Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

空港でポレポレ

2013-02-20 17:23:43 | タンザニア
今朝も寒かった!身の縮む思い・・で思いだけでは身は縮まらない。

ここのところ、やっぱり旅行のお疲れと、その後の安請け合いのお疲れで早寝をしているkおばちゃん。
夕べは10時には寝てしまった。

おかげで朝はすっきり起きられた。やっぱり睡眠は大切と実感。

早寝の理由はもうひとつ。起きていると暖房をつけなきゃいけない・・割りには温まらない。
お風呂でゆっくり温まって、さくっと寝てしまうのが天国と思っているkおばちゃんです。

今日も早寝したいな・・

○2月2日(土)

さてさて、kおばちゃんの到着したのはタンザニア連合共和国United Republic of TanzaniaにあるダルエッサラームDar es Salaam,دار السلامのジュリウス・ニエレレ国際空港Julius Nyerere International Airport International Airportです。このジュリウス・ニエレレJulius Nyerere とは初代大統領の名前からきているそうな。
そういえば、タンザニアの首都はここではなくドドマDodomaだそうですが、議会があるだけときいています。

はじめてのアフリカ大陸の上陸です。


実はタンザニアに入国するにあたり、ビザが必要なのですが、kおばちゃんは事前に取っていません。
大使館に申請すればよいのですが、時間がありませんでした。それに、空港で取得できるときいていたの、それで済ませようと言う目論見でした。

kおばちゃんと同時に到着したお客さんは殆どがkおばちゃん同様現地申請です。

飛行機を降りて(ブリッジで繋がってました)入国の方向に進むと、申請書が沢山おいてある記入台があります。
そこの記入用紙に必要事項を記入して50US$を持って申請すればよいのです。
申請用紙は2種類あり、カード状のブルーの小さめのもの、そして大使館のHPからダウウロードできるようになっている用紙とほとんど同じ様式のレターサイズのモノ。
この両方に記入して、申請窓口に向う途中でチェックしてもらいます。

で・・そこれ言われました。『イエローカードは?』そうです、黄熱予防接種証明書のことです。
でも、たしかタンザニアは日本から渡航した場合はいらないときいています。厚生省のここにもかいてあります。

タンザニア UNITED REPUBLIC OF TANZANIA
■黄熱に感染する危険のある国から来る、1歳を超える渡航者は黄熱予防接種証明書が必要です。
■黄熱に感染する危険のある国ではないので、一般的には、タンザニアへの渡航者には、黄熱の予防接種はおすすめしていません。
※在タンザニア日本大使館の情報(2011/6/17)
2010年12月、隣国のウガンダでの黄熱流行がみられたこともあり、黄熱のリスクのない国からのタンザニア入国に際しても黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提出を要求される可能性があります。黄熱のリスクのない国からの入国に際しては黄熱予防接種証明書の携帯は義務ではありませんが、携帯することをおすすめします。

ということで、『イエローカード???』と答えたら『ナンで持ってないの?』と聞かれ・・あらら・・
で、おばちゃん根性でしらっとぼけて、『入らないって聞いたわ!』『何処から来たの?』『日本よ』『日本????』ということでうやむやのうちにすり抜けました。

あとは、ビザ申請の窓口の外にいるおじさんにパスポートと50$を預けて・・そのおじさんはパスポートがある程度たまると窓口に提出・・あとは名前の呼ばれるのを待つだけです。

その間にトイレを済ませよう・・と側にいた女性3人組みに荷物をお願いして用を足しにいってもまだ呼ばれません。

基本的に名前は『英語読み』ジェイコブと呼んで、いない。ヤコブと呼んだら返事が来たと言う感じです。
名前を呼ばれたら、窓口に行き、カメラに向って(メガネの人ははずす)にっこり・・はしませんが、その後米国入国時とおなじ、両手の指紋を機械に読み取らせてやっとビザがおりました。

出来上がったビザはパスポートに貼ってある写真と同じモノが印刷されたやつ。多聞ICチップの入ったパスポートだからかもしれませんね。

その後、本来のイミグレーションを通って(といっても素通り)やっと外に・・ではありません。荷物の場所に出ました。
そのあと荷物をピックアップ。無事にでてきました。

さて、これからkおばちゃんの試練の時です。初めての空港で、乗り継ぎ。しかも別切りの航空券なのでチェックインをしなければなりません。国内線はどこだ??

空港をでてウロウロしているとワラワラと『タクシー?』『タクシー?』と寄ってきます。
kおばちゃん、『国内線に乗りたいからいらない』というと、『国内線乗り場まで7キロもあるよ?』とえ??
『直ぐ側だって聞いたんだけど』『何処へ行くの?』『キリマンジャロ空港』というと・・『ああ、それはそこ!』
と今出てきた建物の右側を指しました。あらま・・です。

こちらでした。


さて、チェックインする前に・・大事な大事なご用があります。
それは『薬』を買うことです。薬といってもマラリア予防薬です。ここタンザニアは黄熱病の心配はないけれども、マラリアは普通にかかる?そうですので、その予防薬なんです。
日本でも入手できるとは聞いていますが、お高いそうで・・現地だと安い。ということで早速入手して飲もうと言う魂胆です。

ただ、空港で入手できるのかは疑問だったのですが・・大丈夫でした。

空港の建物を出たところというのか、建物に入る前というのか・・とにかくそこにこのような売店があります。


空港の軒先ですね。その中の一軒に化粧品?ニベアなんかおいてあるお店がありました。そこを覗いたのですが・・人がいない。
でも、覗きこんでたら背後から『何かようかい?』との声。kおばちゃんすかさず『この薬が欲しいのだけど』と薬の名前の書いた紙を示すと、彼は中に入って行き・・出してきました。どっさりと・・

『いえいえ、そんなにいらないの。10日分』というとワンシートを渡してくれて5$とのこと。ああよかった。
これでマラリアの恐怖は一応去りました。

ご用が済んだら・・さっさとチェックインしてしまいましょう。なんせここはアフリカ。暑いのです。
真冬の日本からの到着。薄着はしてきたんです。でも、とにかく蒸し暑くてぼーーとしそうです。危ない危ない。

空港前には用があるのだかないのだか・・混沌とした状態で人が佇んでます。


チェックインしようと建物に入ると・・またまた荷物の検査です。
そういえば、さっき出国しようと建物から出るときにも検査を受けました。あれは通関検査のかわりだったのかな?

荷物を検査すると同時に『何処へ行くのか?』と聞かれ、E-チケットを見せると、どこからか若者が湧いてきて検査の終った荷物を持ってチェックインカウンターへ!
このチェックインカウンターというのが、荷物の計量はあの、典型的な体重計をつかっていました。
そこに荷物を載せてくれて(しかも他の人の順番を制して)勝手に手続きをしてくれちゃったのですが・・一連の作業が終ってもkおばちゃんの側に佇んでます。

これは『チップをくれ』ということか・・と一応理解して、渡しました。あーここはアフリカだったのね。と、改めて思い知りました。

とっとと手続きがすんでしまったのですが・・・時間があります。
なんせ、余裕を持って別切り手配してしまったので、3時間以上あるのです。さて・・これからどうしよう。
とりあえず、両替ですね。なんせ、現地のお金をまったく持っていないのというのは不安です。

一応外国人はUS$さえ持っていれば大丈夫のようですけれどね。それでもやはり現地のお金が・・ということで両替をしました。
建物の中にある両替所です。レートが良いか悪いか・・なんか関係ありません。とりあえず持ってないとということなのです。

本日のレートはこなんな感じでした。


面白いなと思うのは細かい紙幣と割りと高額な紙幣との両替率の違うところです。
kおばちゃん、何時も思います。US$の強みは1$という紙幣の存在してるところだ、とね。だって、1$って100円程度でしょ?それが紙幣になっているということは、世界中どこでも両替できるということですもんね。
コインは国外に出たら基本銀行でも両替してもらえませんよね。それが紙幣だとできる。

チップにしても1$だと・・・まあいいか!というあきらめのつく金額だと思うのですが・・使い安いったらありゃしない。
ユーロにしても、ポンドにしてももちろん円にしてもその単位の『紙幣』はありませんからね。

さて、現地通過も入手したし・・こんな暑いところにいてもしょうがない。とっととゲート前に行ってしまいましょう。

中でポレポレしていれば良いんですよね。

エスカレーターで2階へ上がり・・再び手荷物検査をうけたところに待合室はありました。それが冒頭の画像。
こちらは冷房がきいています。あーー天国。
長イスもあるし・・と、ごろりと横になったkおばちゃんです。
コメント
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