河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

岡山大学 沈建仁教授の研究がサイエンス誌の「2011年科学10大発見」に選ばれる

2012-02-24 | 大学
既に、昨年末に報道された内容なのだが、あまり正確には理解していなかった。
今朝の山陽新聞に沈建仁教授の東京でのシンポジウムの内容が紹介されていたので改めて注目した次第である。

先日の科学技術振興機構(JST)の説明会でも沈建仁教授の成果は成功事例として紹介されていた。

沈教授らの研究成果は、昨年4月にネイチャー誌に発表されたもので、高効率人工光合成システムの構築によるエネルギー問題や環境問題の解決への貢献が注目されているとのことである。

科学研究費が幅広い分野の基礎研究のボトムアップを狙ったものであるのに対して、JSTの補助金は国の政策に沿って戦略的に重点化している研究課題を推進するトップダウンの研究を行うものである。
人工光合成などというものが成功したらエネルギー問題は一気に解決するので、まさに国策に沿う研究と言えるだろう。


昨日、私と加納先生とで我々が国際出願している特許を権利化するために、JSTの担当者の方と面談を行ったのだが、特許化も論文化も本当に疲れる仕事である。
それでも加納先生のこれまでの仕事の集大成なので、願わくば沈教授に次いで、岡山から優れた研究成果を世界へ発信したいと願っている。
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