心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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少し落ち着きました

2012年12月07日 | ほんのすこし
シチューの準備をしていたら、居間で母が声高く笑っていた。テレビをつけていなかったので 変だなと思ってドアを開けた。
母が手帳を見ながら 笑ってる。
どうしたの?
これこれ ここ。と指差す。
そこには 11月18日 母の誕生日にわたしが母の病歴を書いていた部分があった。
「○月○日 手術のため入院 
 ○月○日 無事 退院
 ○月○日 とうとう80歳になりました」
たしか 前にそう書いたところの下の部分に 新たに言葉が書かれていた。

どれどれ・・・「これからさきを楽しみに生きていこう。お迎えはまだまだね」
ん?
母が指差すところを見たら
「これからさきを 薬しみに・・・」と書いてあった。
楽しみにと書くつもりが ついつい薬という文字になっていた。毎日薬のお世話になっている母。書くときもなんとも思わず書いていたのだろう。
ふたりで大笑い。薬も楽しみもいっしょくたになった人生もまた いいんじゃないの(笑)
こんなに長生きできるなんて思わなかったという母。そんなこと言わずにいっぱい長生きしてよね。

わたしがここ10日あまり急な仕事でなかなか顔を見せることができない日もあった。
お前が来ない日は一日が長くてねぇ~。だから 今度から合間に勉強することにしたよと、ニコニコしながら話す母。TSUTAYAで先日買ってきた小学校で習う漢字の本。書き順を勉強したりできる本なのだが、それを開きながら書く練習をするのだそうだ。テレビばかり見ていたってだめだからねと。

80歳でも勉強はできる。ましてや わたしはまだまだできるはずだ。始めようとして頓挫してるものもある。母を見て 発奮しなくてはと 反省しきり。

そうそう、今日 母の診察付き添い。
そこで インフルエンザのことを聞いた時に お医者さんが「もう受け付けは終わりましたよ。他の所に行ってやってもらってください。」と言ったので、つい わたし「はい、じゃぁ他の店に行ってみますね」と答えてしまった。
言ってから間違いに気づき 看護師さんと母とわたし つい笑ってしまった。お医者さんは苦笑い。すみません・・・
母が「わたしといると 影響されちゃって・・・」と言い訳を言っていた。
やはり母とわたしは親子なんだってこと?こんないい間違い しょっちゅうだもんね。

みなさん インフルエンザワクチンはお店では売ってませんからあ~。