かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

経納山

2016年03月25日 | 山歩き

学童の頃、遊び回り、また地区共有林として、炊事や風呂焚きの燃料として冬季数日まきの採取の
手伝いをしていた経納山へ、50数年ぶりに歩いてみた。登りや下りの一部は数年前の地籍調査の時、
幅2m切り開かれていたが、現在では一部腰まであるシダ藪や竹林の倒れた竹などにより、寸断されて
いる。地籍調査杭や共有林境界石の目印にはあるが、地図読みとルートファインディング必須の
ルートなので安易に立ち入らないように。それなりの覚悟が必要ですぞ。

歩行距離 約2km 歩行時間 2時間(小枝、ツル、いばら、倒木を処理しながらなので長め。)
歩いてみて3ルートぐらい思い付いた。また機会をみて歩くことになるだろう。

登りの途中から

広めの山頂だが、展望は一切ない。

下りの途中で、日の山、キララドーム、霜降山など。

串山連峰、草山、青江湾など

小浜山方面

緊張感もあったのか、2時間の歩行で無飲食で歩いた。短時間なれど充実した時間を過ごせた。


福西山新ルート踏査

2016年03月24日 | 山歩き

既知の山やコースを繰り返し歩くのは、訓練や健康維持のためには良いことなんだが、
山歩き本来のまだ見ぬ景色への憧れやちょっとした冒険心は満たすことが出来ない。

「防長山野へのいざない」の著者:金光氏は第4集の著書の中で「体力にものをいわせた登山で
あったり、蟻のごとく誰もが同じ道を道標に従って迷うことなく山頂を目指すだけでは、何か
物足りなさを覚えることがある。その点、県内のやぶ山は、地図とコンパスを頼りに自分の判断で
ルートファインディングをし、注意力と観察力を駆使して山麓をはいずり回る。そこには常に
頭を働かせ、ピーンと張った緊張感がある。中略・・・すなわち県内の山歩きは五感をフルに
活用しながら自らの知的欲求を満足させることができるチョッピリ冒険的な登山といえる。」と
述べられている。昔の山やは皆こうだった。まったくもって同感です。

そこで過日、思うようにいかなかった福西山仁光寺コースの下山道を再度踏査してみた。
磁北線入りの1/2万5千紙地図とコンパス、昨夜カシミールで仮ルートを作成し、
アップロードしていたGPSを持参し歩いてみた(青線が仮ルート、オレンジ色が実際のログ)。

シダ藪やちょっとした崖など避けながら、スムーズに歩けた。砂防堰堤まで下ると、踏み跡の
ある山道に出て駐車地へと戻った。短時間ながら藪をこぐことなく、ルートファインディングや
あふれる自然をたっぷりと楽しめた。注)案内板やテープ目印など一切ありません。

山道脇に群生するナガバノタチツボスミレ



大海山 ログコレクション

2016年03月23日 | 山歩き

今日で5日連続の山歩きになる。昨夜どこへ行こうかと思いを巡らせていたが、
大海山、勘十郎岳、福西山の主要登山道の一覧を作りたく、道の駅駐車場より
大海山へ、北口コースを下り、千防川砂防公園へ、行者山へと登り返し、大正池分岐
より駐車地へ戻った。 歩行 約7km(青線のログ)

道の駅あいおの駐車場について、小規模の道の駅ということもあり、駐車スペースも
限られている。多数台駐車すると利用されるお客さんが困られるため、多数台駐車は
遠慮願いたい。本日は定休日なので迷惑はかからなかったが。

主要登山道のログ一覧について、個別の過去ログを読み込めば、作れるが、探すのが
面倒なので、今回歩いたもの。これでお絵かき?も完了だ。概念図代わりに使って
もらえれば幸甚の至りです。

山頂へ着くと、常連さんのKIさん、KAさん他2名、4名の方が大海山~福西山
縦走路より、癒しの池に向かおうとしておられ、聞くと素早い行動のKWご夫妻は
すでに歩かれたとのことだった。今日だけで6名の方が癒しの池の上ルートを
歩かれるので、多少踏み跡らしきものが付いたかも?いずれ常連さんによって
整備が進むかも知れません。個人的には現況のままでもいいのだが。

山中に咲くシハイスミレ

ヤマザクラはこのところの陽気で、8~9部咲になった。

ソメイヨシノも花芽を膨らませていた。開花はもうすぐだ。また多くの桜が花芽をたくさん着けて
おり、花見もたっぷりと楽しめそうです。

行者山山頂直下のヤマザクラと郷土の風景。

沢のせせらぎやウグイスの鳴き声を聴きながら歩くのは気持ちの良いものだったが、いささか飽きてきた。
新たな刺激など注入?しないと続けられそうにないが、さて、如何しよう??


大海山新ルート踏査2

2016年03月22日 | 山歩き

福西山の南尾根コースをバリエーションのため歩いてみたが、藪を避けていたら、当初
想定していたルートより東側にそれてしまった。

その後、癒しの池から大海山~福西山縦走路へと這い上がるルートを再度歩いてみた。
昨日は沢ルートを通ったが、今回は尾根伝いに這い上がるルートにした。

どちらも踏み跡やテープ目印は一切ありません。地図を見ながら適当に歩いています。
地図読みやルートファインディング必須のルートなので決して安易に立ち入らないように
して下さい。

テープ目印をつけようと思ってはいたが、目印が一切無いところを、地図とコンパスを
頼りに歩くフィールドを残した方が良いと思い、歩き易いように一部の小枝やツルを刈り払う
だけで歩いた。

青線が今日の歩行ログ、歩行距離 約8km

福西山南尾根登山道のログを拡大してみた。尾根筋をそのまま下山する予定が、藪の
恐怖?にそそのかされ、東にそれてしまった。再チャレンジだ。

癒しの池上ルートのログ拡大。今回は尾根筋を這い上がる。けもの道はあるが、人の踏み跡の
形跡は無かった。沢ルート、尾根ルートどちらもベストとは言えない。

福西山南尾根登山道脇に咲くナガバノタチツボスミレ。今日撮った画像はこれのみ。
ま、いいか踏査が目的だし。

宿題は残ったが、それだけ先の楽しみがあるということになる。

地図読みについて:1/2万5千の地図で等高線の間隔は10m毎、1/5万では20m毎になっているが、
問題は10m、20m以内の地形の変化は地図上で現れてこないということ。周囲の地形も見ながら
想像して地形を予想することになる。複雑な地形の場合は読み切れないこともある。GPSやスマホが
あっても役に立たないこともままある。やはり磁北線の入った紙地図とコンパスの使いこなしが基本となる。


大海山新ルート踏査

2016年03月21日 | 山歩き

以前から気になっていた大海山~福西山縦走路鞍部より溜池へ下るバリエーションルートを
踏査してみた。ため池(通称:癒しの池)への下山道は踏跡、テープ目印等一切無く、
地図読みやルートファインディングが必須のルートなので、安易に立ち入らないようにして下さい。
藪を想定していたが、意外に少なく、スムーズに歩けたように思う。

なお、歩行ログは75m毎の取得にしているので、荒くなっています。一端、池縁に降り、
左回りに既存コースに戻った。近いうちに詳細ログを再取得予定です。

千防川砂防公園では1本のヤマザクラが開花していました。

見晴台より、阿知須から来られた二人づれに会いました。

シハイスミレ

山頂より、鶴見岳、由布岳も視認できました。

今日は海色もきれい!

雲が一つだけある青空

縦走路鞍部より癒しの池を目指す。意外と簡単に辿り着けた。画像はミニゴルジュ風のところ。

癒しの池奥部より、後方中央が大海山山頂。

いつものエメラルドブルー

既存コースより、皆さんはこの風景を良く見ているはずだ。

沢コースの滑滝

きれいなナメだ。

癒しの池コースで、防府市、周南市の山女子3人組に遭遇、せっかくなので沢コース、立岩などの
名所を案内させて頂く。当初予定より登路が長くなったので山女子さんも、さぞ迷惑なことだったろう。
でも、大海山の名所めぐりも楽しかったのではと、勝手に思っている。

復路の大海山山頂では、健脚のKWご夫妻におひさでお会いする。右田ヶ岳のバリエーションルートの
情報も頂き、とても有り難かった。これで山遊びのネタがまた増えた。