誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

八つ手

2016-12-17 09:29:54 | 誕生日の花ケイスケ日記

ヤツデ;八手の花;天狗の羽団扇。ウコギ科。花言葉は、分裂。八手はウコギ科の常緑灌木。暖地では山林に自生るが、庭木にも多も用いられる。2mほどの高さに達し、葉が7~8つに裂けた掌状であることからその名があり、別名「天狗の団扇」とも称される。初冬の頃、花茎が伸びて枝分かれし、その先に黄白色のごく小さな花を球状につける。翌年の初夏に、黒い実を結ぶ。冬ざれの住宅地を歩いていると、壁際や裏口の脇などに、地味な花を、しばあしば見かける。「花咲いて不調法なる」八手かな 三津人」「写真師の生活ひそかに花八つ手 飯田蛇忽」「一ト時代八つ手の花に了りけり 久保田万太郎」「たんねんに八手の花を虻舐めて 山口青邨」「海昏るゝ苑の点心八ツ手 横山白紅」「いと白き八つ手の花にしぐれけり 中村汀女」「八ッ手咲け若き妻ある愉しさに 中村草田男」「踏みこんでもやもどれず花八ッ手 加藤楸邨」「遺書未だ寸伸ばしきて花八手 石田波郷」「いつ咲いてつまでとなく花八手 田畑美穂子」「みずからの光りをたのみの八ッ手咲く 飯田龍太」「花八手生き残りりしはみな老いて 草間時彦」「本開けしほどのまぶしき花八つ👍波多野爽波」「花八つ手日蔭は空の藍浸みて 馬場移公子」「八ッ手咲き夜も青々と天ありぬ 菖蒲あや「」日本に戻りて二日花八ッ手 大峯あきら」「八つ手咲く父なきことを泰氏とも友岡子豪」「花八ッ手星またたけば少し散り 中嶋秀子」「人に和すこと淋しさ花八ツ手 大木あまり」「離れ住むことに慣れて花八手 片山由美子」「花八ツ手あの手この手をよくひろげ 小川恭生」「振り返る月日短し花八ッ手 水田むつみ」「花八をつ手日当たる街を遠く置き 坂田昭風」「翅のあるものに日当たる花八手 浜 明史」「下の葉へ洩れ日のとどき花八手 中村真梨子」「陽のぬくみここの集めて花八ッ手 中野英子」。(いつ咲いていつまでとなく花八つ手 ケイスケ)。