きょうは残暑が厳しい一日でした。
9月13日のブログに書いた、豊中市の男女共参画センターの館長の雇い止めに、圧力をかけた豊中市の市議会議員と同じ、「日本会議」という団体に所属している秋田県議会議員の小田美恵子さんが、9月10日の県議会一般質問の中で、マザーテレサの次のことばを引用しています。
「母性は神からのおくりものであり、中絶や、仕事や地位が、他の人の後ろに立ったり、愛したりする事より重要であると思う心によって、母性を破壊するものは女性に与えられたもっとも貴重な贈りもの・・・女性として愛する能力を破壊するものである」 さらに、小田さん自身のことばとして、男女共同参画でほんとうに進めるべきことは,男女の特性を認め、母親が安心して子育てに専念できる安定した家庭を築けるそんな社会をつくることです。国連のめざす世界平和も女性の幸せも、基本的にはそこにあるとマザーテレサは伝えたかったのではないでしょうか・・・・と結んでいます。
不思議・・です。
愛する心は、女性だけではなく、男性も当然あります。そうでなかったら、結婚はできないでしょう?そして、親には男性も女性も両方がなるのです。親の愛は、母だけではないのです。私はそう思います。
それにしても、この質問は小田さん自身の声なのでしょうか?女性に対する配慮が感じられないと思いました。
きょう、お昼のNHKニュースで福田さんが、総裁選挙にむけて、政策を語ったときに、「自立と共生社会」「男女共同参画社会づくりを進める」と言いました。安倍さんなんか、一言も言ったことないような気がしますので、ほっとしました。
ただし、小田県議のいうところの母親だけに育児を,という男女共同・・・では、少子化は改善しませんから(育児休暇制度などワーク&ライフバランスが、しっかりしている国が少子化を改善させているのです)、福田さんが総裁になったら、その点は、注目をしたいところです。