河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第49回日本生体電気・物理刺激研究会

2023-02-18 | 研究・講演
京都府立京都学・歴彩館において、第49回日本生体電気・物理刺激研究会が開催され、参加した。

ちょうど私が現在行っている科研費の研究に関係するため最新の情報を得ようと考えた。

特別講演3の松瀬博夫先生は、以前久留米で行われた臨床バイオメカニクス学会でお会いして以来なので、講演終了後に挨拶をさせていただいた。

主題2で発表した和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション部の田邊直也君は、吉備国際大学理学療法学科の卒業生であった。
どこかで見たことがある人が発表していると思ったら後から挨拶されてとても驚いた。

吉備国際大学の卒業生が頑張っているのは単純に嬉しい。







特別講演1
「末梢磁気刺激法の進歩」
加賀谷 斉 (国立研究開発法人国立長寿医療研究センターリハビリテーション科)

特別講演2
「運動器の外傷・障害に対する物理療法の選択」
宮崎 誠司 (東海大学体育学部)

特別講演3
「運動療法の代替的手段としての電気刺激療法」
松瀬 博夫 (久留米大学病院リハビリテーション部)


主題2 「臨床に活かす生体電気・物理刺激2」
M2-1 超音波Strain Elastographyを用いた水中歩行と陸上歩行前後の筋硬度変化
田邊 直也 (和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション部)
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第53回中国四国リハビリテーション医学研究会

2022-12-04 | 研究・講演
第53回中国四国リハビリテーション医学研究会および第48回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会がレクザムホール(香川県県民ホール)で開催された。

会長はかがわ総合リハビリテーション病院病院長の木下篤先生である。

木下先生は岡大整形外科の後輩であり、昔からよく知っているが、いつの間にか病院長になっていた。

教育研修講演では、高次脳機能障害を抱えた患者さんの社会復帰の問題、またその機能障害理解の基礎となる画像診断に焦点をあて、講演2演題が行われた。

教育研修講演1は河井信行先生(かがわ総合リハビリテーションセンター 福祉センター長)よる「高次脳機能障害患者の自動車運転再開」

教育研修講演2は山中義崇先生(君津中央病院 リハビリテーション科部長、同総合患者支援センター副センター長)よる「臨床症状から頭部画像を読影するポイント」

昼休みにお隣の史跡高松城跡(高松市立玉藻公園)に行ってみた。

高松城の天守石垣だけが修復されて展望台になっている。ここから瀬戸内海が見渡せる。

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樹齢500年のオリーブの木

2022-11-23 | 研究・講演
11月22日~23日に神戸国際会議場にて、第25回日本臨床脳神経外科学会が開催されている。

先週末で日本高等評価機構の実地調査が終わったので、会場が近いこともあり、ニューロリハビリテーションの勉強のため、この学会に参加した。

三ノ宮に来たら一目見たいのが、この樹齢500年のオリーブの木である。

三ノ宮駅からすぐ近くの神戸国際会館屋上に行くと見ることができる。


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第6回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会

2022-11-05 | 研究・講演
昨日から岡山コンベンションセンターにおいて、第6回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会が開催されている。

今回の会長は私の医局先輩の岡山大学病院総合リハビリテーション部・リハビリテーション科教授の千田 益生先生である。

岡山での開催であるし、先輩が会長ということで、私も実行委員会のメンバーに名を連ね、発表演題1題と、座長を2回担当することとなった。

ほぼ完全対面での学会は実に3年ぶりで、数年ぶりに会って挨拶を交わす先生の多いこと、多いこと。

ああ、学会ってこんな感じだったなあとしみじみと感じた。

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第46回岡山スポーツ医科学研究会・特別講演

2022-08-06 | 研究・講演
先ほど、研究会で特別講演をしてくれた広島国際大学の加藤 茂幸先生を、岡山駅まで見送り、帰宅した。

今回は私が当番幹事だったので、加藤先生を特別講演に推薦した。

加藤先生は広島大学で学位を取得後、2003年4月から2008年3月まで吉備国際大学理学療法学科で働いてくれた。

今回の講演は吉備国際大学から広島国際大学へ移ってからの研究成果が中心だったが、コツコツと研究成果を積み上げて地道に研究を継続していることが良く分かる講演であった。


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スポーツ外傷(膝前十字靭帯損傷)予防の流れ

広島国際大学 総合リハビリテーション学部
加藤茂幸

 スポーツ外傷のひとつである膝前十字靭帯損傷は、スポーツ活動場面で多く発生する外傷であり、再びスポーツ活動を行うためには、再建術を受け、長期間のリハビリテーションを必要とする。そのため予防はたいへん重要となる。スポーツ外傷を予防する手順として、まず、外傷の発生状況を把握しなければならない。発生頻度や発生機序を分析することで予防方法を検討できる。
膝前十字靭帯損傷においては、バスケットボールやハンドボールなどの競技種目を行っている女性スポーツ選手に多く発生している。これらはジャンプ着地動作やカッティング動作時に、非接触(ノンコンタクト)で受傷している。動作中に膝関節が内側へ入ることを「Knee-in」と称するが、この動きを制することが予防のひとつの手がかりとなる。
 膝前十字靭帯損傷の予防には、健常者に対する予防と、再建術後の再発予防がある。どちらもたいへん重要であるが、発生率は健常者に比べ、再建術後の選手の方が高いことがわかっている。再びスポーツ活動を行うために再建術を受け、スポーツ復帰したにもかかわらず、再び損傷する事態は絶対に避けなければならない。
したがって、再建術後のリハビリテーションは非常に重要であり、再発予防を視野に入れて進める必要がある。再建術後のリハビリテーションにおいて、最終段階でのプロトコールやスポーツ復帰前の判断基準として、筋力や膝安定性を指標にすることが多いが、それらに加えて片脚スクワット動作やホップテスト、ジャンプ着地やアジリティテストなど様々な動作テストを行う。近年では、術後スポーツ復帰前における最終段階でのリハビリテーションプロトコールやスポーツ復帰の判断基準を再検討する必要性が示唆されている。
本講演では、再建術後のリハビリテーションの内容を含め、今までの研究成果(動作解析、有限要素モデルによる解析等)とともに解説させていただきたい。
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第46回岡山スポーツ医科学研究会・総会

2022-08-06 | 研究・講演
本日午後、岡山シティホテル桑田町を会場として第46回岡山スポーツ医科学研究会・総会が行われる。

Ⅰ. 教育講演 15:40-16:10
 「スポーツ選手の口腔健康を考える~歯科医師としてできること~」
    岡山大学病院 歯科補綴歯科部門 兒玉 直紀先生

Ⅱ.一般発表 16:25-17:40
1) エリートフットボール選手の傷害発生を説明するACWR指標の検討:GNSSに基づく3シーズンの練習・試合の客観的身体負担解析
 岡山県立大学 綾部 誠也
2) 運動時のサージカルマスク着用は深部体温にどのような影響を及ぼすか-熱流補償式体温測定法による検討-
    中国学園大学大学院 現代生活学研究科 福島彩子
3) Heel wedgeによる踵部挙上が腰を落とすよう指示した場合の持ち上げ動作に及ぼす影響
    岡山県立大学大学院 情報系工学研究科 システム工学専攻 古市将也
4)プロサッカー選手におけるハムストリング肉離れについて
   — 正確かつ安全な復帰時期予測のための工夫 —           
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 金高圭甫

Ⅲ. 特別講演 17:50-18:50
「スポーツ外傷(膝前十字靭帯損傷)予防の流れ」
広島国際大学 総合リハビリテーション学部 加藤 茂幸先生

Ⅳ.総会
  18:50-19:00


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中国四国リハビリテーション医学研究会

2022-07-10 | 研究・講演
2022年度 夏季
日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会幹事会
中国四国リハビリテーション医学研究会理事会

日時: 2022 年 7 月 10 日( 日 )13 時 15 分~ 14 時 00 分
場所: Web 開催

今年の夏季中国四国リハビリテーション医学研究会もWeb 開催となった。

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日本運動器科学会 令和4年度 定時評議員会

2022-07-08 | 研究・講演
日本運動器科学会 令和4年度 定時評議員会が京王プラザホテル札幌「エミネンスA」及びZoomで開催され、Zoomで参加した。

確か、昨年は札幌で行われる今回の日本運動器科学会には現地で参加したいと記述したと思うが、やはり今年も現地には行けなかった。
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おかやま生体信号研究会 運営委員会(第13 回)・幹事会(第35 回)

2022-06-20 | 研究・講演
おかやま生体信号研究会という研究会に参加している。

会則によると、(目的)は以下の様に定められている。

第2条 本会は、生体信号に関心を有する研究者・技術者等のネットワークを構築して交流を活発
化することにより、県内の大学等の研究機関での生体信号関連の研究・開発の高度化を図
るとともに、企業・団体等での生体信号関連技術の実用化を促進して岡山県の産業活性化
に寄与することを目的とする。

私は13名いる運営委員の1人であり、2023年春の例会とりまとめを担うこととなった。

2023年春の例会は事務局のある岡山大学津島キャンパスで行われる。

例会とりまとめを担う運営委員は、一般講演2題を学内の研究者を中心にお願いすることになる。
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第67回岡山県整形外科勤務医会教育研修会

2022-04-09 | 研究・講演
第67回岡山県整形外科勤務医会教育研修会が18時から19時の間に行われ、会場ではなく自宅からZoomで参加した。


骨粗鬆症治療~基本から最新情報まで~
鳥取大学 医学部 保健学科 教授 萩野 浩 先生


骨粗鬆症治療の最先端の話がふんだんに盛り込まれており、非常に有意義な講演であった。

私は骨粗鬆症治療は基本的にプラリアという注射とエディロールという活性型ビタミンD製剤を併用して行うことが多いので、プラリアについての情報が多くて興味深かった。

日常の診療にすぐに役立てることが出来る内容がたくさんあった。
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第13回日本ニューロリハ学会

2022-02-12 | 研究・講演
神戸国際会議場において第 13 回日本ニューロリハビリテーション 学会学術集会が開催されている。

オミクロンの流行がピークのタイミングでの開催であり、ハイブリッド開催となった。

座長、発表者ともにZoomで参加という発表がほとんどであり、オンサイトの発表はほとんどなかった。

参加者もまばらで、学会参加による感染リスクはほぼゼロであろう。

メインホールで行われたシンポジウムでは、広大な会場で参加者は10人ほどであった。

学会の会場費負担が心配だ。






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2021年業績のまとめ

2022-01-02 | 研究・講演
今日は思い立って、2021年の業績のまとめ作業を行った。

コロナ禍で学会の現地開催が難しい中ではあったが、指導している大学院生が頑張ってくれて、それなりに研究業績はあった。

欧文掲載論文 2編
和文掲載論文 4編
国内学会発表 4編
研究助成 科研費基盤研究(C)  1件

これらをresearchmapに登録した。
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日本ニューロリハビリテーション学会に入会

2022-01-02 | 研究・講演
先日の「私立大学の新任学長セミナー」で、

『学長になったからと言って研究活動を辞める必要はない。

むしろ好きな研究でストレスを発散しないと学長なんてやってられない。』

という、某大学学長の発言に勇気を得て、私も研究活動に積極的に取り組むことにした。

そこで、新年を期して『日本ニューロリハビリテーション学会』に入会申し込みを行った。

ちょっと無謀かもしれないが、学長自ら科研費を取り、研究に打ち込むのも学内に良い刺激をもたらすのではないかと考えた。
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第51回中国四国リハ医学研究会

2021-12-12 | 研究・講演
第51回中国四国リハビリテーション医学研究会および第46回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会はWEBでの開催となり、本日Zoomで理事会(中国四国リハ医学研究会)および幹事会(日本リハ医学会中国・四国地方会)・総会が行われた。

私は自宅から参加した。

出張せずに参加できるのは便利ではあるが、さすがに2年も続くと以前の学会が懐かしくなる。

来年は対面に戻って欲しい。
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第28回日本産業精神保健学会 2日目

2021-11-21 | 研究・講演
9:00~11:00
シンポジウム8 「コロナ禍における働き方の変化と治療就労両立支援の課題」

概要:新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い、働き方とコミュニケーション様式等が変化し、
   両立支援上の課題も少なくない。本シンポジウムでは、多職種の視点から現状報告と問題
   提起をいただき、議論したい。
座長:小山文彦(東邦大学)
   江口尚(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室)
シンポジスト:江口尚(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室)
       千葉千尋(沖縄産業保健総合支援センター)
       宮沢佳子(佳子社労士事務所)
       柴岡三智(東京労災病院)


11:10~12:10
教育講演1 「新型コロナ時代の労務管理」

概要:新型コロナウイルス感染症対策で導入が急速に早まったテレワークを始め、働き方が大き
   く変化した。テレワークなど新たな働き方における作業環境管理、労働時間管理を含む
   作業管理、などについて中山篤先生(労働衛生コンサルタント・社労士・元労基署署長)を
   迎えて、いくつかの質問にお答えいただく形で、労務管理の実際について理解を深める。
座長:髙野知樹(神田東クリニック)
講師:中山篤(中山労務安全衛生管理事務所)


15:10~17:10
シンポジウム9 「コロナ禍における職場復帰のあり方」

概要:コロナ禍において、事業所ではリモートワークや在宅勤務をはじめ労働環境が大きく変化
   している。そのため休職者の職場復帰に際しても新たな仕組みや支援方法が求められる。
座長:渡辺洋一郎(横山・渡辺クリニック)
   芦原睦(芦原内科・心療内科(中部心身医療研究所))
シンポジスト:山本和儀(山本クリニック / EAP産業ストレス研究所)
       山本晴義(横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター)
       髙野知樹(神田東クリニック)
       西園寺 直之(伝馬町法律事務所)
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