6月23日は沖縄の慰霊の日でした。
テレビでは、その式典の様子がたびたび取り上げられ、報道されていました。
太平洋戦争の末期、沖縄で繰り広げられた戦争が、如何に悲惨なものであったか。
人語につくし難いものであることは、終戦直前に生を受けて、戦争の記憶がまったくない私でも、想像がつきます。
そして戦後70年以上が経った今でも、沖縄の人達の気持ちが完全に癒えていないことも。
長年にわたり、沖縄の住民と政府の間では基地問題での闘争が続いていてきました。
私にはそれについての意見を述べる資格などありません。
勉強不足で、知らないことがあまりに多すぎるからです
行政の取り組みと沖縄の人達の気持ちとの折り合いを、どのように今後付けて行くのか、私は見守るだけです。
北朝鮮問題が平和解決に至り、すべての国と友好関係が結ばれるようになれば、沖縄の基地問題も自然消滅するのかもしれないけれど。
そんな夢のような平和な世の中が実現するのは、まだまだ先のことでしょう。
子供たちや孫たちのために、そのような日が訪れることをを祈って止まない私ですが。
この度の米朝会談によるトランプ氏と正恩氏の良好な関係も、どこまで信じてよいのか。
私はまだ半信半疑です。
正恩氏をバックアップす中国の動きが、私はとても気になります。
最後に、私がこの記事で一番書きたかったことを記します。
私は旅行好きではなかったので、国内外ともに、訪ねたところの数は知れています。
その中で、あなたが一番印象に残っている場所はどこですか?ともし尋ねられたなら、私は迷わず答えられる所があります。
それは沖縄の喜屋武岬。
沖縄本島南西端に位置する岬です。
沖縄戦でアメリカ軍に追われた住民が行き場を失い、身を投じた場所。
妹と沖縄旅行をした時、私が強く希望し、二人でこの場所を訪ねました。
タクシーに乗り、まだ舗装されていない田舎道を抜けて、その岬に到達した私達。
まだ観光化されていなかったのでしょう。
人影は全くなく、妹と二人だけで、岬の海を望みました。
眼下に見下ろせるコバルトブルーの果てしなく広がる海と、海岸に打ち寄せる白い波。
抜けるような青い空。
その絶景の余りの美しさに、私は言葉を失ってしまうほどでした。
同時にこの美しい海に身を投じた沖縄の人達の悲劇的な最後を思い、たまらない気持ちに駆られ、胸が詰まりました。。
ここを訪れる前、私達は、摩文仁の平和公園内にある資料館も見学しました。
そこに展示された写真を観て、私は複雑な気持ちに。
アメリカ兵が、沖縄の住民を優しく扱う写真が多かったからです。
それも真実の一面だったかもしれないけれど、当時の残虐さは、そんなものではなかったはず。
沖縄の悲しい残酷な歴史を飲み込んで・・・・・・。
切なくも優しく白波が打ち寄せる喜屋武岬の絶景が、今も私の脳裏から離れません。
またしばらくお休みに入ります。
まだ決めかねていることですが、9月まで夏休みにしようかとも。
早朝のブログ綴りも控えて、少しでも長く睡眠をとり、体力増強を図りませんと、猛暑を乗り切れそうになくて。
一方では、書くことで元気が湧くとも言えないでもなく・・・・・・。
ブログ綴りへの対応は迷ってばかりいる私です。
まだお伝えしていませんでしたが、今我が家には新しいパソコンが届いています。
実は今使用しているパソコンは、外枠が壊れ、大変なことに。
それでも機能には差し障りがなく見ることもブログを書くことも、辛うじて、できています。
でもこの際、思い切って、最後のパソコンと思い、今までと同様の富士通の商品を買い求めました。
思いがけない出費なので、後半の家計は、ますます引き締めなくてはなりません。
でも嬉しい!
PCの反応の鈍さに因る時間の無駄をなくせるからです。
今度こそ、PCのソフトの整理整頓を心がけ、きれいに使用したいもの、と願っています。
最近パソコンへの向き合い方も、随分変えました。
その結果、時間を思い切り短縮することに成功!
とてもとても満足しています。
これら色々なことについての詳述はお休み明けに致します。
最後になりましたが、この度の豪雨の災害には、本当に驚き、心が痛み、つらい気持ちが拭えません。
特に郷里の被害が大きくて・・・・・・。
そんな中、気丈に頑張っておられる被災地の皆様の姿を報道で観るたびに、感服しています。
どうかくれぐれも健康にご留意され、この艱難を乗り切ってください。
一方では、体調を崩し寝込まれている方も多いに違いありません。
お察し申し上げます。
お大事になさってくださいね。
被災地の皆様が、穏やかな日常を一日も早く取り戻されますように、ひたすら祈っています。
政府は防災対策に、今後はもっともっと力を入れて下さい。
「人の命は地球より重い」といった人がいましたよね。
人の命を守るための施策を行政の第一課題にして欲しいとさえ、最近しみじみ思う私です。
もう一つ、お伝えしたい私の気持ちが。
死刑はやむを得ないこととはいえ、オウム信者と教祖七人同時執行には、複雑な気持ちに私はなりました。
それを受け止めざるを得ない国民の気持ちや、死刑が禁止されている国々の思惑など、もう少し想像力を働かせて臨んでほしかった、と。
色々思うことがたくさんありますが、時々相変わらず痛む足をかばいながら、猛暑の日々を元気に乗り切れるように、私も頑張ります。