誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

アジサイ

2018-06-22 15:00:02 | 誕生日の花ケイスケ日記
アジサイ;ユキノシタ科の落葉低木で、日本原産の額紫陽花を母種とする。(紫陽花)花言葉は、移り気.乙女の愛。わが国のに山種に分布し、園芸品種として占める位置も大きい。陰湿の地を好み、葉は対生で楕円形鋸葉。梅雨に入りの頃から咲き始め,梅雨は終わる。花弁に見えるのは萼片で、花はその中に細かい粒のようになつている。名はァヅと真藍による。酸性土で藍紫、アルカリ土で紅の花色が強くなり、またフラボン系のぶつ物質の変化により花色が順に変化する。「紫陽花や藪の小庭の別座敷 芭蕉」「紫陽花や柚子時の薄浅黄 芭蕉」「あじさゐを五器に盛らばや草枕 蘭雪」「あぢさゐに喪屋の灯うつるなり 晩台」{あじさゐや仕舞のつかぬ昼の酒 乙二」「あじゐや澄み切つてある淵の植え 藍虹」「紫陽花やはなだにかはるきのふける 正岡子規」「紫陽花や白よりいでし浅みどり 渡邊水巴」「花二つ紫陽花青き月夜かな 泉 鏡花」「あちさゐの雨を寒がる女かな 野村喜舟」「あじさゐやなぜか悲しきこの命 久保田万太郎」「曜ぎ場に紫陽花ううるりけり十二橋 水原秋櫻子」「紫陽花や師の音声のラジオより 石田波郷」「紫陽花は植え込の花人力車 京極紀陽」「あじさゐやきのうの手紙は古ぶ 橋本多佳子」「あじさゐの毬より授よ駆け出よ 篠原蘭作}「あじさゐの藍ヲ尽くして了りけり 安住 敦」「あじさゐの毬はい一つも地二つかず 上野章子」「紫陽花の紫紺をつくし滝飛岬 成田千空」「紫陽花剪るなほ美しきにおのあらば剪る 津田清子」「絹の服着てなじむ午後を日の四蕪 鍵和田柚子」「紫陽花のパリーに咲けば巴里 星野 椿」「あじさゐの地獄を花とおもひけり 高橋 龍」「球重うして紫陽花は知恵の花 大石悦子」「兄亡くし提出夕刊が来る濃紫陽花 正木ゆう子」紫陽花や子を生み終へし高いびき 岩田由美」「あじさゐのどのはなとなく雫かな 岩井英雅」「紫陽花に眼ひ夜を徹す 松村多美}{風立ちて毬のおさなき四蕪かな 遠藤悠紀」。(移り気の紫陽花咲けり 梅雨の時 謙治。約束に闇あり潮さす春の川 小野瑞枝)。