加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

北前舟寄港地フォーラム

2008-09-20 23:29:29 | Weblog

 きょうは、午後から男鹿市民文化会館で開催された、北前舟寄港地フォーラムに出かけてきました。
  基調講演は中国の札幌領事館の領事のコ・ショウサイさん、韓国観光公社仙台支店長のキム・テホさん、ロシアの新潟領事館のクラコフ・ワシーリーさんの3人の方々でした。中でも、韓国のキムさんは、日韓の旅行者の比較と、東北に関しては、福島に行く韓国の人が秋田の4倍もいることをあげて、売り込み方が足りないことを指摘していました。

 ロシアでは3月8日の国際婦人デーに男性から女性に花をプレゼントするのですが、それに目をつけた新潟の人が、新潟のチューリップをロシアに売り込んでいて、利益を得ている話をされました。

 パネルデスカッションも行われ、コーディネーターの石川好さんが、秋田は小学生も中学生も学力は日本一なのに、大人になるとだめなのか・・。なまはげの「なまけものはいねえが」というのは大人のためにあるのではないか・・とか、韓国に秋田があまりしられてないのは残念だ。秋田は日本一がいっぱいある。自殺率、少子化率、地価の下げ率など・・。

 これからは、体験する、交流する、学ぶ、ということで人を呼ぶ時代だということ。秋田は観光について考える事はまだまだたくさんありそうです。

 とても有意義な時間でした。いつも思うのですが、秋田は資源を活かせていない。これからできることがいっぱいありそうです。そんなヒントがいっぱいもらえたきょうのフォーラムでした。


あまりにひどい・・農水省

2008-09-19 23:41:52 | Weblog

 太田農相が辞任です。またか・・ですね。大臣にふさわしくない人を大臣にしたことと、辞めればいいってものじゃないのよの、アンビバレントな怒りをどうしましょうです。  任命責任を取る人は、とっくにやめているんだから、話になりませんね。

 NHKのお米のなみだというドラマをみていたら、国の農業政策がいかに、農民を苦しめているのか、改めて思います。
  農水省は、国民をみていなくて、ウルグアイラウンドだか、ミニマムアクセスだか(あまりよくわからないのですが、)そっちのほうばかりむいて仕事をしてきたのでしょう。

 食の安全の、一番の管理者が、あまりにもずさん。愛知県の学校給食に汚染米、カビ米が混入だそうです。しんじられない。
  社保庁と同じです。構造改革というなら、まず、官僚組織の改革からです。民主党に期待したいところです。

 


市役所前の人だかり・・

2008-09-18 23:43:33 | Weblog

 10時半ごろ、市役所の前に人だかりができていました。自民党の総裁候補者が街頭演説にきたのでした。この遊説は、聞くところによると、大都市のほかは、自民党が民主党との戦いで、苦戦とみられるところを重点的に回っているらしい・・ということですから、秋田は自民党にとっておおいに危機感があるということなのでしょう。

 それはそうです。農林水産省のこのずさんさ。大臣がころころ変わり、無責任きわまりないし、役人は仕事をしていない。これでも、自民党が安泰だったら、国民の目は、耳は何を見、何を聞いているのか・・となると思うのですが・・

 通りすがりに人だかりをみただけで、直接演説は聞いていませんが、4人(5人か)はバラバラですよね。与党と言うだけで同じグループにいるのが不思議な気がします。

 ところで、寺田知事が、学力テストの結果を公表すると言っているようですが、そもそも全国一斉学力テストをする・・といった時点で、序列化や競争の激化は折込ずみでしょう。最初から全国学力テストなんかやらなきゃよかったのです!
  県レベルでは公表していながら、これでさえ、もう序列化ですよ。
  情報公開を進めてきた寺田知事が公表したいというのは、当然のなりゆきでしょう。
   ただ、結果が良かったところは自信がつくかもしれませんが、下位のサポートはどうするのでしょう。競争意識をあおるだけでは、子ども達が気の毒です。
 学力テストの目的はなんだったのか、学習効果をあげた要因をきちんと検証する形をとってほしいと思います。子どもは一人ひとりが大切な宝です。県や地域の競争手段にしないでほしいと切に思います。

 


息子のこと

2008-09-17 23:16:28 | Weblog

 きのう、息子が県立リハビリテーション精神医療センターに入院しました。

  本人が先月、自ら入院の希望をして、最初は市立病院を希望したのですが、紹介されて行った市立病院からは、精神科のお医者さんがあのような断り方をするのか・・と思えるような冷たい対応を受けました。

  でも、きのう、リハセンに行って、「ああここで良かったなあ」と思い、市立に断られて良かったなあ・・と思っているところです。
  息子は、今検査を受けていますが、強迫性障碍だけでなく、発達障害(アスペルガー)も疑われるとのことで、きのうはいろいろ考えてしまい、ブログを書く気にはなれませんでした。

 これまで、アスペルガーもトゥレットも、インターネットで知識だけはもっていたつもりで、でも息子にはあてはまるところもあるが、そうでないような気もするし・・なんてウジウジしていました。日赤でカウンセリングを受け、受診もしていることで安心もあったし、 まあ、一番苦しかったのは本人で、きっとどうしようもなく 「入院する・・」となったのでしょう。日赤に入院設備がない・・ということは知りませんでしたけれど。

 17年間、一緒にいた息子がいないのはさみしいものです。
  きょうも、昨日持っていかなかったものなど届けに行ってきたのですが、不安げな表情で私たちを見送る息子に胸がつまります。
  でもそうやって、がんばっている息子をほめてあげたいと思っています。

 今、学校教育の場で、発達障碍の子どものための支援体制が整いつつあります。   もう少し前だったら、息子も単なる不登校ではない状況があったのかもしれないなあ・・と思ったりしますが、なんとか今からでも、息子が少しでも生きやすい状況を作ってあげられたら・・と思っているところです。

 

 

 

 


9月15日

2008-09-15 23:52:42 | Weblog

 敬老の日。藤森ゆきという名前で歌を歌っているいとこが、自分の母親が入っている  五里合の施設で、敬老会で歌を披露するために帰秋しました。
   数年前に「男鹿恋みれん」というCDも発売したのですが、ボチボチと群馬で歌っています。

 歌のちから・・というのでしょうか、今日は、施設で、歌を聞いて、ふだんあまりしゃべらなかった人が、ものすごくしゃべってくれたそうです。介護の人から、「あの人のあんな楽しそうな姿、初めてみた」とか言われて、いとこはとてもうれしかったそうです。「歌っていて良かったと思えるよ」 と言っていましたが、ほんとによかったね!。

 明日は、天王のくららでカラオケの審査員をするそうです。40歳をすぎてから、好きなことに挑戦して、がんばっているいとこに心からエールをおくりたいです。


篤姫に続いて・・

2008-09-14 23:49:32 | Weblog

 きょうは、明日の敬老の日を控えて、町内の75歳以上の方々へのお祝いのお手紙などの準備と、午後からは地域のファミリンピックに出かけてきました。
  わが町内は、子どもたちが年々少なくなっています。今年はお父さん達の参加が少なくて、競技参加者が各町内何名・・になると、子どもだけのチームは不利なこともでてきますので、町内対抗運動会は、参加者によって決まるようです。
    でも、みなさん、青空の下、おもいきりからだを動かして気持ち良さそうでした。

 夜、「篤姫」に続いてNHKスペシャル「兵士はどう戦わされてきたか」も見ていましたが、むごいものです。人を殺せ!と教えることが戦争であり、同じ人間と思わないことが戦争であり、人を殺す事は自分をも殺していくことが戦争でありました。

 このTVを、自民党の総裁候補の一人、軍事オタクの石破は見ているかな?と何度か思いました。武器をつくり、武器を消費するために、戦争はあるのでしょう。そのために4兆円以上の税金を使っていることのもったいなさを、なんとしましょう。

 篤姫で、勝海舟が言っていました。人は力で動かすのではなく心で動かすんだと・・。  名言やなあ・・。

 


あきた女性九条の会

2008-09-13 23:43:48 | Weblog

 きょうは、午前中には母の施設で敬老会。母は、数えで88歳ということで、お祝いをしていただきました。ありがたいことです。アトラクションは大好きな民謡で、大満足の母でした。

 午後は生涯学習センターで、あきた女性九条の会の発足のつどいが開催されましたので参加してきました。
   「青い空は」を作詞された、小森香子さんをお迎えして、戦争のない社会をつくろう。憲法9条を守ろう・・の誓いを新たにしてきました。

 呼びかけ人を代表して弁護士の金野和子さんが、戦前は女性に親権がなかったことを話されました。軍国の母と言われて、こどもをたくさん産んで国のために捧げても家父長制度のなかで、母親には親権はなかったのです。

 小森さんは、79歳で、ご自身も学徒動員の世代です。生きることは愛することといい続けているそうです。政府は国民に謝らない・・と言っておられました。「ごめんなさい」といえば、「二度としません」と言わなければならない。「ご苦労さん」と言っておけば「またたのむ」と言えるからだ。戦前、体育が武道に変わったとこを例に挙げていました。最近また体育の中に武道が位置づけられました。危ないですね。

 憲法は、政治家にこそ守ってもらいたい。憲法をまもる国であってほしいと切に思います。あきた九条女性の会は会員制ではなく、だれでも参加できる平和を愛する人達の会です。


自民党の責任

2008-09-12 23:51:42 | Weblog

 総選挙が近い!報道ステーションでは10月19日の日にちが出ました。同じ番組で寺島実郎さんが、日本のジョブ問題が深刻なのだと話していました。

 夜9時ごろ、セルフのガソリンスタンドに行きました。会計の人が一人だけです。
 かつては、ガソリンを入れる人、窓を拭く人、スタンドには多くの人がそれなりに働いていて、夜8時すぎるともう開いているスタンドは数えるほどでした。それでもお給料は出せていたのでしょう。

 今は、これだけガソリンが高いのに、働いている人の数は減り、その分の収益はだれの元へ流れているのでしょうか?不思議な現象を、不思議とも思わず、暫定税率もそのままにして、国民の生活から乖離した政治を、これ以上続けるわけには行かないと思うのですが・・・。

 自民党の人と話をする機会というものがないので、なんともわからないのですが、機会があったら聞いてみたいものだとつくづく思います。こんな日本にした、責任は感じないのでしょうかと・。

 


変革

2008-09-11 22:49:55 | Weblog

 さわやかな青空・・。夏をひきずりながらも、空気は”秋”でした。三浦さんのご葬儀がありました。お人柄をしのばせる、ほんとうにいいお葬式でした。

 さきがけ新聞のおくやみの欄で、喪主のお名前に注目をしていますが、最近ようやく妻が喪主を務めるケースが増えてきました。4,5年前までは、家父長制度で長男とか、長女の婿、などと”男性”にこだわるケースが多く、「どうして妻は喪主にならないのかな。おかしい!!」  などと思っていましたら、ここ数年前ぐらいから、妻が喪主・・という人が普通にみられるようになってきました。

 慣習も、みんなで越えればこわくない!。の典型例です。そもそも男性の寿命は女性より短いのだから、夫婦の場合、妻が喪主になる確率は高いのに、これまで”男”にこだわってきたのですよね。
 きょうの三浦さんのご葬儀、奥様が喪主でしたが、「喪主に代わって」とご長男の方がご挨拶をされていました。上手い方法だなあ・・と感心しました。

 アメリカでは、ペイリン効果とかで、マケインがポイントをあげているそうですが、保守的な人は、女性がトップに出るより、2番手でいることを好むのでしょう。

 その壁をやぶる勇気は、制度や慣習をひとつひとつ、変えることろからでしょうか。

 そういえば、小池百合子さんが渋谷のハチ公前で、「チェンジ!」と言っているのをTVで見て、オバマのまねか、と笑ってしまいましたが、あんがい的を得た言葉かもしれないですね。

 


目くらましの会見・・だれのために?

2008-09-10 23:54:59 | Weblog

 結局自民党の総裁選は、5名の立候補者ということになりましたが、この5名の会見をみていると、まるで「めくらまし会見」ですね。みなさんがそれぞれ、一見もっともなことを、それなりにかまびすしく言っていると、なんだかしらないけれど、自民党もまともな集団かなあ・・と思えてくるのです。しかし、だまされてはいけません。責任責任と言いながら、だれひとり今度の福田さんが政権を投げ出したことについて、謝罪をするわけでもなく(全部みていたのでないので、断定はできないかもしれません・・)その責任というのは、単に責任をとれる政党をアピールしたいだけのようで、ことばが空虚です。あれっ前にも1年前にもこんなこと書いた気がします。

 景気も、格差も、安心できない社会保障も、この5人が存在している自民党のこれまでの政治手腕のなさから発生しているものなのに、その認識がまったく欠けています。
   信じられないぐらい、はしゃいで、お祭りにしていますね。誰のためにやっているのでしょうね。自民党員しか投票できないのに・・。

 そんなことを考えながらも、亡くなった三浦さんのことを考えて、じわーっとしています。もう少し、もう少し・・と思っていたのに・・。わたしの仕事の締め切りの8日を待つように亡くなった気がします。わたしが「今、こんなことをやっていて、忙しいのよ」と話していたからかなあ・・なんて都合のいいように考えています。

 うちにパソコンを教えに来てくださると、私が掃除がにがてで、ちらかっていても「なあに、生活していれば汚れるのはあたりまえだ。、気にするな・・」といつも言っていました。

 きょうは、午前中は夫を、午後から息子を日赤にタクシードライバーをしながら、三浦さんのことを思い出して、せつない一日となりました。明日はお葬式です。