クサボケ;草木瓜(シドミ)バラ科;ボケ属。花言葉は一目ぼれ。落葉低木。日当たりのよい山野に生える。茎の下部は横に這い、高さはせいぜい1mほど。果実は梅の実のような球形で秋に黄色く熟す。芳香があるが、渋く、酸味強い。果実酒や砂糖漬けにされるほか、民間薬としても利用される。「地梨漬け聖俗いずれも遠し 柚木紀子」「尺一茶位碑堂の辺地梨熟れ 千曲山人」「土ふかくしどみの花をちりばめぬ 軽部烏頭子」「きるほどにしどみ咲く地のあをみけり 飯田蛇笏」「花しどみ田毎な畦はつくろはず 能村登四郎」「花しどみ妻には妻の歩あり 福永耕二」「草木瓜や男ぶり女ぶりの嶺の晴れ 鷲谷七菜子」「草木瓜の花に笑顔を使い捨て 綾部仁喜」「眠い媚を母へ返しぬ樝の実 田中美千代」「草木瓜の赤き実にすむ小家かな 村上鬼城」。(草木瓜の薬飲みたし酒代わりに ケイスケ)。ブログ更新しようとしたが、自分では出来ず祐二君を呼んで修復して頂きました。有難う御座いました。感謝感謝です。謙治。