誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

寒桜寒菊

2016-12-14 08:13:12 | 誕生日の花ケイスケ日記

寒菊;冬菊;島寒菊;浜寒菊;初見草;秋無草;霜見草;雪見草。花言葉は、繊細。キク科の多年草。植物学的に油菊という。菊の原種の一つとさっる島寒菊、浜寒菊の一変種。近畿地方以西の日当たりのよい山麓に自生する。また園芸用に庭に植える。茎は30~60㎝で、葉の裏側に軟毛がある。花は晩秋から初冬にかけて、枝の先に小さくまばらにつき、黄色ときに白もある。冬菊、霜菊の別名。「寒菊はおごらで久し花盛 重 頼」「冬や咲きや隠逸伝の翁ぐさ  宗 因」「寒菊の気髄に咲くや藪の中 来 山」「寒菊や醴造る窓の前 芭 蕉」「寒菊や粉糠のかかる臼の端 芭 蕉」「寒菊や箔色しづむ鷹の鞭 野 祇」「寒菊や夕日に向かふ硯形 桃 隣」「寒菊や垣根つづきの庵の数 太 祇」「寒菊や日の照村の片ほとり 蕪 村」「寒菊や猶なつかしき光悦寺 召 波」「寒菊や虱をこぼす身のいとま 白 雄」「寒菊や臼の目切りがぼんのくぼ 一 茶」「寒菊を憐みよりて剪りにけり 高浜虚子」「寒菊や霜憐れめど剪り惜しむ 岡本松浜」「寒菊の雪をはらふも別れかな 室生犀星」「冬菊のまとふはおのがひかりのみ 水原秋櫻子」「わが手向冬菊の朱を地に点ず 橋本多佳子」「冬菊を活けて老いざまを慈しむ 殿村菟絲子」「冬菊や隣へ慰問聖歌隊 石田波郷」「霜の菊円光負うてゐるごとし 永島靖子」「棺へ足す冬菊のみみな違うふ 嶋田麻紀」「寒菊やあんぜんめんぜんすまるや様 伊沢 恵」「寒菊のあとも寒菊挿しにけり 橋本末子」「冬菊の乱るる色 濃くしたる 鹿野佳子」。(寒菊も冬菊ともに雪をかぶりて咲きにけり ケイスケ)

 

  

 

 

 

 


 


寒桜

2016-12-14 08:13:12 | 誕生日の花ケイスケ日記

 

寒桜(バラ科)花言葉は冷静。11月ごろから1月頃にかけて咲く桜。花は小ぶりで白色の一重咲き、木も小さい。冬空の下に開く姿は儚くも、凛としている。群馬県鬼石町桜山公園の冬桜は有名。寒桜は、緋寒桜のことで、九州、沖縄などの暖地に咲く。彼岸桜の変種で緋色の花を咲かせ、冬桜とは別のもの。「山の日は鏡野如し寒桜 高浜虚子」「「うつし世のものとしもなし冬桜 鈴木花蓑」「昼月に垂り枝のゆれて冬桜 飯田蛇忽」「一弁を吐ける莟や冬桜 富安風生」「神垣や奧拝まるゝ冬桜 野村喜舟」「今日ありと思ふ余命の冬桜 中村苑子」「冬桜しら咲きに誰が遺言 文挟夫佐恵」「誰も彼も鬼石町と冬桜 松崎鉄之介」「月光の玉くだけちる寒ざくら 石原八束」「次に散るまでの花びら冬桜 佐藤鬼房」「はなびらの小皺尊し冬ざくら 三橋敏雄」「雨雫よりひそやかに寒桜 稲畑汀子」「たましいのいくたび撓う冬桜 寺井谷子」「冬桜総身湯気の馬通る 今井 聖」「冬桜空青ければ散りもせず 百瀬美津」「ひとゆれに消ゆる色とも冬ざくら 平子公一」「冬桜ことば足らざるおもひかな  保住敬子」「仰ぐたびひ人は老いゆく寒桜 木村日出夫」「一幹の緋寒桜に行脚僧 野中千秋」「冬桜音を絶ちたる峡の空 柴崎富子」「吹き晴れし空ひしひしと冬桜 小竹梨花女」「白湯たぎる音のどこかに冬桜 浅沼元月」「皇神の在す一山の冬桜 針ヶ谷隆一」「山中の神輿庫守る冬桜  中野真奈美」。(寒風をし忍手咲ける寒桜老いゆく我に幸願う ケイスケ)。