かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

つるべ落とし

2007年09月18日 | ガーデン
秋の日はつるべ落としと言われる。つるべと言っても若い人にはぴんとはこないだろう。よわい○○歳を重ねた管理人の世代の幼少の頃は神社や民家でも使っているところもあったので直感的にイメージできる。

仕事を終わり、トンボ帰りで自宅に着く頃にはもう落日を迎えていた。庭仕事もほんの数分しか出来なくなった。

報道で長嶋氏の奥さんの訃報を聞く。まだ64歳というから逝くには早すぎる。ミスターと呼ばれ国民的人気の高かった長嶋さんもさぞ気落ちされたことだろう。

時は誰にでも平等に過ぎてゆく。だが終焉の時は誰も予測がつかない。落日のような寂しい気持ちにもなったが、人生のはかなさも感じた。

色んな試練も乗り越えていくのが人生、苦しい時もあるだろうし、それが続くこともある。それも自覚しながら心穏やかに過ごせればいい。

今日も命の尊さや生きることの難しさを感じた一日だった。

画像は多くのつぼみを付けたギボウシ、花が終ったら観賞しやすい場所に植替えの予定。