イワカガミ(イワウメ科)花言葉は;忠実。イワウメ科イワカガミ属の常緑多年草。亜高山帯の草地や瓦礫地、または林緑などの生える。花茎は10センチ程度で淡紅色な花が横向きまたはややかたよって三~一0個つける。花冠は鐘形で五裂しさらに先端が細く裂ける。和名の岩鏡は、岩場に生えることと、光沢なある葉を鏡に見立てたことによる。「岩鏡咲きかぶさりし清水かな 中村素山」「岩鏡山雨に男濡れし黒し 村越化石」「岩かがみ霧が暗しと灯ともす 藤岡筑敦」「岩かがみザイルに打たれ花こぼす 岡田貞峰」「補陀落に続く径なり岩鏡 阿部月山子」{岩鏡霧の中より講の鈴 柚口 満」「尾根に出て雲まぶしめり岩鏡 国枝隆生」(秋立つや航跡川をなすごとく 小野瑞枝;虫しぐれいつしか雨の降つており 小野謙治)