ナツツバキ
昨夕あたりから、梅雨が近し、を感じさる空気の肌触りでした。
じわ~と生ぬるい暖かさが、体を包みこむような感じ。
湿度が高くなってきたのが分かります。
九州は、すでに梅雨入りしたそうですね~(沖縄だったかしら?間違っていたらごめんなさい。)
もうすぐ暑さとの闘いが始まる、と思うと、心が幾分身構え、覚悟する心境に。
歳を重ねるごとに、夏の堪え方がひどくなる一方ですが、去年は特に大変な夏でした。
いま振り返ると、よく乗り越えられたものと、我ながら感心します。
苦労とは、その渦中にいる時は辛いと思っても、ただ気力で夢中になって、やり過ごしてしまうものですね~
苦労と感じる心の余裕すら失い、辛さは素直に受け止めつつも、頑張るしかない自分がいます。
苦労と感じた途端に、その重荷は数倍になって跳ね返ってきます。
ですから、そう考えないように努めてしまうのでしょう。
それは、気持ち次第で、重くも軽くもなりますもの。
独房で寝起きする囚人でも、日々空を見上げて過ごす人と、床ばかり見つめて過ごす人では、心模様がまるで違ってくる、
と語った文章を、若い頃、目にしたことがあります。
空を見上げ、希望を失わない限り、人はひどく落ち込まないでいられるものかもしれません。
去年の今頃は、私は意味不明の息苦しさに毎日襲われ、呼吸がうまくできないために、弱々しい声しか発せられなくなった時期でした。
一方、夫は、肝臓がんの再発で、6月に小手術、7月には肝臓を三分の二切除すると言った大手術に臨みました。
私も同病院で受診し、診断の結果は、頚椎脊髄症。
首にコルセットを装着して、連日1時間かけて、夫が入院する都心の病院に通い続けたものです。
更に、地震の恐怖も、まだ拭えない時でした。
しかし不思議と、気分が落ち込んだり、暗くなったりすることはありませんでしたね~
もしかすると、そんな辛い状況でも、楽観的な性分が幸いし、常に空を見上げて暮らしていたのかもしれません。
今となっては、あまりに夢中で過ごした時期でしたから、その頃の自分の心理状態を思いだす事さえできません。
しかし、いま振り返ると、あんな苦労は、もう二度としたくない、とつくづく思います。
よく頑張って乗り越えたものと、自分を褒めてやりたい心境にさえなります。
苦労とは、後で振り返って、その大変さに気が付き、感慨に浸るもの。
そのように感じています。
ナスタチウム
今回の白アリ騒動も、私にはかなりのショックな出来事でした。
マイホームへのこだわりと愛着には、特別なものがありますから。
余程堪えたのか、それ以来、睡眠が浅くなってしまい、異常に早く目が覚めます。
今日も、結構爽やかに目が覚め、朝が訪れたと勘違い。
ところが、時計を見ると、まだ真夜中の1時半。
とてもがっかりしました。
3時間少々しか休んでいないことになります。
最近は、こういったことが多く辟易しますが、そのような時に、変に気まじめに対処しないのが私の性格。
眠くなれば、また寝ればいいだけ、といい加減な結論を出し、いったん起きて、深夜にパソコンに向かったりしています。
去年の苦労に比べれば、取るに足らないような小さな出来事ですが、今回も、疲れてこそはいるものの、ひどく落ち込んだりはしませんでした。
きっと、後々振り返り、あんな思いは二度としたくない、と思う時が来るのでしょうね~
さて、その白アリ騒動のその後についてですが、昨日の昼下がりから工事が始まりました。
突然の事でしたが、幸いにも、現場の状況は、思わぬ好転続きで、良かった、良かった、と胸をなでおろしてばかりいます。
今日はそのことについて、書く予定にしていたのですが、キーボードを打ち始めると、全く別の話題になってしまいました。
この報告は、明日に回したいと思います。
まだ時刻は3時過ぎ。
村上春樹の読み掛けの本でも、しばらく読むことに致しましょう。
恐らくもうひと眠りできるでしょうから、朝、目覚めたなら、身支度を済ませ、文章を多少推敲して、投稿するつもりです。
皆さま、ではおやすみなさい。
ご訪問下さいまして有難うございました。
今日も、良い1日でありますように♪