Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

ナポレオンよ永遠なれ(パリ)

2015-02-17 19:01:15 | フランス
今日は一転お寒い日。
朝は丁度移動時間に雪が降り始めてしまった。
でも、傘をささずにコートのフードを被って歩いていたkおばちゃん。
だって、せっかくついてるんだからね。

それにしても、先の震災の時の余震と言われる地震が発生したとか。
kおばちゃんのいるところでもゆーらゆーらと揺れた。もともととっても揺れ安いじばんではあるらしいのだけれども。

あの寒い震災当日を思い出してしまったのでした。

○12月29日(月)

ここアンバリッド(廃兵院)は軍事博物館ではあるけれども・・もうひとつ目玉がアリマス。
それがこちら・・ドーム教会です。

詳しくはここに書かれていますけどね。

まずこの豪華な扉から入ります。王家専用・・だったようです。


ルイ14世の統治下でマンサールの設計により作られたとか。


この『L』と『S』の組み合わせは・・ルイ14世のLouisと太陽王Roi-Soleilからとったんでしょうか?

入って直ぐの右側だったかな


安置されているのはジョゼフ・ボナパルト(1768 - 1844)ナポレオンの兄・・だったと思います.


こちらは・・フォッシュ(1851 - 1929)元帥


この美しいドームの下に安置されているのが・・ナポレオン・ボナパルト(1769 - 1821)


これは棺を上からこのように見下ろす・・の図です。


地下にあんちされているのですが、地下(というかここが地面の階か?)にはこのようなレリーフがあり、ナポレオンの功績を称えるようです。


ナポレオンご本人さまの像もあります。


こちらが下から棺越しに上を見上げるの・・の図です。



ドームの入り口の正面奥には祭壇があります。


そしてその後ろ側は・・兵士の教会サン・ルイ教会・・が続いています。



当時、国王と兵士が同時にミサに参加する際には、別々の入口が必要だったのでこんなふうに繋がった形設計されたそうです。

裏口?とでもいうのでしょうか?立派な扉で続いています。


こちら側の祭壇の上部にはこのような言葉が記されています。


Je désire que mes cendres reposent sur les bords de la Seine, au milieu de ce peuple français que j'ai tant aimé.

なんでもナポレオンの遺言だそうで、その意味は『私は、私がこよなく愛したフランス国民に囲まれて、セーヌ川のほとりで眠りたい』というものなんだそうです。

立派な祭壇に見守られて、おパリに安置され直したナポレオン・・さぞや本望なことでしょう。

さて、そろそろ出ましょうかね。


ナポレオンさまに比べて・・こちらの棺は訪れる人がぐっと少なくて・・ちょっと可愛そうな気もしまいした。
リヨテ元帥Hubert Lyautey(1854年11月17日-1934年7月27日)だそうです。

さて、あっちへ行って見ましょう。

コメント
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