機能性胃腸症、これが安倍総理の病名でした。胃が痛かったのでしょうか・・。
健康上の理由というには、なんか・・・ですね。
まあ、これだけのことをすると、胃が痛くなるのは、普通かもしれないとも思ったりしますがね。
きのうは、大阪府豊中市の男女共同参画センター「すてっぷ」の館長だった、三井マリ子さんが豊中市と、センターの運営財団を訴えていた民事裁判の判決の日でした。
2005年には、秋田市で三井マリ子さんをお迎えして、裁判に訴えた内容についての報告会を開催をしました。当時、男女共同参画を進めることに反対する勢力がありまして、それが、安倍総理を筆頭にしたバックラッシュ派といわれる人たちなのでした。(もちろん、今も続いていますが・・)
その急先鋒の人が豊中市の市議会議員をしていました。三井さんの積極的な活動に、危機感を感じたのか、豊中市に圧力をかけて、なんの前触れもなく突然の雇い止めにしたのです。
裁判は、これまでだったら泣き寝入りするようなケースの、女性の労働の権利を勝ち取るためのものでした(女性の非正規雇用の問題)。同時に、行政が、表向きは、男女共同参画を推進するといいながら、おどしの圧力に屈していった過程を明らかにして、行政に公正さを要求するものでもあったとおもうのですが、判決は 「棄却」 だったようです。
とてもがっかりしました。この国は、行政相手に訴訟をおこしても、司法は行政寄りで、正義とか、公正さが欠けているのではないかと思います。
安倍総理がやめたことで、大臣のコメントが新聞に載っていましたが、驚いたのが、鳩山法相の「潔さにしびれるような思いをいだく」 というものでした。アホか!と言いたいです。この人、まだ、総理が辞めるという前に、「麻生総理」なんて、TVのマイクに向かって話をしていました。安倍さんの閣僚の人間がですよ。
こんな人が、法務大臣の国で、司法に期待しても無理なのかなあ・・。
くやしいし、かなしい・・です。