(金)つづき
牧場のお馬さんとおしゃべりをした後・・(日本語がわかったかどうかは不明)kおばちゃんが向かったのは、敗者復活戦の場所!たってノルマンディー戦ではない。昨日思いが遂げられなかったところ・・Haras du Pin国立牧場である。

そもそも、このいい加減な旅行の中で行ってみたいなーーと唯一思ったところでもあったので、(あとの場所もそれぞれ理由はあるけれども)あまり情報のないこの場所をkおばちゃんとしては調べたし、友人に頼んで資料も探してもらったから外観だけ見た・・というのはちょっと悔しいなーと思ったkおばちゃんです。

昨日の道を戻るだけなので辿り着くのも簡単だし、感覚はわかっていたが、今日はなんと途中で検問?に遭ってしまった。今回は既に1台止められており、なにか調書のよなものを書かされていた。こんな田舎道で・・・「ボンジュー」と声をかけられたので、一応窓を開けて「ボンジュー」と答えたが・・車内を見回して・・kおばちゃんの姿を見て・・行って良いよ!といわれてしまった。???なんだったんだろう?kおばちゃんは勝手にシートベルトのチェックかな?なんて思ったが。それにしてもあれは警官だったのかなあ?制服着てはいなかったし??謎のままとりあえず通り過ぎたkおばちゃんです。

無事Haras du Pinに到着したが、見学を申し込んだが1度は断られてしまった。どうもガイドツアーを申し込んだと思われたらしく・・複数じゃないとだめって!しかたなくぷらぷらしていたら見つけたのが冒頭の画像札のついた馬房。中にお馬さんが入っていた。

                INGENちゃん

あとで、フランス語に堪能な友人に書いてある意味を尋ねたら・・・所謂『つり書き』とのこと。下に表になっているのは、左から両親――両親の両親(祖父母)――両親の両親の両親(曾祖父母)という血統が書いてある。そして、性格は・・)「交配はしやすく、どんな牝馬ともよく合います」「3つのとりえ:優しい、血統(が良い?)、勇気がある」ということらしい・・うーんお馬さんの世界も「優しさを求められるのか!」

そう、ここは国立牧場でも国立『種馬』牧場なのである!!特にサラブレッド種は有名らしい。

馬房の隣に博物館の入り口があったので入ろうとしたら受付のお姉さんに「チケットをあっちで買ってきて」とさっき見学を断られた受付の建物をさされた。又断られるのも癪だったが・・結局博物館見学のチケットだけだったら売ってもらえた。

チケットを持って再び見学へ・・・中に入ると『種馬牧場』らしい展示があちらこちらに・・

    お馬さんのスケルトン

そしてちょっとショッキングだったのがお馬さんの種取方法のVTR、もちろん人工授精の方法のVTRもあったけど・・

                

まあ、良い品種を残す・・繁殖させるのは大変なのね。

その他は、馬具職人の意思ごと風景のVTRや道具の展示。そして生育牧場主の話

               


そして、人と馬との関わりの物語風の映像による展示等々最新鋭の映像技術を使った展示が目につた。
その他にも、この牧場の歴史的な展示(たしかここはルイ14世の命令によって設立されたとか・・まあ歴史があるのだ。そして優れた子孫を残したサラブレッドの大種牝馬「フリオゾー」はここの所属らし記念石碑がたっていたらしい・・けど気がつかなかった。

お馬さんも血筋が良いと大変なのね。と思ったkおばちゃんです。

お馬さんのショーは見逃したけど・・とりあえずどんなところかわかったので良しとしましょ・・とHaras du Pinを後にしたkおばちゃんです。

               
コメント (2)
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