昨日は 母の付き添いで午後病院へ。検査が終了すると 珍しく母がショッピングセンターで買い物をしていきたいと言うので、平日だし 混まないだろうと連れて行きました。
どういうわけか思っていた以上に中は混んでいました。母は歩くのが大変なので車椅子。ちょうど一台残っていました。ラッキーです♪車いすの前に連結できる買い物かごを置くカートがあり、この姿で店内を移動するのは 結構幅を取るので、お客様に迷惑をかけることがあります。押しているわたしが他のお客様との距離を考えながらいかないといけません。
押しながら「見たいものがあったら教えて」というと「見えにくい」と。
どうやら車いすに乗っていると 母の目線からは見えないものが結構あるようでした。いつも自分の目線でだけしか見ていないので、ハッとさせられました。
こういう目線って お店の人としては大事じゃないかなと思いました。品出しをし、棚や冷蔵コーナーに並べるときには並べる本人が自分の目線で出している・・・どんなお客様が買うのか 色々なお客様の目線を想定しながらベストの並べ方を考えて並べているかが頭にインプットされているか 案外考えずに並べているのかもしれません。まぁ車椅子で移動する人はそんなに人数はいませんが、それでも手に取ったり 見たりすることを想定して考えてみることも仕事の幅を広げることにつながるのかもしれないなぁと漠然と思っていました。
あれこれ買いこんで レジに並びましたが、車いすだと知るとレジの方が買い物かごに中身を丁寧に詰めてくれました。対応が親切でとても気分よく店内を出ることができました。車いすと買い物かごを連結したまま 駐車場の車の場所まで行くことにし 出入り口から出ました。
横断歩道を渡っている途中のことでした。
ほんの少しの段差 歩いている分には全然わからないほどのアスファルトの違いによる段差があったのです。何も知らないわたしが車いすを押した瞬間、母の前にあった連結した買い物かごを入れているカートがはずれて前のめりに転がってしまいました。一瞬 二人とも何が起きたのかわからず・・・ハッとして散らばった大きな買い物袋三つを拾い集めようとしていました。
そのとき 正義のヒーローが♪
通りがかった男性が 買い物袋を拾ってかごに入れてくれ 自分が車まで持っていってあげようかと言ってくれました。これにはパニクっていったわたしもとても嬉しくて カートを収容場所に置く間 買い物袋が三つも入ったかご(とても重かったのです!)を持っていてくれ、さらにはわたしが車いすを押して その方がかごを持って車のところまで・・・そして母が車いすから降りると その車いすを自分が所定の場所に戻してくれるというのです。
最後の最後まで その方の親切に甘えっぱなしの二人でした。
軽々と重いかごを持って運んでくれ 最後は車いすまで持っていってくれる・・・最近にないありがたい好意に驚きつつ この街の若者も捨てたもんじゃないなと帰り路では ふたりずっとこのことを話していました。母は最初スタッフの方だと思っているようでしたが、わたしがお客様だよと言うと さらに驚いていました。
それにしても この親切な若者の顔をしっかり見ておくんだった!体格の良い方でしたが、見るからに優しそうな顔をした方だったとは二人の合致した意見。母が「親切な人は顔に表れるものだねぇ。」と話していましたが、本当にそんな感じの方でした。ニコニコと手伝いを申し出てくれた顔をもっとしっかり見ておくんだったなと思います。今度お見かけしたときに改めて 親切へのお礼の言葉を言いたかったのに。
このことを夜に友人への電話の中で教えると「お名前教えてくださいって言えばよかったのに!」と言われて、そういえばそうだったと訊かなかったことを反省。「でも そういう人って名前を言わないかも」と続けて友人が言いました。さらに「良かったぁ、今日ねすごく侘しい気持ちになっていてね あなたに電話かけたのよ。こんないい話を聞けて本当に良かったわ。」と言われました。
あぁ なんていいんでしょ。親切にされたことって 周りを温かくしていくんだねぇ。
母が「親切にされると された人もいい気分になるけど、親切にした人も気分よくなるよね。自分らがありがたいなという気持ちをたくさん出せば あの人もきっと嬉しいと思うよ。」と言っていましたが、親切ってされた方もした方も気分よくなるんですね。母と
「今日の一番が これだったね!」と なんだかすごく満ち足りた気持ちでいました。
名前も知らない優しい青年よ、本当にありがとう!!
買い物かごから落ちた生さんまをしっかり焼いて食べながら 今日の最高の場面を思い出しつつ・・・ありがたいな ありがたいな と心でつぶやいていました♪
どういうわけか思っていた以上に中は混んでいました。母は歩くのが大変なので車椅子。ちょうど一台残っていました。ラッキーです♪車いすの前に連結できる買い物かごを置くカートがあり、この姿で店内を移動するのは 結構幅を取るので、お客様に迷惑をかけることがあります。押しているわたしが他のお客様との距離を考えながらいかないといけません。
押しながら「見たいものがあったら教えて」というと「見えにくい」と。
どうやら車いすに乗っていると 母の目線からは見えないものが結構あるようでした。いつも自分の目線でだけしか見ていないので、ハッとさせられました。
こういう目線って お店の人としては大事じゃないかなと思いました。品出しをし、棚や冷蔵コーナーに並べるときには並べる本人が自分の目線で出している・・・どんなお客様が買うのか 色々なお客様の目線を想定しながらベストの並べ方を考えて並べているかが頭にインプットされているか 案外考えずに並べているのかもしれません。まぁ車椅子で移動する人はそんなに人数はいませんが、それでも手に取ったり 見たりすることを想定して考えてみることも仕事の幅を広げることにつながるのかもしれないなぁと漠然と思っていました。
あれこれ買いこんで レジに並びましたが、車いすだと知るとレジの方が買い物かごに中身を丁寧に詰めてくれました。対応が親切でとても気分よく店内を出ることができました。車いすと買い物かごを連結したまま 駐車場の車の場所まで行くことにし 出入り口から出ました。
横断歩道を渡っている途中のことでした。
ほんの少しの段差 歩いている分には全然わからないほどのアスファルトの違いによる段差があったのです。何も知らないわたしが車いすを押した瞬間、母の前にあった連結した買い物かごを入れているカートがはずれて前のめりに転がってしまいました。一瞬 二人とも何が起きたのかわからず・・・ハッとして散らばった大きな買い物袋三つを拾い集めようとしていました。
そのとき 正義のヒーローが♪
通りがかった男性が 買い物袋を拾ってかごに入れてくれ 自分が車まで持っていってあげようかと言ってくれました。これにはパニクっていったわたしもとても嬉しくて カートを収容場所に置く間 買い物袋が三つも入ったかご(とても重かったのです!)を持っていてくれ、さらにはわたしが車いすを押して その方がかごを持って車のところまで・・・そして母が車いすから降りると その車いすを自分が所定の場所に戻してくれるというのです。
最後の最後まで その方の親切に甘えっぱなしの二人でした。
軽々と重いかごを持って運んでくれ 最後は車いすまで持っていってくれる・・・最近にないありがたい好意に驚きつつ この街の若者も捨てたもんじゃないなと帰り路では ふたりずっとこのことを話していました。母は最初スタッフの方だと思っているようでしたが、わたしがお客様だよと言うと さらに驚いていました。
それにしても この親切な若者の顔をしっかり見ておくんだった!体格の良い方でしたが、見るからに優しそうな顔をした方だったとは二人の合致した意見。母が「親切な人は顔に表れるものだねぇ。」と話していましたが、本当にそんな感じの方でした。ニコニコと手伝いを申し出てくれた顔をもっとしっかり見ておくんだったなと思います。今度お見かけしたときに改めて 親切へのお礼の言葉を言いたかったのに。
このことを夜に友人への電話の中で教えると「お名前教えてくださいって言えばよかったのに!」と言われて、そういえばそうだったと訊かなかったことを反省。「でも そういう人って名前を言わないかも」と続けて友人が言いました。さらに「良かったぁ、今日ねすごく侘しい気持ちになっていてね あなたに電話かけたのよ。こんないい話を聞けて本当に良かったわ。」と言われました。
あぁ なんていいんでしょ。親切にされたことって 周りを温かくしていくんだねぇ。
母が「親切にされると された人もいい気分になるけど、親切にした人も気分よくなるよね。自分らがありがたいなという気持ちをたくさん出せば あの人もきっと嬉しいと思うよ。」と言っていましたが、親切ってされた方もした方も気分よくなるんですね。母と
「今日の一番が これだったね!」と なんだかすごく満ち足りた気持ちでいました。
名前も知らない優しい青年よ、本当にありがとう!!
買い物かごから落ちた生さんまをしっかり焼いて食べながら 今日の最高の場面を思い出しつつ・・・ありがたいな ありがたいな と心でつぶやいていました♪