山百合;笹百合;白百合、姫百合、鬼百合、鉄砲百合、鹿の子百合,カサンブラカ。花言葉は荘源。ユリ科の多年草の花で極めて種類が多く、匂いの強いものが多い。観賞用に植えられるもののほか、切り花としては、鉄砲百合の他カサンブラなどに人気がある。いずれも匂いが強い。「百合の花朝から暮るるけしきなり 一茶」「起き上がる風の百合あり草の中 松本たかし」「すくひらく百合のつぼみをうとみけり 安住 敦」「百合さくや海よりすぐに山そびえ 鈴木真砂女」「百合ひらき甲斐駒ケ岳目をさます 福田甲子雄」「むきむきに花粉こぼして卓の百合 奈良鹿郎」「献花いま百合の季節や原爆碑 後藤比奈夫」「仏壇の中の暗きに百合ひらく 菖蒲あや」「百合の香を深く吸ふさえいのちかな 村越化石」「指さしてわがものとする崖の百合 橋本美代子」「折り持て首より動くかのこゆり 松藤夏山」「稚児百合の丈のあはれに揃ひけり 吉田万里子」。(我が家の 百合一鉢 梅雨明けを待つ ケイスケ)