自然公園法の特別保護区にあたり、指定された研修を終えたガイド付きでないと
入れない。
6/2研修を受ける。
長野県側からのアプローチでは見られない、古墳時代、平安時代、江戸時代の
三つの大きな活動の痕跡を歩く。
左右に展開する小滝火砕流(古墳時代、⒉世紀前後)
鬼押出溶岩(江戸時代)の上に立つ。
さらに歩き続け、上舞台(かみのぶたい)溶岩の上を歩く。
平安時代の天仁噴火の時の溶岩だ。
後方に前掛火山、江戸時代の鬼押出溶岩が流れたスジが見え、画面中程に鬼押出溶岩(L3)
があり、歩くのは上舞台溶岩の上だ。
江戸時代の吾妻火砕流の末端付近に溶岩樹形を数多く作る。
素材の素晴らしさに圧倒される。
特別保護区に条件付きで開設されたコース、鎌原観音堂や鬼押出し園は、言ってみれば、
単品メニュー、こちらは山体の7割ほどを作った活動をみるフルメニューのコースだ。
火山を知り、学び、活用や防御まで、フルラインでこなす。
活用して余りある素晴らしいコースだ。
(投稿:ワイルド三太)