心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

印象的だったこと

2013年02月16日 | ほんのすこし
一日 何もせずに終わったなと思うことが多い。
気持ちは前向きになっていると思っていても 実際のところ前と同じ繰り返しの日々だ。少し違っているのは、シャープペンシルを使うようになったことか・・・
とりあえずは なんでもやれることをやっていこう。その中から取捨選択して これから先のことを考えよう。

三連休は 上京してきた。戻ってからが大変だった。
体がいうことをきかない。足が重くて 普段どおりに戻るのに 二日以上かかった。なんということだろう。ここまで体がていたらくしていたのか。
歩数計が 東京では一日16000歩以上だったのに 戻ってきてからは 1000歩から多くて3000歩どまり。これじゃあ足も悲鳴をあげるはずだ(笑)
いかに歩いていないかがわかる。運転ばかりに頼って暮らしていると 体が衰えていくという証だね。

今回の旅で 強烈な印象となったのは 盛岡まで同席した見知らぬ60代の女性。最初から最後までご一緒だったけど、2時間半以上 しゃべり続けていた。わたしは聞き役だったが、その所作や話し方を見ていると あることに気付いた。知り合いにこの方と同じ雰囲気で痩せて顔の作りが似ている人がいる。その人と話し方がとても似ているのだ。話し方が似ている人は顔の作りとか雰囲気も似てくるのだなと 話を聞きながら思っていた。声さえも似ている気がする。
自分の生い立ちやら 亡くなったご主人とのことやら、友人のことやら 話は尽きないようで・・・その話の途中で わたしに「あなたはどうなの?」「お子さんはどこに?」などなど 話を振ってくる。適当に応えているが、こっちが乗り出して答えないせいか あるとき「あなたは 喜怒哀楽がないでしょ?」と言われた。
はぁ?一瞬 目が点になった。
どうも わたしの反応がいまいちだったらしい(笑)
その方に言わせると 自分はわがままだそうで、夫婦げんかして相手が悪いと夜中でもアイスを買ってきて!と言うのだそうだ。つまり喜怒哀楽が激しいということの例をあげたということらしいが・・・

その話を母に教えると 母曰く
「その人は お前との話の共通点を探して あれこれ話をしたり 話を振ってくるんだよ。お前が熱心に答えれば 夢中で話に花が咲くから そうやって人とコミュニケーションを取ってきたんだろう。」と。

おかげであっという間に到着した感じがしたが、読もうと思ってバッグに入れていた文庫本は一度も開かずに盛岡に着いた。

ある意味 羨ましいほどだ。わたしはあんなふうに長い時間おしゃべりし続けることはとても苦手だ。たいてい聞き役になっていることが多い。数人でいるときにひとりだけが独壇場である場合も好まない。講演会ならともかくね。
友人の作り方には 色々あるだろう。その人なりのやり方で 自分と波長の合う人を探す。今回の見知らぬ女性とは とても波長が合わないなと感じた。あっという間に着いたけど 話を聞き続け あげくには「喜怒哀楽のない人」だと言われて どっと疲れた気がする(笑)

でも よく考えると 他人にはそう映るのかもしれない。静かなときのわたしは冷静に見えるのだろう。だが、それはほんの側面だ。わたしの中には熱い炎が燃えている(なんてね)
まぁこれもひとりの時間が多く それに慣れ過ぎたということかもしれない。
喜怒哀楽・・・怒は あまり顔に出さない。それ以外は そのまま顔に出している気がするけどねぇ。
たまには 怒れってことかしらねぇ。
でも 怒ることって あまりないしねぇ。
どちらかというと 笑ったりすることが多いからねえ。それでも喜怒哀楽がない人ってみられるのかしらねぇ・・・

※※※

写真は 鎌倉の小道を見上げたときに出ていた看板代わり?Tシャツが旗のように貼りつけてあったので、面白いなと思って パチリ。

※※※