今日は昨日の続き、次女家の孫息子、K君にまつわる行事のお話です。
まずはバイオリンの発表会。
練習熱心なK君の演奏は、実に見事でした。
K君だけ、無伴奏でバイオリンを弾いたため、その音色が、一層際立って、私の胸に沁みました。
私はK君のバイオリン好きな様子を見ていると・・・・・・。
もっと優秀な先生につき、本格的なお稽古に臨める環境を整えてあげた方がいいのでは、と思いもするのですが・・・・・・。
ママに、その様に助言したこともあります。
けれど、今の先生の温かな指導が、K君のバイオリン好きとお稽古の熱心さの一番の理由かもしれませんから、難しい選択ですね~
さくらちゃんの記事でパパと義父さまのクラシック音楽への造詣の深さについて触れましたが、次女家の義父さまも同様で、パパもクラシックをこよなく愛する人です。
いつか義父母様の別荘をお訪ねしたところ、とても高価で知られた有名な音響機器が、鎮座するかのようにありました。
本格的な音響機器を揃えておいでなのは、長女の義父さまのお宅も同様です。
それに比べ、我が家のは、ビクターのコンパクトなオーディオ。
ウッドコーンスピーカーの音色の美しさが一時評判になり、新聞でも話題になった機器ではあるのですけれどね。
実は、ここしばらくは故障中のまま。
新築時、二部屋の天井に、ボースのスピーカーを取り付けたのですが、故障してからは、それも修理しないまま。
そのため、音楽に少々飢えている私です。
けれど、聴かなくても、多少のストレスはあるものの、暮らしに支障を来すわけではありません。
私の音楽への思いは、その程度。
孫たちには、両家の義父様の影響を受けて、心から音楽を愛する人になってほしい、と私は願っています。
もう一つの行事は運動会。
そこでも大活躍のK君でした。
徒競争は、一等賞。
ママの話では、地域の少年野球部の週末の練習で、かなり走り込んでいるからのようです。
手前がK君です。
更に感動したのは、K君の学年の生徒さんたちが、凛々しい顔つきでソーラン節を踊る姿でした。
一学年下の生徒さんたちが、沖縄の民謡に合わせて演技をした時も、同様の思いになりました。
今年に限らず、私は毎年、この民謡演技を観ると、とても心を打たれます。
数年前、このブログにその思いを綴ったこともありました。
なぜこんなに私は感動するのでしょう。
我が国の将来を今後担う子供たちに、民謡がとてもふさわしく感じられてしまうのですよね。
「日本の子供たち頑張れ!これからは、あなた達の時代ですよ」
と、思わず大きな声をかけたい心情に。
よい意味でのナショナリズムが、私の心に湧き上がるようです。
子供たち本人も気が付いていないかもしれないけれど。
民謡を踊るときの顔は、普段見られないほどの凛々しさに満ちていて、生き生きしています。
子供たちの心にも、潜在的に、私同様のナショナリズムの高揚感があるのでは、と思ってしまうほどです。
もう一回、かれんちゃんがこのソーラン節を踊ってくれることでしょう。
まだ五年以上先の事ですが。
私は、それまで元気でいられるでしょうか。
運動会では、もう一つK君の晴れ舞台がありました。
けれど、私の思い込みの勘違いで、それを見落として、本当に残念!
ママの私への伝え方が悪かったのが、その原因だったのですけれどね。
運動会の前、Mちゃんんから聞いた話では、「K君が、運動会の最後に、言葉を述べるみたいよ」でした。
その表現では、挨拶の言葉を連想しませんか。
そう思い込んでしまった私です。
閉会式の時、グランド正面のテントの前に置かれた壇上がよく見えるところに移動して、わたしはカメラを構えていました。
二人の生徒さんが、自己紹介した時、その一人がK君だったところまでは確認できたのですが。
校長先生の閉会の挨拶後、六年生の女子生徒さんが続いて、実に立派な言葉を述べました。
とても感心した私です。
けれど、待てど暮らせど、K君の挨拶はないまま、運動会は終了、解散になってしまいました。
拍子抜けの私。
撮り損なった閉会式のK君の写真の代わりに、その日のお弁当を載せます。
巻きずしとお煮しめは、私からです。
次女のMちゃんからは、かなり離れた場所で、カメラを構えていたわたしです。
人だかりで混雑する細い通路を通り抜けて、娘のもとに行き、尋ねました。
「K君の挨拶なんてなかったじゃないの?」と。
Mちゃんが応えるには、
「ごめんね。挨拶じゃなくて、閉会式の司会だったわ。Kが話していたでしょ?」
確か三年生の時の事です。
駅前の広場で東北の震災のためのチャリティーバザーが催され、そこでK君の学年が、コーラスを披露しました。
その時、代表で挨拶をしたK君。
その声が青空に届くかのように澄んだ大きな声で、その純真な響きに、強く心打たれた私でした。
今回も同様だったのでしょう。
それなのに、私はK君の登場を今か今かと、待ちわびるあまり、その司会の言葉に全く注意を払っていなかったようです。
何ともお粗末な、私の思い込による大失敗。
頭をすぐ切り替えられない、自分の頭脳の情けなさ。
これも年のせい、と思うことにしましょう。
いそいそと出かけた数々の孫の行事。
孫たちの健やかな成長を再確認でき、わたしの一人暮らしの生活の喜びと励みにとてもなりました。
夫が元気なころは、いつも一緒に観たものですが。
今は、必ず遺影をバッグに入れて、出掛けるようにしています。
きっと、夫も共に楽しんでくれたに違いありません。
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