普通な生活 普通な人々

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労働の価値

2015-01-19 00:34:20 | 東京「昔むかしの」百物語
労働の価値は、こんなに低いものだったのかと、改めて認識した。

昭和という時代の労働は、いまの合理主義、効率主義の産み落とす労働価値と比較すると、ほとんどただ怠けていたというしかない。

一方で、その怠けていたという側面にも、本当のところ十分な価値はある。労働という範疇には入らないのだろうが、モノ=価値を作り出すという側面から見れば、充分な価値を持つ。

そこがないがしろにされている感は、否めない。

21世紀に入って、音を立てて価値の転換が起こった。そのことに、昭和を生きた人間は、意外にも気付かなかった。

気付いた人もいるのだろうが、多くは気付かなかった。

ボクも気付かなかった一人。

いま、そのことを知り、敢えてきついがその価値基準を学んでみようと思い始めている。

良いのか悪いのか、実際にやってみなければわからないというところだ。