髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 6連敗を止めたのは上沢投手~中田は依然無安打~

2017-07-09 17:01:33 | 北海道日本ハムファイターズ

昨日の中田翔1番ファーストは、SNSでも大騒ぎとなりました。
栗山監督の暴走という記事もあったくらいですから、とっっぷバッターに据えた
意図は判らないものの、監督自身は中田の将来を思いばかって、クリーンナップ
以外でも使えることを示したかったのかも知れませんね。

栗山監督にとっては「中田があっての日本ハム」と言い続けていただけに、4番
を外すのは苦渋の決断だったかも知れませんが、日ハム球団は栗山監督になって
からは、過保護と言われるほどに、斉藤佑樹、中田翔、大谷翔平に愛情(?)を
注いできましたから、真意は判らずとも「ある程度」は理解が出来ます。

プロ野球の監督選手には「ファミリー」なる派閥ができやすいものだと思ってい
ますが、日ハムには「中田ファミリー」的なものはあっても、監督や各コーチ、
選手間では表立ったものはないように思います。
つまりリーダー不在で昨年は運を味方にして日本一になったわけですから、今年
のように最下位争いを繰り広げても、核になる選手はいないのですから、リーグ
戦半ばで、戦いを放棄するような試合を展開しても決して不思議ではありません。
本来であれば、中心打者に座り続けて来た中田翔が、自ら先頭を切って引っ張ら
なくてはいけないのに、チームの闘う雰囲気をそぐ態度には、栗山監督も匙を投
げてしまったとも受け取れる昨日の試合ではなかったでしょうか。

7月9日のこの試合では、昨日のスタメンを続けるかと思えば、以前のスタメン
に戻しました。


それが功を奏したのか、上沢の熱投もあり何とか6連敗を逃れたものの、冷や冷
やの勝利には違いありません。
中田、レアード、大谷のクリーンナップにはヒットも出ず、全員でも4安打
お寒い打線では勝ったと言えどもファンは納得をしないでしょう。
いかに投手戦であったとしてもです。

7月9日【Game79/31-48-0】
北海道日本ハムファイターズ 2-0 福岡ソフトバンクホークス
【勝】上沢(2-2-0)【S】増井(3-1-14)【負】バンデンハーク(7-4-0)

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勝てたのは今年2勝目をあげた上沢投手の好投に、内外野(松本剛、レアード)
の好守備が飛び出し、勝利をもぎ取っただけのことです。


この日の上沢投手は
<7回 80球 打者24 安打5 三振5 四死球0 失点・自責点0>
一度怪我で死んだ男の復帰を他の投手は見習うべきです。

また中田翔は、時代錯誤といえるヤンキーまがいの頭髪をすべて刈り落として
先発メンバーから離れるか、率先をして7、8番に打順を落とし新たな気持ちで
後半戦に向かうべきでしょう。

なお私が予測をしたように、中田のFA移籍は今の状態では多分ありませんね。
大がかりなフォーム改造をして結果を出さない事には、獲るチームは出てこない
様に思います。(特にパリーグでは)
また大谷翔平のメジャー行きも難しい状況なので、栗山監督が辞めたあとは2年
間は日ハムで過ごしメジャー挑戦となるのではないでしょうか。

最下位争いをしている今年は、オールスター明けからメンバーは大きく様変わり
をする可能性があります。
またもし最下位にまで転落をしたなら、栗山監督の勇退もあるかも知れません。
そのような土壇場に追いやられた日ハムの今後は、様々な面で目を離せない状況
になるかと思います。