ツワブキ(キク科)花言葉は、困難に負けない。石蕗の花。キク科ツワブキ属。常緑多年草。大きな葉が蕗と似ているのでこの名があるが、蕗とは別種である。暖地の海岸などに自生するが植栽もされ、斑入り葉のものなど園芸種もある。葉柄は蕗と同様に食用なされる。花は初冬、長い花茎を伸ばし黄色い頭花を多数つける。「空明の姿二つやはの花 言 水」「友送る手燭の影や石蕗の花 常屋」「さびしさの眼の行方や石蕗の花 疹 太「咲くべくもはであるを石蕗の花 蕪 村」「ちまちまとした海もちぬ石蕗の花 一 茶」「石蕗の日蔭は寒し猫の鼻 抱 一」「日にあてゝ着かへる衣や石蕗の宿 蔵 六」「静かなる月日の庭や石蕗の花 高浜虚子」「石蕗黄なり文学の血を画才に受け 富安風生」「石蕗咲いて無闇と句碑の立てるかな 池内武」「茎高くほうけし石蕗にたもとほり 杉田久女」「「けふの晴れ狭庭は既に石蕗のもの 及川 貞」「つはぶきはだんまりの花きらいな花 三橋鷹女」「ゆたかなる水の流れや石蕗の花 星野立子」「海の日に茎さいのべて石蕗咲ける 太田鴻村」「石蕗咲けりいつも泥靴と並びたる 加藤楸邨」「病まぬ生より病める生ながし 石蕗の花 石田波郷」「沖有れてひかり失う石蕗の花 柴田白葉女」「石蕗咲いていよいよ海の紺たとしか 鈴木真砂女」「讃歌や地に沈金の石蕗の花 飯田龍太」「静かなるものに午後の黄石蕗の花 後藤比奈夫」「黄八丈色に石蕗咲き妻が着て 草間時彦」「人住むを大地といへり石蕗の花 神尾久美子」「一隅を一切とせり石蕗の花 和田捂朗」{そこに日を集めて庭の石蕗明り 稲畑汀子」「大部分宇宙暗黒石蕗の花 矢島渚男」「迷ひなきこの道をゆく石蕗の花 鈴木貞雄」「花石蕗にtねのたそがれ誕生日 菊地常子」「海に向く家裏ほ道石蕗咲けり 小川壽美子」「花石蕗や心の張りを支え咲く 西岡正保」「大津絵の鬼が杖つく石蕗の花 坪内稔典」「石蕗の花海を見たくて歩きけり 大竹多可志」「どこえでも行ける明るさ石蕗の花 鎌倉 佐弓」「石蕗の絮裏表なく日の差せる 岩田由美」「陶工のてのひら厚し石蕗の花 駒木根淳子」「朝より沙の音す石蕗の花 山西雅子」「石蕗黄なり母子順調に老ゆるなり 山口都茂女」「石蕗咲いて忘るることなき忌日 谷川章子」「一病が老を早めし石蕗の花 山本白雲」「寿福寺に下駄のして石蕗の花 小峠健水」「初島へ海の平や石蕗の花 足立和信」「寝室は十燭石蕗明り中村ヨシオ」「穏やかに遠流の島の石蕗明り 二宮弘子」(分別のある日なき日の石蕗の花 ケイスケ)。本日故障中の一室の天井灯の修理と洗濯機の交換を完了した。(ケイスケ)