心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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紅葉

2013年11月04日 | ほんのすこし
今年は天候が上がり下がりが激しかったせいか 観光地に行かなくても庭先で綺麗な紅葉を見ることが多い気がします。地面にふと落ちた赤い葉を見つけたときなど その赤さに驚くことがあります。赤って 少しだけでもあると周りとの対照的な色にハッとさせられます。そこだけが目立つというか アクセントになるというか。

秋の寒々とした空気の中で そこだけ鮮やかな色がある。赤だったり黄色だったり。その色の見事さに時の移ろいを感じるのでしょう。最近 わたしの頭は昔の傷跡が病んでいます。それだけ例年になく空気が冷たいのだと思っています。部屋の中にいてもこんなに痛く感じること 今までなかった気がするのです。冷え込みは 葉の赤みを増して綺麗にしますが、それと同時にわたしの体にも新たな変化を与えてしまうということなのでしょうね。
部屋の中で毛糸の帽子をかぶろうかと思っているところです。



実家の近くのドウダンです。真っ赤に色づいていました。その隣には大きな葉っぱ。なんという樹でしょうか。これもまた綺麗な緑から黄色へと変化し始めていました。



枝の濃い黒っぽい色が逆にアクセントになっています。

多分 街中を歩いてみれば 色々なところで紅葉を見ることができるのでしょう。でもこの頭の痛さに負けて 歩くのはちょっとごめんだなという気持ち。せっかくの秋を 今年は探しに行くのは無理なようです。今は実家の近くで我慢です♪

息子が高校に通っていたときに ときどき迎えに行った先にとても見事な紅葉の山がありました。運転しながらその美しさに見惚れてしまうことがたびたびでした。稲刈りの終わった田んぼを裾野にし こんもりとした山一面が秋色に輝いていました。今年はすごいだろうなぁ。行ってみたくなりました♪
秋はこれから来る冬を思うと 寂しくなりますが、ほんのいっとき この綺麗な紅葉を味わえることでわたしたちは満ち足りたものを感じます。これも四季のある世界に生きているものの贅沢なのでしょうね。雪国にとって秋は早足で通り過ぎますが、短いからこそ 中身の濃い秋なのかもしれません。
赤や黄色 虫に食われた朽ちた葉にさえ どこか味わいぶかいものを感じてしまう・・・秋は なんだか見るものすべてが愛おしくなってしまいます。
連休最後の日 みなさんはどこへお出かけですか?わたしはいつもと同じです(笑)それでもなんだか今日は特別 秋を感じています♪