昨日 採血のため病院の付き添いに。リュウマチのため 骨がもろくなっている母は採血のときのあのゴムの止めるのが苦手。軽くしばられても 痛がってしまう。注射の針よりも 止めるゴムの痛さがかなわないらしい。
昨日も看護師さんが悪戦苦闘していた。最後に腕に軽くタオルを巻いてからゴムで止めてみた。すると全然痛さが違ったらしい。ようやく7本もの採血終了!今度からはタオル作戦で行こうね!
午後1時半に家に戻り ドラマに間に合った♪と喜ぶ母。わたしは買い物にそのまま出かけた。
二時半ころ戻ってきたら 母がベッドに横になっていた。少し休んでいるというので わたしはコタツで足をあたためた。少しして 母が体を起こし
「心配なんだよ。」という。わたしは病気のことだろうと思いながら 続きを聞いた。
母が問題にしていたのは・・・
つい何日か前にロシアに落ちた隕石のことだった!
テレビを見ていて 太陽と地球と他の惑星の大きさを比べているうちに、自分は日本でも広いと思っているのにアメリカとかすごい大きさだろうと比べものにならないと、でもその地球の大きさが太陽とか他の惑星なんかと比べて かなり小さいのだという感覚に なんだか戸惑いを感じたらしい。
隕石が落ちてくる場所の特定はできないの?という問いに 「富士山のてっぺんに1ミリのものが落ちる状態を想像してもらえばわかるほど難しいのだ」と聞き、ますます「こりゃ大変なこった!」と思ったらしい。
そして
「今の世の中 国同士が争ったり、あれこれ喧嘩したりしているけど、そんなことに関わりあってるより 外からくる(隕石のこと)ものに どう対抗したらよいかをみんなで考える方がずっと地球のためになるよ。なんでみんな気付かないのかねぇ~」と 心配顔で話す母。
大きな宇宙から見れば ほんとに些細なものがわたしたちなんだよね。
それなのに 目の前のことでちまちまあくせくと あぁでもないこうでもないと揉めている。
今まで隕石が落ちてくるなんてこと 一つも考えたことがなかった母にとっては 青天の霹靂だったに違いない。
そうだね。争いごとをやめて 世界中の人間が一致団結して 外からの脅威をどうやって受け止めるかを研究すること 大事だよね。
わたしは ただロシアに隕石が落ちたんだ・・・ぐらいにしか受け止めなかったのに、母はもっと色々考えていた。いつもそうだ。母はニュースをよく見聞きしているため わたしよりずっとニュースの内容について考えたり感じたりしている。そしてえてして母の感想は当たらずとも遠からずのことが多いのだ。
母は さらにこう言った。
「絶対 夏休みのこども科学相談室(こういうタイトルかどうかうろ覚え)に この隕石のこと質問出ると思うよ。聴かなくちゃ。子どもにわかるように話してくれるから 自分にすごく合っているんだよ。楽しみだなぁ」
テレビも見るけど ラジオも大好きな母。特に夏休みや冬休みに入る子どもたちの質問箱の番組が大好きで、そこで仕入れた情報をときどき教えてくれる。自分の知能は子どもより下だって笑っていうけど、いやいやどうして あなたの興味はなかなかのものですよ♪
まぁ隕石が ここに落ちてこないかとびくびく心配して暮らすことはしないようだけどね。
人間も地球も はかないものなんだなと ちょっと寂しく思えた母なのでした。
昨日も看護師さんが悪戦苦闘していた。最後に腕に軽くタオルを巻いてからゴムで止めてみた。すると全然痛さが違ったらしい。ようやく7本もの採血終了!今度からはタオル作戦で行こうね!
午後1時半に家に戻り ドラマに間に合った♪と喜ぶ母。わたしは買い物にそのまま出かけた。
二時半ころ戻ってきたら 母がベッドに横になっていた。少し休んでいるというので わたしはコタツで足をあたためた。少しして 母が体を起こし
「心配なんだよ。」という。わたしは病気のことだろうと思いながら 続きを聞いた。
母が問題にしていたのは・・・
つい何日か前にロシアに落ちた隕石のことだった!
テレビを見ていて 太陽と地球と他の惑星の大きさを比べているうちに、自分は日本でも広いと思っているのにアメリカとかすごい大きさだろうと比べものにならないと、でもその地球の大きさが太陽とか他の惑星なんかと比べて かなり小さいのだという感覚に なんだか戸惑いを感じたらしい。
隕石が落ちてくる場所の特定はできないの?という問いに 「富士山のてっぺんに1ミリのものが落ちる状態を想像してもらえばわかるほど難しいのだ」と聞き、ますます「こりゃ大変なこった!」と思ったらしい。
そして
「今の世の中 国同士が争ったり、あれこれ喧嘩したりしているけど、そんなことに関わりあってるより 外からくる(隕石のこと)ものに どう対抗したらよいかをみんなで考える方がずっと地球のためになるよ。なんでみんな気付かないのかねぇ~」と 心配顔で話す母。
大きな宇宙から見れば ほんとに些細なものがわたしたちなんだよね。
それなのに 目の前のことでちまちまあくせくと あぁでもないこうでもないと揉めている。
今まで隕石が落ちてくるなんてこと 一つも考えたことがなかった母にとっては 青天の霹靂だったに違いない。
そうだね。争いごとをやめて 世界中の人間が一致団結して 外からの脅威をどうやって受け止めるかを研究すること 大事だよね。
わたしは ただロシアに隕石が落ちたんだ・・・ぐらいにしか受け止めなかったのに、母はもっと色々考えていた。いつもそうだ。母はニュースをよく見聞きしているため わたしよりずっとニュースの内容について考えたり感じたりしている。そしてえてして母の感想は当たらずとも遠からずのことが多いのだ。
母は さらにこう言った。
「絶対 夏休みのこども科学相談室(こういうタイトルかどうかうろ覚え)に この隕石のこと質問出ると思うよ。聴かなくちゃ。子どもにわかるように話してくれるから 自分にすごく合っているんだよ。楽しみだなぁ」
テレビも見るけど ラジオも大好きな母。特に夏休みや冬休みに入る子どもたちの質問箱の番組が大好きで、そこで仕入れた情報をときどき教えてくれる。自分の知能は子どもより下だって笑っていうけど、いやいやどうして あなたの興味はなかなかのものですよ♪
まぁ隕石が ここに落ちてこないかとびくびく心配して暮らすことはしないようだけどね。
人間も地球も はかないものなんだなと ちょっと寂しく思えた母なのでした。