今日こそ、次女宅での、敬老の日の団欒について綴りますね。
脱線もいいところで、三回目にして、やっと本文にたどり着いた、といったところでしょうか。
とはいえ、、特別変わったこともなく、いつものように和やかに過ぎた夕餉の時間。
私にとり、若夫婦家族と過ごすひと時は、いつも至福そのものです
わが身の幸せを、心からかみしめられる時間といっていいでしょう、
けれど、そんな楽しいはずの時の流れの内に、たまに不安がよぎることがあるのも、これ、また人生ですね~
その不安とは、旦那さまの様子でした。
訪れる度にポストカードの柄が変わっていて愉しんでいる私です。
次女宅に出かける前に、しばらくかれんちゃんを我が家で預かることに。
次女のMちゃんは、その間、K君が練習に励む野球のグランドへと、赴きました。
かれんちゃんは、相変わらず大好きなおじいちゃまにべったり。
この日は、夕食の準備からは解放され、私も余裕の身です。
むろん一緒になって、かれんちゃんのお相手を愉しみました。
数時間のことに過ぎませんでしたが、その後、次女宅に行ってからの旦那さまの様子が、何だか変。
とても疲れた様子で、その内ソファーに体を横たえてしまいました。
数時間のことながら、かれんちゃんのお相手で疲れ切ってしまったようです。
その姿を見て、なんだか私はとても不安になりました。
もう我が家で、孫を預かることはできないのかもしれない、と。
夫が病気になる前は、孫が数日間、我が家に寝泊まりし、面倒を見るのが当たり前な時もありました
一週間預かった事もあります。
さすがに、それは私がとても元気だった、50代の頃の事ですが。
前回の記事でも触れましたが、夏休みには、孫と夫婦三人で旅行もよく楽しんみました。
私の様に家事に縛られることのない旦那さまは、身をすべて孫たちに明け渡し、一日中よく相手をしてくれたものでしたが。
この度の次女宅での夫の様子を見て、現実の厳しさを改めて思い知る結果に。
肝臓がんを患い、数度の手術後、しばらく経過した頃の事だったでしょうか。
「長時間、孫を預かるのはもう無理」と言った大層弱気な言葉を夫が口にし、私は傷ついたことがありました。
「私の楽しみを奪わないで」と反論し、しばらく塞ぎ込んだものです。
その時からある程度の覚悟はできていたつもりです。
夫に遠慮で、孫を積極的に我が家で預かることは控えるようになりました。
けれど、つい最近、次女のMちゃんに話したばかりです。
「パパはともかく、私は以前と比べると、体調も随分よくなってきたから、かれんちゃんの保育園のお迎えを、交代でして上げてももいいわよ。」
と。
私は、非現実的なことを語ってしまったのかもしれません。
いえいえ、そんなことはありません。
「おじいちゃまは病気だから」と言って、距離を置かせ、私が孫を独占できる良い機会かもしれませんものね~
今まで、孫に関しては、多少夫にジェラシーを抱いていた私ですから。(笑)
孫を預かる日は、手早く家事を終了し、心行くまで相手をしてあげたいものです。
さて次女宅に招かれた日の、印象的な思い出話をもう一つ語らせていただきますね。
それは、次女婿のHさんが、私に何気なくしゃべった一言についてです。
「お母さんは、今日は珍しくよく食べましたね~いつも、ほとんど食べないじゃないですか」
確かにそう言われれば、その通りの私。
ですから、私は応えました。
「胸がいっぱいで、食べられなくなってしまうのよ」と。
若夫婦の楽しい語らいや、会う度に一段と成長した孫たちの様子を見ていると、その幸福感でお腹が一杯になってしまう様です。
もっと現実的な訳もあります。
食欲旺盛な若夫婦や子供たちに、私の分も譲りたい、といった思いも。
私が手料理を供する時は、キッチンで立ち働いているときに、味見でつまみ食いもしているせいもあるでしょう。
でも、お婿さんのそんなさりげない言葉に、なんだか心温められた私です。
意外なことに気が付いて、気にかけてくれていたのですね~
でもご心配は無用。
上の幸せな理由のほかに、食べないことは、今の私にはプラスに働いても、マイナスにはなりません。
でもそのプラス効果は、一向に目に見えないのですけれどね。
食欲の秋となり、体重は増加気味の私。
気を付けたいところです。
この後、私の身には楽しいイベントが続々と訪れます。
K君のバイオリン発表会、K君とかれんちゃんの運動会、家族全員揃ってのかれんちゃんのお誕生会、ご近所の仲良しさん達とのお食事会など・・・・・・
元気で、すべての秋のイベントを迎え、心行くまで楽しみたいものです。
良い事、辛い事、いろいろな出来事が多彩な織り糸となって、人生は紡がれていくものですね~
割と平坦だった道が、年を重ねるにつれ、デコボコが多くなり、身に応えるのは確かです。
でも、それを実感しつつも、荒れてきた道をじっと見つめるのではなく、
いつも青空を仰いで日々を過ごせたらいいなぁ~、と思う日々。
禍を転じて福と為すの言葉通り、前向きの心構えで、頑張らなくては・・・・・・・
それにいたしましても、この度の御嶽山の噴火による被害者の方々に、なんとお見舞い申し上げればよいのか、言葉が詰まります。
山好きの妹夫婦のこともあり、他人事にはとても思えません。
その場に妹夫婦がいてもおかしくないような出来事でしたから。
今の日本列島の荒れ様に、私達は身をどのように処していけばよいのか、と言った慄然とした思いにもなりますが・・・・・・
先々のことを心配して暮らしては、身が持ちません。
備えは十分にして(私は十分ではありません)、やはり青空を仰ぎ、毎日を大切に送ること以外、私には選択の道がありません。
皆様も、おそらく同じ思いでいらっしゃることでしょう。
噴火に限らず、シニアーの登山ブームで、悪天候や、滑落による事故などの報道を、最近は新聞で度々目にします。
登山者の方々は、くれぐれもご注意下さいね。
ご覧下さいまして有難うございました。
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