今日も四月の思い出記事です。
四月はイベントが多く、私の心は実にいろんな方向に振れ、変化に富んだ日々でした。
同窓生Nさんのお別れ会の後、眠りが浅くなり、帰広の疲れか、体調も今一つでしたが。
次第に元気になっていきました。
今日の思い出記事は、お別れ会に出かける少し前のこと。
日付は4月8日。
桜が咲き、自然界がひときわ華やいで見える頃のことです。
その光景にふさわしい、家族の集いと言っていいでしょう。
私のお誕生月でもあり、そのお祝いも兼ねてくれていましたが・・・・・・。
75歳になり、後期高齢者という名称が付いた世代に突入。
何だか、あまりおめでたい気分にはなれなくて。
嬉しさと喜びを噛みしめたのは、長女宅の孫息子R君の大学合格と、桜ちゃんのお誕生祝でした。
国立を最初は目指していたR君。
ですから、本人にとっては、第一志望とは言えなかったのかもしれないけれど。
私は、大満足。
R君の人柄や雰囲気にはぴったりの学校と思い、私も薦めた経緯があったからです。
模試の結果からでは、合格は微妙な難関大学でしたが、受かって本当に良かった。
夢のようでした。
ところが長女宅に次女家族も訪れ、お祝いの会を始めようというのに、出かけて留守のR君がなかなか戻ってきません。
ママのイライラが、次第に高じていくのが、はたで見ていてもよく分かりました、
R君は、時間にルーズなところがあり、高校生の時、遅刻は度々のことだったようです。
長女Mちゃんのまたか、といった気持ちも分からないではありません。
画像の料理はすべて長女の手作りです。
以前、我が家に家族が全員集まった時のこと。
次女家の孫息子、K君の中学校に於ける成績の話になりました。
その場にいたのは、私と、R君、K君の三人だけでしたが。
K君の成績が良いのに感嘆したR君。
その時、悪びれもせず、率直に漏らした感想が、私は今も忘れられません。
「頑張ってるなあ~。僕は最初からつまずいたよ」と。
その時、自分が陥った苦境を、冷静に顧みられるR君に私は感心したものです。
R君も中学の受験では、K君の在学している学校とあまりレベルの変わらない超難関校に合格しました。
しかし、その後は順調とはいかず、両親を随分心配させました。
遅刻も多く、授業中は居眠りをよくしていたようです。
頭はとても賢いと、両親も認めるところだったのですが、
やる気が起きず、受験勉強中も周りは心配するばかり。
私にとっても、孫の中で唯一、気がかりの対象でした。
でも心はとてもやさしい。
思考レベルは高いのでしょう。
国語力は優れていました。
そんなR君が、一浪して入った大学。
両親にしてみれば、自分たちと同じく国立の大学で学ばせたかったのでしょうが。
私は、心から喜んでいます。
広島にR君と二人で日帰り旅行をした時も、今後の暮らし方など、私の意見も、少しだけですが話させてもらいました。
大学生活はきっと、中高生活の反省に立って、目を輝かせ、有意義な日々を刻んでくれるものと期待しています。
ただ一つ、心配なのは授業中に、また居眠りばかりしないか、と。
私は眠くなるのは、R君の意思にかかわらず、体質的なことが起因しているのでは、と少し懸念していましたから。
つい最近、R君のママ同様に、とても学業優秀だった次女にその話をしたところ、
「大学の講義なんて、寝るのは当たり前。
私もしょっちゅう居眠りをしていたわよ」
と。
そういえば、私もそうでした。(笑)
少々、心配のし過ぎですね。
その内、R君も戻ってきて、家族揃ってのお食事会は、とても盛り上がり、楽しい話題が尽きませんでした。
長女婿、Hさんが、一曲ピアノ演奏をしてくれました。
高校生になった桜ちゃんが演奏したのは、ベートーベンの「悲愴」
音大を目指せるほどの腕前です。
この時、驚いたことが幾つかありましたが、一つは、よいニュースながら、もう少し落ち着いてからご報告します。
もう一つの驚きは、さっちゃんのはいているジーンズの膝のあまりに大きな穴。(笑)
ファッションとは言え、ちょっと大きすぎないかなあ~?
そしてまたの驚きは、次女からのさっちゃんへのプレゼント。
何とデイオールの口紅。
無職に近い色でしたが。
高校生になるさっちゃんには、早すぎなあ~い?
こんな感想を抱くのは、私だけ。
時流についていけなくなる一方の私です・
今風のさっちゃんのおしゃれのセンスは、抜群。
奇抜なところもあるけれど、上品。
いつも感心します。
とは言っても、この度のジーンズの膝の大きなほころびは、何だかちょっと。
そんなこんなで、楽しい家族の集いながら、新鮮な驚きもあった一日でした。
最後は手作りのシャーベット。
R君、さっちゃん、本当におめでとう。
改めてお祝いの言葉を述べ、今日の記事は終わりにします。
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ありがとうございました。
花のように泉のように