クリスマスツリーの飾り付けが、娘のおかげで、12月のはじめに終わりました。
半年足らずで80歳になる身ですが。
やはり嬉しい。
心が華やぎます。
童心に返ったような、気持ちにもなれます。
そういえば、物心が付いた頃から、家にはクリスマスツリーが飾られていました。
とてもささやかな物だったという記憶があります。
それでも嬉しくて嬉しくて仕方なかった私。
そのツリーが一気に豪華になったのは、夫の転勤で海外暮らしが始まってから。
当たり前のことのように、クリスマスシーズンになると、家族揃って本物の大きなもみの木を買いに、
出かけました。
このシーズンが終わりに近づくと、クリスマスセールがあり、ツリーに飾る本格的なオーナメントを
毎年買い揃えるのも楽しみでした。
揃えたものは、すべて木製なので、今でも使用できます。
その頃は、一月の中頃まで、飾っていました。
もみの木のかぐわしい香りが、お部屋にたちこめたものです。
今は、それが人工のもみの木に。
一回り、いえ二回り位、小さくなりました。
幸いな事に、我が家の居間には、ツリーがとてもよく似合います。
もしかすると、私はそれを願い、イメージして、マイホームの図面を描き上げたのかもしれません。
信じていただけないかもしれませんが、マイホームの見取り図は、数年掛けて私一人で完成させました。
ひと隅の変更もなく、その図面通りに建てられた我が家。
私は、夢が叶い、ツリーがとても似合う家に暮らせる幸せを・・・。
クリスマスシーズンになると、いつもかみしめます。
70代前後までは、一人でできた飾り付けが、いまはもう無理。
でも近くに住む次女が、重たいツリーの木を二階の納戸から持ちだし・・・。
結構真剣な顔つきで、全体のバランスを考慮しながら、完璧に飾り付けてくれます。
でき上がると、私は歓声。
娘に「ありがとう!」と心から言い、お茶を一服入れて、今年もその労をねぎらいました。
今年は、飾り付けに当たって、珍しく目標のイメージがありました。
高島屋から毎月送られてくる小冊子に載っていた、桐島かれんさんのお宅のツリーです。
いままでは、どちらかというと、シックなイメージのツリーが目標だったかな。
おそらくデパートに飾り付けられたツリーの影響かな。
色使いは押さえて、モダンな雰囲気に。
我が家のツリーはどんなに頑張っても、それは無理なことだったのですが。
ところが、桐島かれんさんのお宅のツリーはまるで違いました。
クリスマスらしい赤がふんだんに取り入れた満艦飾と言ってもいい、可愛いツリー。
その画像に一目惚れ。
Mちゃんにそれを見せると、同様にとても気に入って・・・。
でも去年とあまり変わらない。
今迄は避けていた、赤色の球のオーナメントを使用したことくらい。
娘のお蔭でいつも通りのツリーが完成。
60代の初め頃までは、クリスマスになると、娘家族と一緒に、私の手作りの料理で
クリスマスを愉しむことがほとんどでしたが・・・。
もうそんな気力も体力も無くなってしまいました。
最近は、次女宅か長女宅に集って楽しむように。
自己満足に過ぎない、クリスマスの飾り付けかもしれないけれど・・・。
この様なイベントを楽しみにして暮らす限り、若い瑞々しいを感性を多少でも失わないでいられそう。
私の元気の素。
そう思っています。
私の孫たちが一番気に入り、長い年月に亘って遊んだ玩具です。
今は廃館なってありませんが、渋谷の児童館や青山の子供の城にも置かれていました。
少しずつパーツを買い揃えていき、我が家では下の画像の様になりました。
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