東山魁夷作 森装う(習作)
(最後に私の思いも綴っています。)
辛抱する心
どんな人がいい人で、どんな人がわるい人か、それは一概にはいえないけれども、
国の法を犯す人はもちろんのこと、おたがいによくない人だと思う人びとは、浜の真砂(まさご)のつきざる如く、
昔も今もいっこうになくなりはしない。
万物すべてかくの如し。
真善美を求めるのは、人みなの思いだが、どんなに求めても、美ならざる者、正ならざるものは、やはりなくなりはしない。
それはいつの世にも美なるものと相まじわって存在し、美醜とりまぜて、それでこの自然が成り立っているのである。
この世の中が動いているのである。
だからこそ、おたがいに辛抱ということが大事なのである。
寛容の精神が大事なのである。
いい人もいるけれども、よくないと思う人もなかなかなくならない。
それが世の中というものであるならば、辛抱と寛容の心がなかったら、いたずらに心が暗くなるばかりで、
この世の住みにくさを嘆くだけであろう。
人と人とが相寄って、毎日の暮らしを営み、毎日の働きをすすめているのである。
いい人ばかりではない。
いろんな人がいる。
だからおたがいにいますこし辛抱と寛容の心を養いたいものである。
松下幸之助著「道を開く」より」
我が家の夕食の献立
ちらし寿司・煮豚・わかめサラダ・かきたま汁
ちらし寿司
とても簡単!或いは雑と言った方がいいかもしれませんが。
以前は、具をすべて個別に調味をしていましたが、今回の料理法を覚えてからは、いつもこのレシピで作っています。
一部の具は、前のレシピ通りで、少々味を濃いめに付け、アクセントにしています。
私はいつも多目に作り、二回分くらいは冷凍します。
多忙時など、それを利用すると、すぐ具がたっぷりの栄養満点のお寿司が食べられ、大変重宝します。
更に、あなごなどを散らすと、もっと豪華になりますね。
お客様に供する時は、そうしたいです。
ちらし寿司
<材料>
米・・・・・・・・・・3合
合わせ酢
塩・・・・・・・・小匙1.5
砂糖・・・・・・・大匙3
酢・・・・・・・・大匙4.5
☆、この分量ですと、酢加減が非常にマイルドです。
これで、十分美味しいですが、お好みで合わせ調味料の分量を加減して下さい。
合わせ酢(お米5合の時)
酢・・・・・・・1/2カップ
砂糖・・・・・・50g
塩・・・・・・・20グラム弱(私は15グラムくらいにします
化学調味料・・・・小さじ1(普段は使用しません)
家族4人の時は、土井勝氏の料理本に載っているこの合わせ酢で、長年作っていました。
具 (お米三合分の分量です)
油揚げ・・・・・・2枚
干し椎茸・・・・・3個
ごぼう・・・・・・100グラム
人参・・・・・・・3センチ
ゆでたけのこ・・・適宜
だし・・・・・・・2カップ
砂糖・・・・・・・大匙1.5
みりん・・・・・・大匙2
薄口しょう油・・・大匙1.5
酒・・・・・・・・大匙2
その他の具
かんぴょう・・・・20g
煮だし・・・・・・3カップ
砂糖・・・・・・・大匙5
みりん・・・・・・1/4カップ
塩・・・・・・・・小匙1
薄口しょうゆ・・・大匙3
れんこん・・・・・1節
甘酢
酢・・・・・・・1/2カップ
だし・・・・・・1/2カップ
砂糖・・・・・・大匙31/2
飾り
絹さや・・・・・・10枚
紅しょうが・・・・少々
錦糸卵
卵・・・・・・・3個
塩・・・・・・・小匙1/4
片栗粉・・・・・小匙1/3(倍量の水で溶く)
大正えび・・・・・6個
合わせ酢
酢・・・・・・・・大さじ2
だし・・・・・・・大さじ3
砂糖・・・・・・・小さじ1
塩・・・・・・・・少々
<作り方>
① ご飯を炊きます。
米は炊きはじめる1時間前に洗って、米の分量の1割増の水に5㎝の昆布、酒大匙2を加えて1時間浸し、炊きます。
② ごぼうは笹がきにして水につけ、あくを取ります。
油揚げは、油抜きをして2㎝長さのせん切りにします。
ゆでたけのこも、同様の細切りにします。
干ししいたけも戻して、せん切りにします。
③ 鍋にだし、油揚げ、しいたけ、戻し汁、ごぼう、ゆでたけのこを入れて火にかけます。
煮立ったら、あくを取り、調味料を入れて落とし蓋をして煮ます。
煮汁が少なくなったら、人参の短冊切りを加えて、一煮します。
④ かんぴょうは洗って塩でよくもみ、ぬるま湯に付けます。30分位付けた後、4~5分煮、一度ゆで汁を捨てます。
煮だし3カップを入れ、砂糖大匙5、みりん1/4カップを入れ、中火で7~8分煮、あくを取り、塩小匙1と薄口しょうゆ大匙3を
入れて 5分間たきます。
⑤ 絹さや(或いはさやいんげん)は筋を取って、塩一つまみを入れた熱湯でさっとゆでせん切にします。
⑥ えびは背ワタをとりゆで、、ゆで殻をむいて合わせ酢に浸します。。身が厚ければ、半分にそぎ切りにします。
⑦ 卵は割りほぐし、調味して薄焼き卵を作ります。
⑧ 合わせ酢の材料を鍋に入れ、一煮立ちさせ、砂糖を溶かしておきます。
⑧ ご飯はむれたら酢布巾で拭いたすし桶に一気に入れ、温めた合わせ酢を木じゃくしを伝わらせて回しかけます。しゃくしを横にしてご飯 を切るようにさばきながら混ぜます。この時、うちわで手早くあおぎながら混ぜて冷ますと光沢のあるふっくらとしたすしご飯が出来上 がります。
④ ざるにとって汁気を切っておいた具をもう一度軽く絞り、まだすし飯が温かいうちに載せ、ざっくり混ぜます。
⑤ その他の具も彩りよくのせます。
煮豚
調理が実に簡単で、とてもおいしいです。
是非お試しになって下さいね。
<材料>
豚もも肉(または肩ロース)・・・・・・・700gを2本
塩、こしょう・・・・・・・・・・・各適宜
煮汁
水・・・・・・・・・・4カップ
酒・・・・・・・・・・1カップ
しょうゆ・・・・・・・1/2カップ
たまり醤油・・・・・・1/2カップ
ざらめ・・・・・・・・大匙2
みりん・・・・・・・・1/2カップ
香味野菜
にんにく・・・・・・・1かけ
皮つきしょうが・・・・30g
長ねぎ 青い部分・・・1本分
ししとう・・・・・・・・・ 適宜
長ねぎ・・・・・・・・・・ 適宜
たこ糸
<作り方>
① かたまり肉に塩、こしょうをたっぷりふり、形を整えて、タコ糸で軽く巻きます。
② 鍋に煮汁の材料を入れて一煮たちさせ、香味野菜を加えて①を入れ、ふたをして中火弱で50分位煮ます。
時々肉を回しながらまんべんなく火が通るようにし、50分ほどしたらみりんを加え、 さらに10分ほど煮て出来上がり。
煮汁はこして、たれとして添える。
③ ししとうは縦に包丁の葉先で切れ目を入れ、長ねぎは3センチ長さに切り、たけ串にさし、グリルで焼いて②に添えます。
☆ 私は竹串を使用したことは一度もなく、そのまま載せています。それで十分見映えします。
わかめサラダ
<材料>2人分
カットわかめ・・・・・・・・・・3g
サニーレタス・・・・・・・・・・1枚
焼きのり・・・・・・・・・・・・1/2まい
きゅうり・・・・・・・・・・・・1/2本
ねぎ・・・・・・・・・・・・・・10センチ
ドレッシング
しょうゆ・・・・・・・・・・・大さじ1/2
酢・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
砂糖・・・・・・・・・・・・・小匙1/2
ラー油・・・・・・・・・・・・小匙1/2(私はごま油を使用することが多いです)
<作り方>
① わかめは熱湯に5分つけてもどし、水気をよくきります。サニーレタス、焼きのりは一口大にちぎります。きゅうりは小口きりにします。
② ねぎは5センチ長さに切って、芯の青い部分は除き、ごく細いせん切りにします。
③ ボウルにドレッシングの材料を入れてよく混ぜ、わかめ、のり、きゅうりを加えてあえます。サニーレタスを敷いた器に盛り、②を散らします。
☆ 彩に、トマトもくわえました。
私は長い人生を振り返り、悪い人に出会ったことがあったかしら、と。
なかった、といってもいいほど、現実社会は穏やかな人生でした。
多少の意見の対立はあり、揉め事も無きにしも非ずですが、それは根に持ち続ける程の事ではありませんでした。
辛抱というほど大袈裟なことではありません。
お互いに寛容の精神が働き、認め合うまでに行かなくても、その人の人柄として、次第に受け入れているものです。
価値観の相違は、生きてきた環境により、違うのは止むを得ないことですもの。
余りに生きる姿勢や雰囲気が違う人は、深入りしないお付き合いを心がければいいだけです。
しかし、新聞などマスコミの報道を通して、信じられないような悪人を知ることになりますね。
刑事事件を目にすると、被害者はむろん、私はその犯罪者の不幸な人生背景や生い立ちにまで想像力が及んで、
複雑な思いになることが、過去にはよくありました。
けれど、最近は残虐な事件が多すぎますね~
辛抱や寛容が通用しないような人には出くわしたくないですが、
万一出遭ったなら、運命として諦めるか、必死で逃げるしかありません
そう言えば、私にもありました。
私は、投資顧問に騙されたのかも。
いくら辛抱しても、報われませんでした。
でも、投資は自己責任ですから、恨んでも仕方ありません。
そう思い、潔く運命として諦めました。。
いたずらに心を暗くしたのは、ほんの一時期だけ。
尾をいつまでも引くことはありませんでした。
それを償うために、五年間の貯蓄目標を立て頑張り通したことで、気持ちが一層整理され良かったです。
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように