Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

教会の廻り方(デルフト)

2008-05-18 23:25:01 | オランダ
今日も爽やかな一日。
でも、早朝どこかのどら猫に起こされた。すごい勢いで物置の屋根の上を歩いていったのだ・・それが何の音か判断するのに脳みそが起きてしまった。

穏やかな休日だったのだが・・結局何もやらず・・家はちらかったまんま。困ったもんだ。

四川の地震。時間が立つほど、被害の甚大さが報道されてきているが、いつものことながら、マスメディアの無駄なエネルギーにいらだつ。そんなに苦労して、内部に入り込んで取材するエネルギーがあるんだったら、救援の手助けでもしなさいをよ!と腹が立ってくる。物見遊山的、『こんなに被害が大きいんです』的な報道は今いらないと思う。何が必要か、どうしたら救援の手助けになるのかが重要でしょ?人間なら・・といらだつのはkおばちゃんだけ?

二酸化炭素削減より、あのマスコミの無駄なエネルギー削減してよ!と思うkおばちゃんです。

○1月8日(火)

Voldersgrachtの小道探検を終わったkおばちゃん。次に向かったのは・・そう、彼フェルメールの最後の場所。お墓である。
フェルメールは1675年12月16日に心臓発作で倒れ亡くなったそうだが、実ははっきりとは分かっていないとのこと。
フェルメールの時代は、1672年よりのフランスとの戦争などにより、芸術は注目されず、彼は作品を売るチャンスに恵まれれなかったとた。また子沢山(なんと、夭折した4人を含めて、15人もの子供を妻カタリーナ・ボルネスは出産した)だったこともあり、経済状態は決して良くはなく、義母マリア・ティンス同居したりしていたようだが、そんな貧困が彼の生涯を43年で終わらせてしまった。といわれている。
彼の死後、『傾いた尖塔のあるこの旧教会に埋葬された』という記録が残ってはいるが、墓石は未だ見つかっていないそうであうる。

ま、ここまで来たんだから、お墓参りくらいしないとね・・と思ったkおばちゃんなんです。そして、その『傾いた尖塔のあるこの旧教会』に向かったのであります。

到着して、気がついた・・・あらら、なんてこと!さっき通った教会じゃない!
そう、5月15日のブログにでてきたところでした。ははは・・

何々拝観料がいるのねとお財布を用意して教会に・・

すると受付にいたお嬢さんに思わぬことを言われた。
『新教会は見なかったんですか?』と・・見なかった胸伝えると、困ったようなかをした。どもうも、ここの教会の拝観料は『新教会』とセットで、こちらのみという設定はないみたい。教会の回り方にもルールがあったのね。
そして、さらに今日は4時で閉まってしまう様。もう30分も時間がない。新教会へ向かう暇がないのだ。
kおばちゃん、おばちゃん根性で『ここの教会だけ見学したいんだけど』とがま口をぱちぱちさせながら(お下品でしょ)聞いてみると・・ちょっと躊躇して『いいですよ、入って』と招き入れてくださった。kおばちゃん、ラッキーとばかりにお金を払おうとしたら・・いらない、とばかりに手を振って・・結局タダでいれていただいたkおばちゃんです。

この旧教会Oudekerkは13世紀から数世紀にわたり増築された多様式の教会。約75mの中央の高い塔を四隅の小塔が囲む城郭のような造りで、傾いて建っているとか。ま、地震のない国だからね。

内部は美しいステンドグラスが明るい光をつくっている。

でも、このステンドグラス華やか・・っていう感じではないような、いかにもオランダ的?なんて思いながら見学。

いくつかのお墓は、華やかな装飾のあるものもあるが、そのなかに

一際質素な墓石が

そうこれですね。

案内も各国語で たっておりまして・・

しかしながら、ここはフェルメールの埋葬されている場所というわけではなさそうで、1975年『フェルメール没後300周年』に際して置かれた記念の石碑ということらしい。

彼の短い生涯を思い、ゴッホといい芸術家って生前むくわれないのね・・なんて思ったkおばちゃんです。

目的の物を発見でき、おトイレもお借りしてすっきりしたkおばちゃん。さっきの彼女にお礼の意味もこめて、義理土産代わりにフェルメールの『牛乳を注ぐ女』のグリーティングカードを10枚も購入しました。

外に出ると明るいど丁度4時!

さあ、さあ帰りのコースに向かいましょ!
コメント (2)
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