かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

山と渓谷

2010年12月22日 | 山歩き

昨日は終日雨模様、気候連動型とでもいうのだろうか、なんとなしに気分もすぐれない。
気分転換に山岳情報誌「山と渓谷」1月号を購入した。

山渓は独身時代に5年間ぐらい定期購読していた雑誌で、定期購読を止めた後でも
時々購入はしていたものの、久しぶりの購入になる。

購入目的は付録の「山の便利帳2011」、山登りに必要な広範なデータが収められている。

例えば、上高地から槍ヶ岳の山頂までの距離を合計すると20.5km、
登りの所用時間は8.75時間となり、1日に歩ける距離や所用時間の目安となる。

仮に北アルプスの山行を計画したときに、事前のどの程度の訓練が必要なのか
おおよその見当はつけることが出来る。

また、屋久島の縄文杉まで最短の荒川登山口から往復したとすると、距離は19.6km、
所用時間は8.6時間になる。1日の歩行距離20km、8時間ぐらい歩き続ける脚力や
体力をつけることが望ましいということがわかる。

アルプスの未踏のコースなど出来れば歩きたいと思っているが、少なからず役に立つだろう。
無用の小物?に終わってしまうかも知れんが、それはそれで。

さて、本編の巻末に全国隠れ名山のシリーズものがある。その最後(229頁)に過日歩いた
笠戸島の高壺山、尻高山のガイドが中島篤巳氏の執筆で掲載してあった。
私の歩いたコースとは一部異なるが、初級者向きとなっているので参考にされるといいだろう。
(ここだけ見るのなら立ち読みも許されるかな?)

ところで、ホムペの方だが、このところ更新が滞っている。最小限の更新はしてみたが、
ブログの方は、フォトチャンネル(スライドショー可)が追加になったり、最近は画像が30枚まで
一括でアップロードできるようになったりと、ますます便利になってきている。
これからもブログの更新がメインになってくるだろう。ホムペの方は山の記事の検索用へと
特化しようとしている。ま、いいか!


狐ヶ峰周回縦走

2010年12月19日 | 山歩き
狐ヶ峰(きつねがみね 354・9m)山口市陶  登山道 〇(陶峠から明神溜池間一部△)  単独

この山域で陶峠から明神溜池まではまだ歩いていなかったので、今回プランに組み入れることにした。
山口県動物愛護センター下に車を置き、陶峠から明神溜池に回り込み、伽藍山鞍部先までは巡視路を
たどり、尾根通しに狐ヶ峰へ、馬頭観音ルートを下って駐車地に着いた。
気軽に行くのなら陶峠からの往復登山がいいだろう。なお陶峠からは魚切山にも行けるので、余裕が
あれば立ち寄ってみてください。

コースタイム
駐車地→一里塚(5分)→陶峠(18分)→林道分岐(28分)→明神溜池分岐(3分)→伽藍山鞍部(45分)
→狐ヶ峰山頂(23分)→陶峠分岐(16分)→馬頭観音分岐(2分)→馬頭観音(3分)→一里塚(23分)
→駐車地(3分) 合計コースタイム 169分(2時間49分)

山口県動物愛護センター下の駐車地

歩いてすぐの一里塚跡、陶峠方面は直進する。

一里塚横の道標

陶峠への途中から火の山連峰を望む。

陶峠、狐ヶ峰、魚切山の登山道分岐でもある。

陶峠~明神溜池間は一部荒れている。沢の中に四角の長石があったが、石橋が流れたものらしい。
これからしばらく歩くと沢渡があり、ルートファインディングが必要になる。

林道分岐、明神溜池から登ると写真中の標識が目印になる。

明神溜池・・・改修工事がほぼ終わったようです。

明神溜池の反対側にある巡視路を登ることになるが、この標識が目印になる。

明神溜池登山口

鉄塔交差地点より魚切山

伽藍山の手前の鞍部

右側の標識に従い、巡視路を伽藍山下の鞍部まで歩く。

伽藍山下の鞍部、今回伽藍山はパスした。

狐ヶ峰山頂、東南部の展望が開ける。かってこのあたりの稜線は踏み跡はあるものの、深いシダに覆われ
難儀したものだが、最近は整備が進み、快適に歩けるようになった。隔世の感じゃな。

北東部の山口市街を望む。

狐ヶ峰から馬頭観音分岐までは低灌木の明るい道、歩いていると気持ち良くなる。

狐ヶ峰山頂方面を振り返る。

東方には魚切山など。

南部の火の山連峰と大海山・・・霞んでしまい写りはいまいち。

陶峠と馬頭観音の分岐、画像は馬頭観音側から撮っており、右のルートが陶峠に下る道になる。

馬頭観音分岐道標

久し振りに訪れた馬頭観音、馬の安全を祈願して建立されたらしい。
昔は農耕馬が人々の生活と一体となっていた証左になるのだろう。
そう言えば先代まで農業だった我が家でも一時、農耕馬を飼育していたことがある。幼少期の思い出だな。



一里塚に戻ってきました。

駐車地と左後方は火の山連峰、今日も休憩も含めて3時間の山歩きを楽しめた。


小浜山

2010年12月18日 | 山歩き

小浜山(こはまやま 181.6m)山口市秋穂  登山道の程度〇  2010年12月18日  単独

7年ぶりに地元の小浜山を歩いてみた。登山道は適度に整備され、気持ち良く歩けた。
赤崎神社駐車場に車を止め、神社横を通り抜け、大昌寺東部の霊園下を通り抜け、山道に入る。
山道は良く整備され、気持ち良く山頂に着いた。山頂で展望を楽しみ、また山頂西部にある
展望の良い大岩まで行き、周囲の展望を独り占めで楽しむ。
下りは一部青線のルートで駐車地まで帰ったが、こちらの道の往復が霊園横を通らずに済むし、
林道入口や山道入口に標識があり、判り易いと思われるのでこちらの道をお勧めします。

コースタイム 上り 30分 下り20分

今日歩いたルートの概要。

赤崎神社駐車場(15台程度駐車可)、後方は小浜山

赤崎神社石灯篭山道と小浜山

大昌寺山道と小浜山

大昌寺山門、登山道はこの先を左に曲がり、霊園北部を歩いていくとたどり着く(道標なし)。

落ち葉たっぷり、里道風の山道

どうやら地元の方が整備されているらしい。

山中の分岐、テープ目印のある左側が登山道になる。

山頂直下で振り返ると楞厳寺山、右田ヶ岳、防府大橋のそろい踏み。

小浜山頂

山頂よりマツダの工場と田島山、錦山など。

小浜山頂は大海山、火の山連峰の格好の展望台だ。

火の山連峰と勘十郎岳をズーム

山頂西部の大岩展望台、かなり大きな岩が鎮座する。右下に人影が忍び寄る?

大岩と赤石鼻、右上に草山ちらり。

山頂と大海山など、今日は装備も少なく、ザックはぺッシャンコ、食料と水分は持たなかった。

帰途の山腹より大海山と火の山連峰。

青線ルートの分岐道標、左は山道、右は霊園に行く道。

林道から山道に入る場所の標識、先ほどの標識までは徒歩約1分。

青線ルートの進入道、この先林道を少し歩くとすぐに登山道になる。
この付近は駐車スペースは無く、ここから歩いて3分程度の赤崎神社駐車場を利用させてもらうことになる。

ミニハイクだったが、心はそれなりに満たされ、ちょっぴり汗もかいたので、いい気分転換になった。
これで個人的な忘時会?は無事に終了。赤崎神社に参拝し、お礼を言って駐車地に戻る。


さて

2010年12月15日 | 山歩き

未踏の県内の山の中で登ってみたい山の概念図や地図の準備は終わって、今日から
中国百名山のガイド本に目を通している。パラパラとめくっていくと気になる山のめじろ押し、
登り残した山の何と多いことか!すべてとは言わないが、たぶんガイドブック通りのコース取りだと
面白くないので、バリエーションルートも含めて登ることになるだろう。

登山の楽しみは少なくとも3つある。一つは準備段階であれやこれやと想像し、プランを練ること。
二つ目は当日の行動、いつもプラン通りに事が運ぶとは限らない。三つ目は帰ってから記録整理や
反省点など。

過日、3つ目の楽しみを増やす?ため、GPSもどきのものを購入してみた。
当日の足跡を記録し、地図上に自動表示させることもできる。
従来は高度計なども持たず、もっぱら紙地図と手動のコンパスのクラシックスタイルだったが、
近代兵器?なども付け加え、山歩きのモチベーションを上げようと目論んでいる。

下図は12日に歩いた笠戸アルプスの足跡、徒歩は黒線、バスの乗車記録は白丸でログが
残っていた。ようやくこの程度までデータをさばけるようにはなったが、カシミールへの読み込みは
すんなりいかず、宿題として残っている。面倒くさければスーパーマップデジタルの地図を
そのまま使うことになるだろう。バスに乗っていてもログが取れているのでGPSの受信感度は
そこそこなんだろう。

道迷いの時など現在地の地図など表示させることも当然できるが、どちらかと言えば非常用で
使うことはほとんどないだろう。現に数回携行しているが、登山口でSWを入れ、ザックにしまい、
歩きを終了してSWを切るまで画面を確認したことは無い(基本は紙地図とコンパス)。

あと、高度計付きの腕時計も気になりはじめた。あまり使うこともないだろうが、現在物色中。

ところで、当ブログのブックマークについて、いままでのいきさつもありますが、更新が滞っているものは
削除させてもらい、自身の独断と偏見で山歩きに役に立ちそうなものに集約しつつあります。
これからもより役に立ちそうなサイトやブログについては勝手に追加させて頂きます。
他意はございませんので、あしからず。


笠戸島周回縦走

2010年12月12日 | 山歩き
笠戸島縦走(主要山岳 摺鉢山 229.1m 白浜山 188.8m 高壺山 255.8m 尻高山 249.2m)下松市

今年に入り気になっていた笠戸島の山(通称:笠戸アルプス)を縦走してみることにした。
車をふれあい岬の駐車場に置き、三差路を本浦方面に少し歩くと瀬戸遊歩道入口の看板があり、ここから山道を
尻高山まで歩き、下山口から林道を経由して、深浦~尾郷まで車道を歩き、尾郷バス停から池の尻バス停まで
バスに乗り、駐車地に戻る。
なお、バスは一旦、本浦バス停まで往復して池の尻バス停に行くので注意を要する。
深浦バス停から尾郷バス停までは歩きの単調さを補うため、バス停間のコースタイムを計りながら歩いた。

コースタイム
ふれあい岬P→瀬戸遊歩道入口(2分)→21世紀希望の森(26分)→摺鉢山(10分)→大城分岐(8分)→
本浦分岐(3分)→峠ノ浦、尾郷分岐(19分)→白浜山入口(5分)→白浜山頂(24分)→白浜分岐(16分)→
地蔵峠堂(74分)→砲台山(21分)→高壺山頂(17分)→深浦分岐(17分)→尻高山(38分)→
林道出合(18分)→深浦BS(30分)→小深浦BS(11分)→深淵BS(19分)→大松ヶ浦BS(14分)→
笠戸ドック前BS(9分)→江ノ浦BS(5分)→白浜口BS(5分)→尾郷BS(14分)→バス利用:池の尻(16分)
→ふれあい岬P(3分)   合計歩行時間 408分(6時間48分)

歩行ルート概要は下図の通り、歩行距離は約18km。

ふれあい岬の駐車場に車を止め、歩き出しました。

三差路を少し本浦方面に行くと瀬戸遊歩道入口の標識がある。

標識と進入道、すぐに整備された土の道になります。

登る途中に太華山方面を振り返る。

3人ぐらい並んで歩けるような道が続きます。

摺鉢山頂

大城分岐道標

本浦分岐道標

本浦分岐より虹ヶ浜、茶臼山と後方は琴石山、三ヶ岳方面

照葉樹のトンネルを歩く。

峠ノ浦、尾郷分岐の標識、スカイ2号とはハイキングコースの名前らしい。

分岐から尾郷方面

白浜山入口は峠ノ浦方面に少し歩くと小さな標識がある。

標識と進入道

落ち葉サクサクの道

庭園風の岩

白浜山頂標識

高壺山、尻高山方面、これからまだかなり歩くことになる。

高壺山方面の新入道、一旦白浜への進入道を斜めに横切る。

霊園の南側を巻く。









地蔵峠堂

旧日本軍の遺構、このあたりは砲台山と言われているらしい。



高壺山頂にさしかかると、周南市のグループ数名の方と遭遇、短時間の情報交換の後、尻高山へ向かう。
今日、山中で出会ったのはこのグループのみだった。

波光を撮ってみる。

深浦分岐道標

残り紅葉と登山道

急登を喘ぎながら上り、尻高山頂へ。

山頂からは南東部の展望が開ける。高壺山方面。

漁船と小島をズーム

尻高山から下山途中には一部北面が開ける場所があり、歩いてきた山波を確認できる。
このあたりで深浦バス停の時間を確認、発車時間は16:28分で到着予測は15:30分ぐらい、
1時間待たなくてはいけない。えぃ、歩けるところまでと決める。

林道出合(尻高山登山口)、ここから深浦バス停までは30分の車道歩きになる。

深浦漁港、後方に太華山が控える。

笠戸ドック

さすがに造船所というだけに敷地も広かった。ここから尾郷のバス停まで歩いた。バス停に着くと
16:41分発まで2~3分程度、待たずに乗れることもあり、ここから池の尻バス停まではバスを利用して
駐車地に戻る。

今日も良く歩いた。自分へのご褒美?に奈々浦というお店でヒラメ定食(2100円)を賞味して
自宅へ戻った。

今回歩いたコース、展望が望めるのは一部に限られ、そのほとんどは照葉の森の中を歩くことになる。
だから、展望の良いところで小休止など取るといいだろう。
今回、小休止といえば白浜分岐と尻高山でエネルギー補給も兼ね、それぞれ10分程度だった。