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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月14日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-18 経営理念の形式・内容を分類する

2024-08-15 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月14日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-18 経営理念の形式・内容を分類する 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

8月14日(水)

 岸田首相の退陣が放映されました。

 国民からの支持が得られない状況が続いていましたが、それが大きな要素となっているとしたら残念です。

 首相に対する批判の声はたくさんありますし、当初期待していたほどの力を発揮できていないということで、高い評価をつけられません。

 しかし、彼なりに頑張ってくれてきたと私は評価しています。

 むしろ、彼に代わる候補者の顔を見ますと、少々不安になります。

 岸田さんは、「やり方」がまずい。周囲を上手に巻き込んだ運営をしてきたのであれば、あれほどの不人気には陥らなかったのではないでしょうか。

【日本庭園を知って楽しむ】 2-4 奈良時代の庭園 都市計画の一環で大規模庭園

 日本庭園を漫然と回っても、感動しない人が多いのではないでしょうか。

 私も、そのひとりです。

 そこで一念発起して、庭園に関する知識を得て、私なりの庭園の楽しみ方を見つけようと思って【日本庭園を知って楽しむ】のコーナーを新設しました。

 私流のやり方は、まず「歴史を知る」ことから始めることです。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

■第5部 【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

5-2章 経営理念とは何かを考える
 企業が、安定的に成長して行くためには、企業としての基礎がはっきりしていなければなりません。
 企業が目指すべき方向にそった「経営地図」が不可欠です。それが戦略であったり、経営計画であったりします。
 では、その戦略や経営計画は、どの様に構築すべきなのでしょうか。また、構築した戦略や経営計画が、それでよいのか確認する方法はあるのでしょうか。
 このような、企業の意思決定をするときの原点であり、「ものさし」であるのが「経営理念」です。

【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 5-18 経営理念の形式・内容を分類する
 経営理念は、内容や形式が百社百様とお話しました。その中で、多少強引とはいえますが、あえて分類してみますと、いくつかのタイプに分けられそうです。(Wikipedia参照作成)
 その一つが「行動規範的なタイプ」で、社是・社訓と言われるようなものに類似します。短い言葉であったり、それを短文化したり、箇条書きにしたりすることが多いです。
 従来、「経営理念」といいますと、最も一般的な形式をしているといえます。
 ある電機会社の経営理念は、「和、誠、開拓者精神」という3つの言葉を併記しています。「誠意」とか「挑戦」、近年では「社会貢献」というような言葉を用いることが多いです。

 二つ目は、「経営の存在意義を示すタイプ」です。自社が、どの様な分野を貢献領域としているかをアッピールしています。近年は、自社の事業領域・ドメインといったとらえ方で示すことが多いようです。
 某警備サービス会社の経営理念は、「安全を売る」ということが基本理念となっています。「いつでも」「どこでも」「だれにでも」簡単に「安全が買える」社会を作りましょうと、その「しくみ」を提供することを目指しています。
 IT時代の幕開けのタイミングで、CI(Corporate Identity)のお手本的な存在を示したのがNECの「C&C(Computer and Communication)」です。
 私事になりますが、経営コンサルタントとしてまだお尻が青い時期で、マーケティングを主力としていることから、自分でも当時はCIに力を入れてコンサルティングをしていましたので、余計に大きなインパクトを受けました。
 しかも、この「C&C」には、以下のような言葉が添えられていました。
  NECはC&Cをとおして、
  世界の人々が相互に理解を深め、
  人間性を十分に発揮する
  豊かな社会の実現に貢献します。

 当時、高度成長期のまっただ中でもあり、「人間性」ということも、まだあまり一般的な経済用語ではありませんでした。私自身が「人間性」ということを重視し、「管理とは温かいもの」ということをさかんに紹介していた時期であっただけに、新しい時代の幕開けのようにも感じたのです。

 三つ目は、「経営の成功要因や経営姿勢を示すタイプ」です。創業者理念を説いたり、企業経営のツボや心構えといったことを前面に出したりしています。企業イメージアップにもつながりますので、近年、再構築された経営理念にはこのタイプに属するものが多くなっているといえます。
 その先鞭を付けたといってもよいのが、IBMの「Think」です。たった一単語で、IBMの成功要因を示しているように、尻の青い経営コンサルタントでありました私には、NECとともに、大きな示唆を受けました。
 また、私のコンサルティングの信条としての「独創性」や「グローバル」ということと共通します、某自動車会社の経営理念は、下記のようになっています。
  人まねをしない独創的な経営
  世界的な視野に立ってものを考える

 私達は、一人では生きられません。お互いが寄り添い、補い合って成長していきます。 相手のことを想う事、それはやがて自分自身に返されて参ります。この基本的な考えを実践することによって、「よりよい社会が形成されるのでは」との想いで、この経営理念を掲げて参りました。
 経営理念は、経営者の「魂の叫び」であります。社内に浸透させ、継承していかなければいけません。つぎに顧客満足度の向上を図る為には、まずお客さまが何を欲し、期待しているかを知る事が大切です。常にお客様とのコミュニケーションを図ることを心がけ、素直にお客様の声に耳を傾ける事が重要であり、従業員一人ひとりの思いも同様でなければ、決して良い結果に繋がらないと考えます。
 一人の力には限りがあります。自己の持てる力を互いに提供し、共有し合うことによって大きな力となるのです。そして私は、日頃から社会貢献のできる企業体でありたいと願っております。

 いくつか、ご参考のために紹介しましたが、これがお手本というのではなく、私が経営コンサルタントとして興味を持った事例の紹介です。それらをまねても、魂がこもるわけではありませんので、経営理念としてインパクトがあるものになるとはいえません。老婆(爺)心ながら付け加えさせていただきます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
       https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 8月15日 ■ 終戦記念日 昭和の代表的な出来事 ■ 東京富岡八幡祭 江戸っ子の粋

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 特許侵害と経済の発展 814
 8月14日は「専売特許の日」です。
 昔、日本たばこ産業JTは、「専売公社」でした。
 そのイメージが強く、「専売特許」という言葉と発明協会が、一瞬結びつきませんでした。
 しかし、冷静に考えてみれば当然のことながら、特許は「専売を許可する」ための精度ですので、例え一瞬でもあれ、奇異に感じた自分がおかしくなってしまいました。

 知財、すなわち知的財産というのは、発明者等を守るための法制度です。
 一方で、その権益を侵す、ソフトの海賊版が出回ったり、違法ソフトの利用が話題になったりしました。
 近年では、音楽やイラストなどの著作権侵害が深刻な状況のようです。
 特許や著作権などを侵して、不法に利益を上げても、国が見て見ぬ振りをしていたり、国家がそれを行ったりと、コンプライアンスを無視する傾向は、まだまだ続いていますね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第74段 蟻のごとくに 真の生き方を知る

2024-08-15 00:01:00 | 【心 de 経営】 徒然草に学ぶ
■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第74段 蟻のごとくに 真の生き方を知る     
  「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
◆第74段 蟻のごとくに 真の生き方を知る
 イソップ物語に「アリとキリギリス」というお話があります。キリギリスは、今を大切に生きていましたが、冬の到来で悲しい運命に遭遇します。
 人の一生というのは、短いものです。はかなくもあります。万物は流転するともいわれています。
 意味合いは異なりますが、人間を蟻に例えるところなど、その様なことを思わせる徒然草のひとつです。
【原文】
 蟻のごとくに集りて、東西に急ぎ、南北に走(わし)る。
 高きあり、賎しきあり。老いたるあり、若きあり。行く所あり帰る家あり。夕に寝(い)ねて、朝に起く。
 営む所何事ぞや。生をむさぼり利を求めてやむ時なし。
 身を養ひて何事をか待つ、期(ご)するところ、ただ老(おい)と死とにあり。
 その来る事速かにして、念々の間に留まらず。これを待つ間、何の楽しみかあらむ。
 惑へるものはこれを恐れず。
 名利に溺れて、先途の近きことを顧みねばなり。愚かなる人は、またこれをかなしぶ。
 常住ならんことを思ひて、変化の理を知らねばなり。

【用語】
 蟻のごとくに集まりて: 世の中の人々が都に多数集まっている様子をありに例えている
 営む: せっせと働く
 生: 生きること、長寿
 期する: 期待する、あてにする
 念々: 極めて短い間、時々刻々、一瞬一瞬
 先途: 行き先、到着点、人生の終点=死
 常住; いつまでも変わらず、常にそのままでいること、不死
 変化の理: 万物は変化し、一定の状態にとどまらないという道理、無常
【要旨】
 都に人々が集まって、蟻のようにあくせくと東奔西走しています。
 その中には、地位の高い人もいますし、低い人もいます。老若男女も混じっています。仕事に行く職場があったり、帰る家があったりします。そして帰宅すれば、夜になって寝て、朝起きます。
 その繰り返しが、日常となっています。
 このようにあくせくと働くということは、一体どの様なことなのでしょうか、何が目的なのでしょうか。
 兼好は、人々の活動の目的を懐疑的に見ていて次のように続けています。
 要するに人々は、自分が生きていくことに執着し、利益を追い求めて、それを続けていて、とどめることが無いのです。
 このように、利己と保身を追求し続けることに明け暮れて、何も期待できないにもかかわらず、そこに何を期待しようとしているのでしょうか。ゆくゆくは、ただ老いと死の二つ以外、何もないにもかかわらないのです。
 これらは、風のごとく速く、一瞬もとまることない速さでやってくるのです。それを待つ間、人生に何の楽しみがあるのでしょうか、何もありはしないのです。
 生きることの意味を知ろうとしない惑える人は、老いも死も恐ろしいことをわからないでいるのです。
 名声や利益に心奪われてしまっていますので、自分の人生の終着点が間近に迫っていることを、知ろうとする意識がありませんから、このような状態を続けられているのです。逆に生きる意味がわからない人達というのは、老いと死が迫り来ることを、ただ心配し、恐れるだけなのです。
 生きる意味がわからない人というのは、この世が永久不変であると思い込んでいて、万物が流転変化するという無常の原理をわきまえていませんから、その様に恐怖心だけで生きているのです。
【 コメント 】
 私達は、生きていくために仕事に就き、いただいたお金で生計を立てています。
 兼好から見ますと身分の上下や性別・年齢などを問わず、世の中の人々というのは、生きることに執着して、名声や利益を得るためにあくせくと働いていますと、私達の生き方を否定的に見ているのです。
 一所懸命に何かをやっていますと、全体の中での位置づけが不明確になってしまい、知らぬが仏で、死が忍び寄ってきていることすら気がつかないでいると兼好は警告してくれています。
 これは、部分最適に満足して、全体最適をおろそかにしているという、現代の経営や管理のあり方への警鐘ともとれます。
 一方で、生きるという真の意味がわからない人というのは、生きていることによる恐怖心に苛(さいな)まれていると兼好はいっています。
 現実をキチンと把握できていませんと、何か恐れを成してしまうことがあります。
 たとえば、ICTの世界では、クラウド利用はあたりまえになっています。しかし、そのセキュリティが心配で、クラウド利用の便利さを知らないでいる人がいます。
 一方で、SNSの恐ろしさを理解できていない人というのは、安易にSNSに個人情報を公開したりしています。多くの場合、それが問題として表面化してきませんので、SNSは「安心である」と過信してしまっているのです。
 兼好が言っていることと、逆の現象が起こっていることもあるように思えますが、基本的なことは知り、理解し、危機管理意識を持ちながら生活をしていくのが、現代の生き方の基本的な考え方の一つと言えます。
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【あたりまえ経営のすすめ】経営支援編 コンサルタントを知る 5-18 経営理念の形式・内容を分類する

2024-08-14 17:21:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営支援編>

■【あたりまえ経営のすすめ】経営支援編 コンサルタントを知る 5-18 経営理念の形式・内容を分類する  

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 管理職も、“真”のプロ管理職にならなければなりません。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 1970年代から、半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■【経営支援編】第4部 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

5-18 経営理念の形式・内容を分類する

 経営理念は、内容や形式が百社百様とお話しました。その中で、多少強引とはいえますが、あえて分類してみますと、いくつかのタイプに分けられそうです。(Wikipedia参照作成)
 その一つが「行動規範的なタイプ」で、社是・社訓と言われるようなものに類似します。短い言葉であったり、それを短文化したり、箇条書きにしたりすることが多いです。
 従来、「経営理念」といいますと、最も一般的な形式をしているといえます。
 ある電機会社の経営理念は、「和、誠、開拓者精神」という3つの言葉を併記しています。「誠意」とか「挑戦」、近年では「社会貢献」というような言葉を用いることが多いです。

 二つ目は、「経営の存在意義を示すタイプ」です。自社が、どの様な分野を貢献領域としているかをアッピールしています。近年は、自社の事業領域・ドメインといったとらえ方で示すことが多いようです。
 某警備サービス会社の経営理念は、「安全を売る」ということが基本理念となっています。「いつでも」「どこでも」「だれにでも」簡単に「安全が買える」社会を作りましょうと、その「しくみ」を提供することを目指しています。
 IT時代の幕開けのタイミングで、CI(Corporate Identity)のお手本的な存在を示したのがNECの「C&C(Computer and Communication)」です。
 私事になりますが、経営コンサルタントとしてまだお尻が青い時期で、マーケティングを主力としていることから、自分でも当時はCIに力を入れてコンサルティングをしていましたので、余計に大きなインパクトを受けました。
 しかも、この「C&C」には、以下のような言葉が添えられていました。
  NECはC&Cをとおして、
  世界の人々が相互に理解を深め、
  人間性を十分に発揮する
  豊かな社会の実現に貢献します。
 当時、高度成長期のまっただ中でもあり、「人間性」ということも、まだあまり一般的な経済用語ではありませんでした。私自身が「人間性」ということを重視し、「管理とは温かいもの」ということをさかんに紹介していた時期であっただけに、新しい時代の幕開けのようにも感じたのです。

 三つ目は、「経営の成功要因や経営姿勢を示すタイプ」です。創業者理念を説いたり、企業経営のツボや心構えといったことを前面に出したりしています。企業イメージアップにもつながりますので、近年、再構築された経営理念にはこのタイプに属するものが多くなっているといえます。
 その先鞭を付けたといってもよいのが、IBMの「Think」です。たった一単語で、IBMの成功要因を示しているように、尻の青い経営コンサルタントでありました私には、NECとともに、大きな示唆を受けました。
 また、私のコンサルティングの信条としての「独創性」や「グローバル」ということと共通します、某自動車会社の経営理念は、下記のようになっています。
  人まねをしない独創的な経営
  世界的な視野に立ってものを考える

 私達は、一人では生きられません。お互いが寄り添い、補い合って成長していきます。 相手のことを想う事、それはやがて自分自身に返されて参ります。この基本的な考えを実践することによって、「よりよい社会が形成されるのでは」との想いで、この経営理念を掲げて参りました。
 経営理念は、経営者の「魂の叫び」であります。社内に浸透させ、継承していかなければいけません。つぎに顧客満足度の向上を図る為には、まずお客さまが何を欲し、期待しているかを知る事が大切です。常にお客様とのコミュニケーションを図ることを心がけ、素直にお客様の声に耳を傾ける事が重要であり、従業員一人ひとりの思いも同様でなければ、決して良い結果に繋がらないと考えます。
 一人の力には限りがあります。自己の持てる力を互いに提供し、共有し合うことによって大きな力となるのです。そして私は、日頃から社会貢献のできる企業体でありたいと願っております。

 いくつか、ご参考のために紹介しましたが、これがお手本というのではなく、私が経営コンサルタントとして興味を持った事例の紹介です。それらをまねても、魂がこもるわけではありませんので、経営理念としてインパクトがあるものになるとはいえません。老婆(爺)心ながら付け加えさせていただきます。

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【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  「捨てる」「やらない」で業績拡大 3208-4814

2024-08-14 12:01:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  「捨てる」「やらない」で業績拡大 3208-4814

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■   「捨てる」「やらない」で業績拡大 3208-4814
 コールセンターと、石鹸の製造・販売という全く異なる二つの事業を手がけ、コロナ禍にもかかわらず業績を伸ばしている企業が沖縄にある。K社(那覇市)がそれで、コロナ禍前の2020年3月期に7億3000万円だった売上高は、コロナ禍後も伸長し、売上高が倍増しています。

 創業は2011年4月。4人の仲間によりアパートの一室で起業した。社長のOさんは「東日本大震災の発生直後であり、リスク分散の観点から沖縄へのコールセンター開設意欲は高かった」と振り返る。ユニークなのは、事業開始に当たって「捨てる」を経営方針の一つに据えたことである。

 コールセンター業では通常、かかってきた電話に対してオペレーターが対応した割合である「応答率」で評価する。ところがK社では、顧客からの「ありがとう率」で評価する。一般的なコールセンターの通話時間は3分程度だが、敢えて5~10分以上の長電話を目指す。その代わりに、効率性や24時間対応などは捨てた。この結果、1年半後に「ありがとう率」は25%から70%に向上した。

 また友人経営者の会社の取り組みをヒントに、社員同士がウェブ上でほめ合うツールを独自に開発・導入した。「ありがとう率の高い人を分析したら、実は『ありがとう』を数多く言っている人だった」とOさん。コールセンターは一般的に、インカムを付けた社員が顧客対応に専念し、隣同士でもまったく会話がないというイメージが付きまとう。こうした施策を進めることで、離職率を下げることを狙った。2016年には新本社屋建設と同時に社員食堂を併設させ、18年には保育園も開設。この結果、実際に離職率は大きく下がった。

 16年には石鹸に独自ブランドをつけて物販事業に進出。当初はコールセンター業務を担当していた産休明けや介護をしながら働く女性社員向けの職場を作り出すことが目的だった。子育て中の女性が販売するのにふさわしいものとして、石鹸が浮かび、石鹸職人を探して共同で開発した。熱を加えず時間をかけてゆっくり冷やし固める「枠練り」という手法を採用し、肌に優しく、家族で使える、沖縄らしい石鹸が出来上がった。

 その際、「やらない」ことを決めた。適正な価格で石鹸職人や社員に対価を支払うため「安売りはしない」、作り手の思いや商品の良さを直接伝えるため「卸売りはしない」、そして「広告は打たない」「品質に妥協しない」である。結果として石鹸1個が2000円(税抜き)と高額な設定になったものの、その価値は評価され、現在の店舗数は沖縄県内に12拠点、県外は大阪が3拠点、名古屋・東京は各1拠点の計5拠点まで拡大した。

 K社は今後2年間で、さらに10店舗程度の出店を計画している。「このうち2店舗は台湾と米ニューヨークに出店したい」としており、将来的には欧州やアフリカへの進出も狙う。Oさんは「沖縄の中小企業が世界で活躍するきっかけになれたら最高だ」と力を込める。

【 コメント 】

 東京一極集中の昨今、ICTの時代、業種・業界によっては、企業の所在地の価値はあまり重要ではありません。
 Oさんは、全国区的に、特別に強い産業があるわけではない沖縄という地で、時代の現状を認識し、コールセンター業務という分野に着目しました。企業の成功例として、どの分野にドメインを置くかが大きな要因であることが多いです。
 Oさんは、沖縄の実状を見て、起業をし、コールセンターという分野に進出しました。
 この業界では一般的には応答率で評価されますが、K社では「ありがとう率」という、これまでの常識ではない指標でビジネスモデルを展開しました。これが功を奏したのです。
 そのビジネスを継続するにあたり、産休明けや介護をしながら働く女性社員向けの職場を作り出すという、社員重視の考えから、新たな商品ラインを構築しました。これまでのサービス業とは異なる、石鹸という商品で、製造・物販業の業界参入をしたのです。ここでも、前者のビジネスで培ってきた「ありがとう」重視の姿勢を貫き、コミュニケーションを重視して成功しています。
 異業種参入は失敗することが多いですが、経営理念をもとに、新規ビジネスでも成功した例と言えます。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月13日 経営コンサルタントへの道 1 経営コンサルタントになる前に考えよう

2024-08-14 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月13日 経営コンサルタントへの道 1 経営コンサルタントになる前に考えよう 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

8月13日(火)

 早朝ウォーキングの途中で公園に寄り、当ブログにも書いていますように、体操をしています。

 今朝、モーターがなるようなブーンという音、それもモーターにしては音量はそれほど大きくないのですが、気になりました。

 そのような音は、ここでは初めてです。

 音がする方に近づいたら何やら、薄い煙のようにモヤモヤした感じが木の回りに漂っています。

 ユスリカの大群です。

 一匹なら、音などしない、静かな虫ですが、何百匹か、それ以上か、雲のように見えるほどですので、その数と音量の大きいのに驚きました。

 塵も積もれば山となる

 羽音の大きいのに驚きました。

 いかにしたらコンサルタントとしての開業をスムーズに進められるか、クライアント開拓はどうしたら良いのか、コンサルティング・フィーをいくらにしたら良いのか、分からないことは山積しています。
 経営コンサルタント歴半世紀、人生の半分を経営コンサルタント業界の、お世話になってきました。その恩返しとして、少しでもお役に立てればと考えて、徒然に書いています。

 【経営コンサルタントへの道】 1 経営コンサルタントになる前に考えよう

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業創り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」などをモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
  経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

■1 経営コンサルタントになる前に考えよう 

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。

ドメインを明確に

 「経営コンサルタントという仕事はかっこよさそう」という理由だけで経営コンサルタントになろうとする人はいないかもしれませんが、はじめはそこから始まることも多いようです。
 しかし、決して安易にできる仕事ではないことを理解してください。経営コンサルタントといわれる人の半数は、年収が1000万円に満たないという統計があります。
 では、経営コンサルタントになる前にまず考えるべきことは何かというと「なぜ経営コンサルタントになるのか」というテーマです。経営コンサルタントでなければ、その夢は実現できないのか」「今のままではそれが実現できないのか」、自問自答してみましょう。
 次に、経営コンサルタントとして自分の強みは何か、経営コンサルタントとしてその強みをどのように活かすか、他の経営コンサルタントと差異化がきちんとできているかを考えましょう。
 多くの人が、自分がサラリーマン時代に得意としていた職種を中心に、経営コンサルタントとしてのドメインを決めます。例えば、いろいろな部署を回ったが、営業部門が一番自分の性に合っているとしたら、営業部門関連のコンサルティングをするという方法です。
 一見すると安易な決め方のようですが、スムーズに経営コンサルタント業には入れる方法の一つと言えます。
 自分のドメインが決まれば、そのドメインを核にしていくために、自分はどのような経営コンサルタントになりたいのか。自分の夢で結構ですから、自分が理想とする経営コンサルタント像を描いてみましょう。
 このようなことをしている内に、経営コンサルタントとしてのドメインが固まってくるでしょう。

 経営コンサルタントとしてのドメインの決め方

 【参考】 自分は起業すべきかどうか、再考しよう

      経営コンサルタントへの道(日本経営士協会サイト<当ブログ執筆>)

■【カシャリ!ひとり旅】

  福岡県宗像市 鎮国寺2 御室派仁和寺別格本山 護摩堂

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  お盆の伝統的なしきたりをご存知ですか? 813

 13日は盆入りで、迎え火を焚いてご先祖様の霊をお迎えし、16日は、そのご先祖様をお送りするために送り火が焚かれます。

 京都の大文字焼きは送り火のひとつとしての行事です。

 地方により異なりますが、私が住む東京では、7月13日が盆の入りです。

 昔の奉公人が、田舎へ帰れるのが中日で、彼らはくに帰れることが楽しみだったと思います。


 迎え火は、ご先祖の霊が、キチンと自分達のところに帰って来て下さるように、その目印として焚きます。

 送り火は、ご先祖様が帰ってきて下さったことへの感謝の気持ちを持ち、見送るということを表しています。

 送り火は、夕方に同じ場所で、焙烙にオガラを折って積み重ねて燃やします。

 お墓で迎えたり送ったりするのが正式といわれています。

 お迎えの時には提灯に明かりを灯して、霊を家まで導いて帰ります。

 近年は、マンションなどでは火をたけませんので、盆提灯を迎え火や送り火の代わりと見なせるそうです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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【カシャリ! ひとり旅】 福岡県宗像市 鎮国寺2 御室派仁和寺別格本山 護摩堂

2024-08-13 09:21:35 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【カシャリ! ひとり旅】 福岡県宗像市 鎮国寺2 御室派仁和寺別格本山 護摩堂  

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが<笑い>、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 下手の横好きで続けていますが、その一環で訪れた名所旧跡・庭園等を順次紹介してまいりたいと思います。

 

 
  福岡県宗像市 鎮国寺2      
   
 鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市吉田966にあります、真言宗御室派の総本山、京都の仁和寺の別格本山で、山号は屏風山といいます。
 ご本尊は大日如来、九州西国霊場第三十一番札所、九州八十八か所霊場第八十八結願所番、九州三十六不動霊場第三十四番札所、九州三十三観音(ぼけ封じ)霊場第一番札所です。
 弘法大師(空海)と縁の深いお寺です。
 大師が、第16次遣唐使船で入唐する時に、強い暴風雨に遭遇しました。この時に、海の守護神である宗像大神をはじめ諸仏菩薩に祈誓を込めましたところ、荒れ狂う風波は瞬く間に静まり、無事に唐に着くことができたのです。
 806年に帰国して、まず宗像大社に礼参しました。
 奥の院岩窟に於いて修法を始めますと「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」というお告げがあり、一棟の建物を立て「屏風山鎮国寺」と号しました。
 入唐前の祈誓の折に、波間に不動明王が現れたことから、現在護摩堂に不動明王立像が安置されています。
 また、宗像三柱の御本地仏として、大日如来、釈迦如来、薬師如来の三尊を刻み、本尊と定められました。(鎮国寺公式サイト及び【Wikipedia】を参照して作成)
  鎮国寺は、宗像大社を訪れた折に、ついでにお寄りしたのですが、「ついで」とは失礼な、立派なお寺さんです。
 宗像大社(辺津宮)から400mのところにあります、つつじの名所です。その季節にはスケジュールを組んで訪問することをお勧めします。私が参拝したのは6月でしたので、つつじはわずかに残っている程度でした。しかし、アジサイは真っ盛りという季節でした。そこへは徒歩で移動しましたが、麦秋も良かったです。
 

 カシャリ! ひとり旅 

 サイト 

写真 動画 庭園

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月12日 徒然草 第65段 この比の冠は 権力欲はいつの世にもはびこる

2024-08-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月12日 徒然草 第65段 この比の冠は 権力欲はいつの世にもはびこる 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。
 齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。
 一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴半世紀の、私の経験を求める人がいらっしゃるのです。必要とされていることはありがたいことで、床に伏しているわけにはいきません。

 【カシャリ!ひとり旅】の写真は、整理が追いつかず、増える一方です。 何かと忙しく動いていますので、気分転換をするようにしています。 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみです。

 第65段 この比の冠は 権力欲はいつの世にもはびこる
 徒然草の中でも、短い段のひとつですが、兼好の時代を観る眼が、現代でも通じるような気がしています。

【原文】
 この比(ごろ)の冠(こうぶり)は、昔よりはるかに高くなりたるなり。
 古代の冠桶(こうむりおけ)を持ちたる人は、はたを継ぎて、今用ゐるなり。

【解説・コメント】

  お手数でも以下のリンクよりご参照くださるようお願いします。

  徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第65段 この比の冠は 権力欲はいつの世にもはびこる

■ 健康ウォーキング
 私は、21世紀に入って間もなく、早朝ウォーキングを始めました。外に出てみますと、ジョギングをする人、私のようにウォーキングする人、自転車に乗る人、ワンちゃんを散歩に連れ出している人など、健康に留意している人が結構います。
 次第に顔見知りが多くなり、挨拶だけではなく、言葉を交わすようにもなります。ワンちゃん同士のコミュニティもできたりしているようです。
 人との交わりは、ボケ防止にもなりますので、健康ウォーキングの副次的なメリットですし、それは想定以上の大きなメリットと感じています。

 早朝ウォーキングは、健康維持だけではなく、季節を感ずることもできます。

 クラブパナソニックのサイトに、ウォーキングの効用が紹介されていましたので、それを転載いたします。

  ◇ ウォーキングで肥満解消・体脂肪を燃やす

  ◇ 中性脂肪をとり肝機能低下をストップ

  ◇ 新陳代謝を促進、素肌美人への第1歩

  ◇ ウォーキングは骨の老化を防ぐ

  ◇ 肺機能パワーアップを実感

  ◇ 心臓をサポートするふたつの効果

  ◇ ウォーキングで血圧安定

  ◇ 生体リズムを整え寝付きがいい、寝起きもいい 

  ◇ 心にも青空!ストレス解消

  ◇ 血液中の善玉コレステロールが増加する

  ◇ ウォーキングで頭スッキリ

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

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  ■【今日は何の日】 8月13日 ■ お盆の入り 地方により風習が異なる ■ 左利きグッズの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  君が代の作詞・作曲者をご存知ですか? 812

 君が代は、日本国の国歌であることは、日本国民としては、考え方が異なる人もいるようですが、当然知っているはずです。

 この歌の主旨は、「天皇の治世を奉祝する」歌です。

  君が代は
  千代に八千代に
  さざれ石の
  いわおとなりて
  こけのむすまで

 その意味は、よくわからないと思っている人も多いと思います。

 日本語がわからないときには、英語を通じて理解すると良いです。

【Wikipedia】に、バジル・ホール・チェンバレンの英訳が出ていましたので、紹介します。

  A thousand years of happy life be thine!
  Live on, my Lord, till what are pebbles now,
  By age united, to great rocks shall grow,
  Whose venerable sides the moss doth line.

  汝(なんじ)の治世が幸せな数千年であるように
  われらが主よ、治めつづけたまえ、今は小石であるものが
  時代を経て、あつまりて大いなる岩となり
  神さびたその側面に苔が生(は)える日まで

 英訳を和訳した日本語から、生の賛歌であり、平穏な世の中が永く続くことを願っている歌であると解しています。


 因みに「さざれ石」は、日本全国処々に見られます。

 小石が集まって、岩となったものです。

 自宅からは、日枝神社が最も近いところにあります。


 歌詞は10世紀初めに編纂された『古今和歌集』の短歌の一つで、詠み人知らずです。

 しかし、実際には作曲者が誰であるのか、研究者の間では特定できているようです。

 詠み人知らずとした方が、なんとなく日本人受けするような気もします。

 作曲は、林廣守、奥好義で、1880年(明治13年)に曲が付けられました。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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■【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦1-1 自分自身を見つめ直す

2024-08-12 17:21:00 | 【専門業】 経営コンサルタント独立起業5つの要諦

■【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦1-1 自分自身を見つめ直す

 

 仕事柄、経営士・コンサルタントへの独立起業の相談をしばしば受けます。

 最近は、検索サイトで「経営コンサルタント」をキーワードとして検索して、「経営士・コンサルタントへの道」のページから相談に来られる方が多くなりました。

 経営士・コンサルタントとして、いきなり独立するのではなく、手順を踏んでから独立起業されることをお薦めしています。

 その手順を「5つの要諦」としてまとめてみました。

メモ

■1 自分自身を見つめ直す


 「経営士・コンサルタント」という職業がかっこいい職業と思い込んでいる人が結構います。私自身、35年もの長きにわたり経営士・コンサルタントをやってきて、自分の天職と思っており、経営士・コンサルタントという職業に誇りを持っています。

 しかし、これから独立起業をしようという人には、「経営士・コンサルタントという職業でなければあなたの人生は成り立たないのでしょうか?」「なぜ経営士・コンサルタントなのでしょうか?」という質問をするようにしています。その必然性をじっくり考えてから、独立起業の準備に入り、準備中にもそのことを反復して考えるべきと思います。

 では、経営士・コンサルタントとして独立起業をしようという決心が固まったとします。それを前提に書いてゆきます。


1-1 経営コンサルタントとしての適性


 自分が経営士・コンサルタントに適しているかどうかは、「気力・智力・体力」と考えます。

 気力としては、「社会貢献をしたい」という抽象的なものではダメだとよく言われますが、私はその気持ちの深さ次第だと思います。

 自分のためだけなら経営士・コンサルタントはふさわしくないでしょう。


 経営士・コンサルタントに必要なことは、「お節介焼き精神」です。

 ご自身の懐を暖めたいのであれば、そのままサラリーマンを続けて社内で出世をするか、経営士・コンサルタントをめざすくらいですから経営について詳しいでしょうから、それを活かしてご自身で起業する方が良いでしょう。

 

【 注 】

経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧するといいます「経営コンサルタントへの道というページも併せてご参照くださると幸いです。

 

■ 経営コンサルタント独立起業5つの要諦 サイトからも閲覧できます。

1.自分自身を見つめ直す
2.必要な知識・能力を身につける
3.事業ドメインの明確化と差異化
4.独立起業の必要資金の準備と予算
5.事業計画書で自分の考えをまとめる
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【カシャリ!ひとり旅情報】 群馬県・谷川岳の高山植物園 高山植物を愛でる

2024-08-12 09:26:07 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【カシャリ!ひとり旅情報】 群馬県・谷川岳の高山植物園 高山植物を愛でる

  

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

カメラ  

 谷川岳は、群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。日本百名山のひとつ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。

  頂部は二峰に分かれており、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と呼ばれる。

  一ノ倉沢などの谷川岳の岩場は、その険しさから剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられ、ロッククライミングのメッカとなっている。ロープウェイのおかげで、軽装でも、谷川岳ロープウェイ「てんじんだいら」駅まで行かれる。(【Wikipedia】より作成)

 私が訪れたときは、あいにくの雨で、お花畑はぬかるみでした。

 写真を撮るのに夢中になってしまい、靴をぐっしょり濡らしてしまいました。

 それでも、好天の時には撮れないような、雨粒を花びらや葉に載せた花は、凜として自己主張をしていました。

 腕の悪さで、私が表現したい写真にはなっていませんが、ご覧下さると幸いです。

 

谷川岳のお花畑

 

 

谷川岳のお花畑をもっと見る

↑ クリック

 

【経営コンサルタントのプロ集団+育成と資格付与】

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 詳しくは、サイトでご覧下さい。
 https://www.jmca.or.jp/

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月11日 2-0 8 蓄積堅裾 塵も積もれば山となる 蓄積を広い裾野にして内容を豊かにする

2024-08-12 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月11日 2-0 8 蓄積堅裾 塵も積もれば山となる 蓄積を広い裾野にして内容を豊かにする 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。 


◆第2章 思考力を高めてビジネス全快
*
 四字熟語の中には、物事の発想や思考に関する熟語もあります。「理科系の人は理屈っぽい」とか「あの人に理屈でまくし立てられますと、太刀打ちできない」などという言葉をしばしば耳にします。
 たしかにビジネスの世界では、上手に説明ができなかったり、自分が主張していることが相手に正確に伝わらなかったりすることが多く、自分の非力さを痛感することが多いです。
 四字熟語の中に、思考に関して示唆ある熟語が想定以上に多くあります。その中には、相手の言っていることを正確に理解できるようになるための示唆を与えてくれるものがあります。どの様に発想したら、相手に自分の思いをわかっていただけるのかを感じ取らせてくれる四字熟語もあります。思考力のハウツー本としてではなく、四字熟語の中に、思考力を高めるヒントを見つけていただきたいと思います。

2-0 8 蓄積堅裾 塵も積もれば山となる
        ~ 蓄積を広い裾野にして内容を豊かにする ~


 経営戦略というのは、その方法を一歩誤ると企業の存続すら危うくすることもあり得ます。それにより、時には社会的に大きな影響を及ぼすこともあります。そのようなことに陥らないように、企業では、経営理念を実現するために、深謀遠慮により、内外の経営環境を踏まえた上で戦略を立案し、それを実行して行き、経営の安全性を高めたり、成長に重点をおいたりという、その企業の置かれている状況に応じた経営判断をして行きます。
 独立起業した直後の企業では、その企業における経験が、ノウハウとなって蓄積されていることは少ないかもしれませんが、一般的には長短あれども企業としての経験があります。ところが、常に目先だけで経営を行い、深謀遠慮がなければ、いつつまずくかわかりませんし、経験が蓄積されて行きません。
「一暴十寒(いちぼうじっかん)」という四字熟語が孟子に出てきます。「暴」は「爆」という漢字と同じで、「日にさらして暖める」という意味で、「一日中暖め続けても、十日も冷やしてしまっては、せっかく暖めたことが無駄になってしまう」という意味になります。多少の努力は、後に怠けてしまうと意味がないと言うことで、継続して努力しなければ成果は上がらないことの例えとして用いられます。
「継続は力なり」という言葉がありますが、経験を重ねていくには、継続すると言うことも大切であるということの必要性を説いています。しかし、単に継続するだけで、自分達の過去の経験という財産を活かしませんと、過去の経験という価値あることが、「宝の持ち腐れ」になりかねません。
 日本のコンビニエンスストアというのは、コンビニ先進国のアメリカからそのノウハウに高いロイヤルティを払って日本に定着させ、それを育ててきました。今や、そのノウハウを先生であるアメリカ企業が欲しがるまでに高度化されてきました。
 その契機となったのが、レジシステムに蓄積されている販売データの活用です。顧客の属性と、売上の商品、時間や天候等その他の要因を複合分析することにより、顧客の購買特性をあぶり出し、それに基づく品揃えや仕入タイミング、テンポ陳列等々、小売業に関する戦略立案の知恵を蓄積でいたのです。
 「継続は力なり」という表現を借りて、「蓄積は力なり」ということを、私は経営コンサルタントになった初期から唱えてきています。
 例えば、日々の営業活動というのは、コンビニで言えば、POSシステムによるレジデータに相当します。POSシステムは、私が初めて渡米しました1970年代にすでにアメリカでは導入している企業がありました。日本のコンビニのレジシステムが今日のように高いレベルで利用され始めたのは1980年代に入ってからと言えます。私は、1970年代から営業日報の改革とその活用について、コンサルティングしてきました。
 当時は、まだパソコンが今日のように一般的ではありませんでした。営業日報とか業務報告書とかいう文書は、「○月○日の営業日報」のように、一般的には、日にちを基準に作成します。従いまして、一つの顧客の商談を時系列的に見るためには、過去の日報ファイルを何冊も引っ張り出してこないとできません。有能な営業管理職というのは、自分の部下の商談履歴をいかにたくさん記憶しているかにかかるいっても過言ではないほど、営業管理職の記憶力頼りでした。
 それを、レコード単位の管理に変更し、他の管理帳票と連動して利用できるように有機的な繋がりを持たせる形にし、「営業設備」と呼ぶようにしました。パソコンの時代が到来しますと、その方法がぴったりと営業設備にマッチしますので、パソコンで商談記録を管理するようにしたのです。
 それにより、営業活動の履歴を時系列的に見ることができるようになりました。顧客別に商談の流れが明確になりますので、流れのどこに、どの様な問題点があるのかが見えてきます。行動分析にも利用でき営業パーソン別の行動活動の効率性を分析して、その面からの部下へのアドバイスをしやすくできました。販売管理システムと連動させますと、どのような商品・サービスが、どの様な地域で、どのくらい売られているのか、マーケティング資料と営業活動を連動して分析することにより、どの地域で、どの様なお客様に、どの商品・サービスを、どの様に紹介したら営業成績を上げることができるか、見えてきますので、営業管理者も部下へのアドバイスが具体的になります。
 営業活動システムを、販売管理システムや財務管理システムとも連動させることにより、営業パーソン毎の粗利率だけではなく、経費状況を加味した営業利益率を算出することができます。営業パーソン一人一人が、どのくらいの経費を遣って、どれだけの利益を上げているのかという数値は簡単に出てきます。切り口を変えますと、商品・サービス毎の利益率も算定できますので、品揃えや商品戦略にも活用できます。
 「蓄積堅裾(ちくせきけんきょ)」というのは、蓄積することにより、裾野が広がり、固まりますので、仕事が効率よく、効果的に進められるということに繋がるということを教えてくれています。

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  ■【今日は何の日】 8月12日 ■ 徳島阿波踊り ■ 君が代記念日、国旗国歌法

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 「頑張れ、前畑!!」ママさんスポーツ教室の創始者 811
 東京オリンピック2020を控え、競技場建設や道路などのインフラ整備が進んでいるようですが、開催決定後のもたつきは、「本当に日本でのこと?」と疑りたくなるような恥ずかしいことが続きました。
 1936(昭和11)年8月11日、ベルリンオリンピックが開催されました。
 NHKのアナウンサーである河西三省氏の「前畑がんばれ」という連呼を思い出します。
 女子200m平泳ぎで前畑秀子氏が優勝したのです。
 何かで読んだのですが、「練習中、泳いでいながらプールの中で汗が流れるのがわかった」とおっしゃっていたとのことです。
 過酷な練習だったのでしょうね。

 引退後は、椙山女学園で後進育成に努めました。
 ママさん水泳教室を開き、その精神は、各種スポーツに引き継がれてきました。
 死してもその精神が生きているというのは素晴らしいことですね。

* 

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