最近、言葉って面白いなと思ったこと。
一つは、少し前に書いたが「アベノミクス」。安倍首相の推進する経済政策の総称とでも言うべき言葉だが、安倍首相が少しでも〈苦〉を厭えば〈ク〉が抜けて、「アベノミス」になってしまうという、なにやら未来を予見でもしたかのような、言葉になる面白さ。
もう一つはローマ法王の話。ベネディクト16世の生前の退陣による新法王選びが行われていたが、その選出の儀式を「コンクラーヴェ」と呼ぶこと。本来の意味は「厳重に鍵のかかった」という意味合いだそうだが、言ってみれば秘密会議ということなのだろう。
今回も何度かの投票で決着がつかず、五度目にようやくアルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿に決定、法王名としてフランシスコ1世を名乗ることが決まった。
この過程を見るだけでも「コンクラーヴェ」は「根比べ」だとわかるだろう。
ボクと同じようなことを考えた人はたくさんいるだろうけれど、どうやら、鎖国期の日本に宣教師によって「コンクラーヴェ」という言葉がもたらされ、根比べの語源になったとする説もあるそうで、誰でも同じことを考えるものだなぁ、と思ったけれど、やっぱりローマ法王の選出の儀式が根比べだということの、ダジャレ的感覚は面白いと思った次第。
一つは、少し前に書いたが「アベノミクス」。安倍首相の推進する経済政策の総称とでも言うべき言葉だが、安倍首相が少しでも〈苦〉を厭えば〈ク〉が抜けて、「アベノミス」になってしまうという、なにやら未来を予見でもしたかのような、言葉になる面白さ。
もう一つはローマ法王の話。ベネディクト16世の生前の退陣による新法王選びが行われていたが、その選出の儀式を「コンクラーヴェ」と呼ぶこと。本来の意味は「厳重に鍵のかかった」という意味合いだそうだが、言ってみれば秘密会議ということなのだろう。
今回も何度かの投票で決着がつかず、五度目にようやくアルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿に決定、法王名としてフランシスコ1世を名乗ることが決まった。
この過程を見るだけでも「コンクラーヴェ」は「根比べ」だとわかるだろう。
ボクと同じようなことを考えた人はたくさんいるだろうけれど、どうやら、鎖国期の日本に宣教師によって「コンクラーヴェ」という言葉がもたらされ、根比べの語源になったとする説もあるそうで、誰でも同じことを考えるものだなぁ、と思ったけれど、やっぱりローマ法王の選出の儀式が根比べだということの、ダジャレ的感覚は面白いと思った次第。