ブログにコメントを書いてくれた人が、べ平蓮のことを思い出させてくれた。50年近く前に、秋田駅前で、秋田大学の学生がギターを弾きながら歌っていた。
私は単純に歌が好きな高校生だったのだが、目的の「ベトナムに平和を」というスローガンは、まっとうなことだと思えた。学校の帰りに、一緒に歌うようになっていた。
おかげで、学校の歴史では時間切れで学ばないようなこと、なぜ日本があの戦争に突入していったのか、戦争とはなんであったのか、なぜ、国民の命をささげてしまうような体制がつくられていったのかというようなことを、読書で学んできた。
そして、平和憲法をまもり、前文のすばらしさとともに、憲法9条24条は変えさせてはならないという信念をもっている。戦争反対である。
ツイッターで、3月23日の官邸前の集会に参加した、高校生高野翼さんのスピーチを聞いた。
今の、近代国家の崩壊、民主主義が破壊されようとしている国のあり方をみて、いてもたってもいられなかったのだろう。
すばらしいスピーチをしていた。涙がでる。その中で「ボクらが未来だ、彼らじゃない!」ということばがあった。若い人たちに対して、ほんとうに申し訳ない気持ちになる。こんな社会をつくるつもりではなかったのだけれど、もの言わぬ社会になってしまっている。
自分がやったことで起きている事件を、「申し訳ない、責任は感じている。だからなぜそうなったのか、解明していくことが行政府の長としての自分の責任だ」と、言っている、おかしさ・・。
それをNHKが7時のニュースで、安倍さんがこういっていますと放送する・・・おかしさ・・。
東京都では、迷惑防止条例の改正案が出されていて、デモや集会ができなくななりそうです。小池知事も、安倍さんのお友だちでした。
この国は、とんでもないことが起きている気がします。