心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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金曜日に

2012年02月06日 | ほんのすこし
つい最近 ずっと頭に描いていたことがあって・・・それがなんと モス!
モスにはずいぶん行ってなかったのです。以前 娘が帰省したときに行ったきりで。それよりもっと前 まだ子どもたちがいたときにはずいぶんお世話になりました(笑)

好きなんです。特にライスバーガーが。
なのに ずっと行けなくて。なんかね ひとりで行くのに抵抗があってね。
でも 先週の金曜日 意を決して行ってきました。ちょうど書店で色々本を購入した帰りだったので、その中の本を読みながらってシチュエーションに憧れてね(笑)

時間は午後の三時ころ。だから店内もほとんどまばらで。わたしにとってはとても都合がいい。
本当に久しぶりのモス!
メニューだって変わっているかもしれない。なのに新しいものに飛びつかず 海鮮ライスバーガーを持ち帰りで。店内では チーズスフレと珈琲のセットを。
持ってきてくれた店員さんに スープごはんってメニューにあったんだけど・・・と聞いてみると。
可愛らしい店員さんが一生懸命に商品の説明をしてくれました。その一生懸命さに打たれて お持ち帰りでできないかと。裏メニューらしいのですが、しっかりと作ってくれました。

『舟を編む』を紐解きながら しばしひとりの時間を満喫。こういうのもいいなぁと思いながら。部屋でひとりでいるのもありだけど こういう空間でひとりでいるのもまたいいもんだなと。静かな時間でもあり どこか雑然としていて整然ともしている空間に自分がいることに満足を覚えていました。雑然というのは 色々なものがある中にいるということで、整然としているということは ある種のマニュアルに従って作られている空間に自分がいるということ・・・かな?

わたしと同年代とおぼしき男女がそれぞれの場所でくつろいでいて その二人もそれぞれに立ちあがりいなくなったのだけど、そのあと 若いグループが入ってきて。その中の男性がトイレに。トイレ帰りにこちらをチラ見。ふん!おばさんで悪かったね!(笑)まぁそんな感じで 久しぶりのモスを楽しみました。
可愛い店員さん 大真面目にスープご飯の説明をありがとうね。なんだか聞いていて こういう時代が自分にもあったよねって気分に。

学生時代、あれこれとバイトをしました。奨学金だけでは無理だったので。
様々な職種のバイトをしながら 大人な世界というものを垣間見た気分でね。理不尽な扱いを受け、自分なりに傷ついたこともありました。同じ寮のメンバーで行ったバイト先で なぜかわたしだけがオーナーの娘から仲間はずれ?状態にされていたこともあったり。それは後で聞かされてわかったことだけどね。他のメンバーは娘さんからお下がりとか色々いただいたりとかしていたけど、わたしにはひと声もかけなかったし。
メンバーが詮索し 言うことも わたしにはピンとこなかったけど、人間はどこで何を判断するのかわからないもんなんだなあって。気が効かないわたしは 目に上のたんこぶか?って最初は思ったけど、どうやらそうでもなかったらしい。
嫉妬?めいたものをチラッと話したという。はあ?わたし 何もないんですけど。お金も美貌も(笑)
その娘さんはとてもファッショナブルな方でブランド物を着飾っていたんですけどね。

きっとわたしの態度が 傲慢なところがあったのだと反省しています。職業に貴賎なし!とはよく父に言われた言葉ですが、それを忘れてわたしの中で料理屋や料亭?とかって下に見ていたものがあったのかもしれない。自分ではそう思っていないと思っても どこかバイトに入り込めないものがあったのだろうなと。今はわかります。その娘さんが感じたこと、本当にごめんなさい。わたしの中の自分勝手な思い。秋田の料理屋 陶板焼きで有名だったなぁ。今もあるのかなぁ・・・おかみさんにはお世話になりました。
若いときは 自分の姿がよく見えていない。自分がどんな態度でいたかなんて 見ようともしない。
でも 周りにはちゃんと見えているものなんだね。それを素直に見れるかが大事なことなんだって この年になってからわかるのも なんだかねぇ~、遅すぎだよ わたし(笑)