かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

功罪

2010年02月17日 | 雑記

スノーボードハーフパイプの国母選手が戦いを終えた。
服装や記者会見の言動が物議を醸し出し、騒然となった一面もあったが、
このことでハーフパイプの競技により注目が集まり、その良さについての
認識が広まったことは何とも皮肉な感じがする。

オリンピックを見ていて気になることがある。開催前の練習中に選手が
死亡したこともあったし、今日、女子アルペンスキーでは転倒者が続出し、
負傷者がヘリで運ばれることもあったようだ。

スポーツの祭典とはいえ、命を脅かせるまでエスカレートしてはいけないと思う。
よりスリリングに見せようとする会場の設営など厳に慎まないといけないだろう。

あの光景をみていると下手な格闘技より、まだ危険なような気がする。
なんか、夏の競技に比べてリスクはあまりにも多すぎる。

オリンピックと言えども命の尊厳は最優先させなければいけないと思うのだが。