6月30日【Game71/29-42-0】
千葉ロッテマリーンズ 4-7 北海道日本ハムファイターズ
【勝】有原(5-5-0)【S】増井(3-1-14)【負】涌井(3-6-0)
【本】日ハム なし 千葉ロッテ中村 1号2ラン(9回・玉井)
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ようやく連敗を脱出をしましたが、これまで何連敗をしていたのかの記憶も
乏しくなっていました。
セパ交流戦最後の試合は、ヤクルトに勝ったのは覚えているのですが、交流
戦明けの楽天戦からSB戦の6戦は、総て負けていたような錯覚がありました。
がぁ、楽天戦の札幌D初戦は、公文で勝っていたのですね。
連戦連敗が続くと記憶装置もストップをして、勝っていても負けている錯覚。
怖いですねぇ~。
きっと日ハムナインも、連敗が続くと勝ちを忘れたカナリア状態で、毎試合
毎試合勝てる気がしなかったのではないでしょうか。
今日のZOZOマリン球場での対ロッテ戦は、現在5位と6位の最下位争いを
している2チームの戦いでしたが、前日のSB戦(ヤフオクドーム)と同様に
初回に痛い失点をする展開でした。
このところの先発有原は、失点をしても一応試合を作ることが出来る投球を
重ねていますから、大量失点はしないだろうと安心をしていたものの、打線
があまりにも.........不発、不運、途切れるのバラバラ状態ですから、先取点
を与えるのは絶対的に不利と言えるチーム状況下の有原投手でしたが.......。
初回の1失点はランナー1,2塁で4番バラデスに打たれたものですが、この
あとの回はエースの自覚でゼロに抑えます。
ただ日ハム打線も、涌井投手に抑えられます。
試合展開は前日のSB戦でのメンディの試合内容にカブり、この日も駄目かと
思っていたのですが、試合は7回大きく動くことになりました。
7回表、近藤健介が抜けた穴を埋めるべく、好調を維持し完全にスタメンを
ものした松本剛が、先頭打者としてセンター前ヒットを放ち出塁をすると、
続く西川遥輝はレフト前に、4番中田はセンターへHRかと思う2塁打を放ち
疲れの見える涌井投手を攻め立てて1-1の同点とします。
無死での3連打は日ハムにとって久々のサプライズと言えるでしょう。
無死1、3塁の逆転のチャンス。
ここで勝ち越さなければ、勝利の女神は微笑むことは無いというチャンスに、
期待のレアードがしぶとさを発揮して三遊間を破り2-1と逆転の殊勲打を。
6月は1HRとHRではファンの期待を裏切りながらも、着々と打点は稼いで
いる頼れる男が打ってくれました。
その後、田中賢介と市川友也は倒れるも、ようやく自信を取り戻しつつある
石井が四球で歩き、2死満塁のチャンスで打席に立ったのは、絶不調男の
レッテルを貼った中島卓也でした。
私はここは代打矢野と心の中で叫びましたが、猫も驚く3塁打が出てしまい
ます。
いや~吃驚仰天、驚天動地の走者一掃の一打が出るのですから、ポーカー
フェースの涌井投手も、まさかの一打で失意のどん底に追いやられました。
きっと頭の中は真っ白で、我を忘れた涌井投手は、続く大田泰示の打席では、
ワイルドピッチで殊勲の中島を返すことになり、この時点で6-1に。
勝負あったの7回表の攻撃でした。
8回には涌井に代わった宮崎投手から、西川遥輝が3塁打を放ち中田の
犠打で7-1とします。
これまでの鬱憤を晴らすような回も迫った後半での得点ですが、最下位
ロッテの不調は気になりますね。
9回には新人玉井がHRを打たれて2失点をしますが、大量点に守られて
大きな怪我にならなかったのは、何よりも幸いでした。
ともに勢いのないチーム同士の戦いでしたが、とりあえず日ハムは連敗を
脱出しました。
投手状況が最悪の時なので、またもや連敗ということはあっても、上位打
線には当たりがあるので、今後もゲーム自体は楽しめるでしょうね。