お友達との恒例のお食事会が催された翌日は、次女家の孫娘、かれんちゃんのバレエの発表会がありました。
二日続けての外出は、自分の体力に自信がもてない私は、できるだけ避けたいところですが。
孫のためとなると、そんなことは言っていられません。
お花のブーケをまた買い求め、愉しみにしてお出かけ。
隣町の公会堂のホールに入ると、次女が手招きし、迎えてくれました。
通路を挟んだ離れた席では、かれんちゃんがお友達と楽しそうにふざけています。
晴れやかな舞台出演を前にしても、緊張している様子は全くなく、元気いっぱい。
いつもと違うのは、お顔が舞台化粧で、見違えるようにくっきりとした目鼻立ちになっていることでした。
舞台撮影は、残念ながら禁止でした。
バレーの発表会は、私にとっては馴染みのある場所です。
妹が、就学前から中学生になるまでお稽古に励みました。
そして、郷里で一番大きなバレエ団の子供のプリマドンナとして大活躍したのです。
世界的にも有名なバレリーナー森下洋子さんも、郷里に戻られた時だけ、このバレエ団に所属されていました。
一方、私は幼い頃から体が弱かったため、母は、私には絵画のお稽古をさせてくれました。
母には、子どもの才能を見抜く能力が、もしかするとあったのかもしれません
私は、朝日新聞主催の全国絵画コンクールに入賞したり、夏休みの練習帳の裏表紙に私の絵が掲載されたり、と。
地味ながら、チョッピリの活躍でしたが。
母と一緒に妹のお稽古を見に、バレエ教室にも頻繁に足を運びました。
妹が先生になり、バレエ教室学校遊びに興じたりしたものです。
ですから、バレエのポーズなら、今でも多少はとれますよ。
お稽古はしていなくても、幼い頃、見て自然に学んだことは、意外に体に染みついているようです。
かれんの発表会が終わり、帰宅後、姿見の前で、バレエのポーズを取って楽しんでしまいました。(笑)
晴れ舞台の日、孫に贈ったお花です。
可愛くまとめて下さい、とお願いしたのに、近くで買い物をして戻ると、
とんでもなく大きな花束が出来上がっていました。
そんな私ですから、生徒さんの演技を見て、練習の成果の見分けくらいは容易につきました。
幼い子供たちは,ただただ可愛いだけですが。
大人の生徒さんの演技では、手の動き、体や首のそり方で、優美さがまるで違いますものね。
さて、かれんちゃんはどうだったでしょう。
2名で「宝石の歌」というタイトルの踊りを披露してくれました。
何も期待せず、無事にに終わってくれればと願うだけの私でしたのに。
思いがけず、かれんちゃんが落ち着いて美しく丁寧に舞う姿に、びっくり。
一つ一つのポーズが、子供なりに美しく決まっています。
傍にいたママに、
「とても上手!感心しちゃったわ」
と心からの褒め言葉を。
頑張り屋さんのかれんちゃんらしい、と納得のばあばでした。
お稽古ごとも、継続が大切ですね~。
上手下手よりも、好きになって、心から愉しめることが一番大事なのでしょう。
今のかれんちゃんは、まさにその様のようです。
私は幼い頃から就学後もしばらく通った絵画教室でしたが、
その時の経験が、有形無形に私の人生をいかに潤し豊かにしてくれたかわかりません
孫たちもいろいろなお稽古ごとに励んでいます。
その体験が、将来の人生で大なり小なり生かされて、心豊かな人生を送るための肥やしになることを願っています。
相変わらずピンボケですが、画像の雰囲気と構図が気に入った一枚です。
姫アガパンサス
昨日の追記で既にお知らせしたことですが、今日で五月の日記は終わります。
しばらくお休みして、6月の日記をまた更新するつもりです。
6月も、大学時代の親友との久しぶりの再会、中高の同窓会、その先に、妹との野球観戦、と相変わらず楽しい行事が控えています。
夫がなくなり、家計の事情は以前とはまるで違う私です.
予算をオーバーしないように、常に家計費を切りつめてのお遊びですが・・・・・・。
体調を整えて、心から愉しみたい、と願っています。
日々、夫への感謝を決して忘れないで。
梅雨時の、蒸し暑いお天気の中、皆様も、くれぐれもご自愛の上、素敵な日々をお過ごしください。
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