ガーデンテーブルの上に置かれた植木鉢のクリスマスローズが、今年も秋ごろから蕾をたくさんつけ始めたのですが・・・・・。
ついにその堅い蕾が膨らみ、ほころび、美しい花を咲かせてくれました。
一年ぶりの再会。
私、とても感激しています。
頼りになる心強い友に、久しぶりに逢えたような嬉しさと言えばいいのでしょうか。
今年は、いつになく花つきがよく、夫の死を弔ってくれているかのようです。
私は宿根草の花を育てるのは苦手。
思いを込めて植えても、私の願いや期待を裏切るが如く、二度と姿を見せてくれない草花が多いです。
土壌や環境が合わないのか、なかなか思うように我が家に住み付いてくれません。
私の理想は、宿根草が根を張り、年を重ねるごとに大きく逞しくなり、美しい花をたくさん咲かせてくれる、ワイルドな雰囲気の花壇なのですけれどね。
私の理想のイメージに近いハーブ系の花。
秋になると、玄関先に咲いてくれます。
度忘れして花の名前が思い出せません。
その理想を叶えてくれているのが、今のところ、ハーブ系のコバナランタナ、その他数種の草花、といったところでしょうか。
コバノランタナは真冬以外、年中、咲き誇り、わが世の春を季節を問わず謳歌している、といった感じにさえ見えてきます。
鮮やかなピンクの小花をたくさん庭の塀の外に向けて咲かせています。
道行く人の目に留まっていることでしょう。
正に我が家のシンボルフラワーといったところでしょうか。
家族の一員のごとくで、空気のようにわが家に馴染んでいます。
初孫の誕生を記念し、庭をリフォームして以降、かれこれ,十七年くらいになるでしょうか。
わが家を見守り続けてくれてくれている、愛しい花。
ただほとんど年中咲いていますから、その有難さや大切さを、私は、つい忘れがちです。
その点クリスマスローズの花期は長いとはいえ、一番美しい時期は、寒さが厳しい時。
その寒さに耐え、凛とした佇まいで咲くクリスマスローズには、気品と神々しささえ漂っています。
俯き加減な花姿からは、謙虚さや慎ましさが伝わってきます。
それでいて、かれんな趣もあり、決して気取って澄ましているようには見えません。
ふくよかで温かい。
女性の理想像をこの花に重ねてしまう私です。
時の経過とともに、花姿が衰え、咲き始めの頃の清々しい美しさは次第に失われていきますけれど・・・・・・。
それでもなお、同一の花が、臆することなく、相変わらず凛とした佇まいで、長い期間咲き続けます。
来る年の4月には、また年を重ね、さらに高齢になっていく身。
そんなことにはひるまず、白いクリスマスローズのように、何時までも凛とした佇まいで、心豊かに生きられたらいいのですが。
日々、自分磨きをし、その年の冬を迎えたなら、一年の努力の成果を実らせ、私の真っ白な花を美しく咲かせたい。
クリスマスローズのように。
そんなイメージかしら。
またまたイメージ先行の、格好いい言葉ばかり並べてしまいました。
有言不実行の私ゆえ、どうか笑って聞き流してくださいね。
願うだけでも良し、と自分に甘い私です
観念的過ぎて、わかりにくい目標ですが、来年の具体的な目標は、まだ何も決めていません。
今のところ抱いている私の思いは、、毎日を「今日が一番素敵」の気持ちで、自分磨きをしながら大切に丁寧に暮らすことです。
年が明けて、このブログでお伝えしたいような具体的な目標ができたなら、その時はお知らせしますね。
今日は30日。
とは言っても、今回の記事はすべて、前の連続投稿終了後、ぼつぼつ書き留めていったものです。。
その間に、長女宅でクリスマス会もしましたが・・・・・・。
その思い出記述は、来年に回します。
もうこれ以上、ブログにかかわるのは無理そうです。
何だか中途半端な今年のブログの締めくくり方ですが、来年もよろしくお付き合いのほどお願い致します。
皆さま、どうぞ清々しい良いお年をお迎えくださいませ。
シニアーのカテゴリーから、丁寧な暮らしに移行してまだ間もない私でしたが、たくさんの温かな応援、本当にありがとうございました。
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花のように泉のように