釣り鐘草(キキョウ科)花言葉は,感謝。釣鐘草;提灯花;風鈴草。キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。山地、丘陵に自生する。茎の高さは40~80センチ、粗い開出毛がある。葉の緑には不揃いの̪歯牙がある。花は六、七月、淡紅紫色、または白色で、濃色の斑点がある。釣鐘の花は」提灯に似ている。この花の中に蛍を入れて遊んだことから、この名がついたというのが一般説。「咲く花はつりがね草か野中寺 才麿」「宵月を蛍袋の花で指す 中村草田男」「見ゆるごと蛍袋に木てかがむ 村越化石」{山中のほたるぶくろに隠れんか 小澤 實」「形見よとほたるぶくろの白無垢は 阪本謙二」「逢ひたくて蛍袋にともす 岩淵喜代子」「海鳴りの籠もりし蛍袋かな 七田谷めり臼」「まつすぐに蛍袋に夜がくる 保坂敏子」「蛍袋湖の入日は辻りくる 山沢荒絹」。(爽やかに踏めばかりと浜辺の藻 小野瑞枝;走り根の襞ます花の吹き溜まり 小野謙治)