心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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漫画もいい

2019年08月17日 | ほんのすこし
以前に購入していて、1巻のみ読んでいた。4巻まで手元にあるけど、ほかのものを先に読んでいたら、叔母が
「わたし、こういうの好きだなあ」と言っているのを思い出して、昨日手に取ってみた。

確かに、叔母が好きになりそうな感じ。
そして、わたしも。

『不思議な少年』山下和美

人間ってどんなもの? 
この世界って どんなもの?

読み進めるうちに独特の世界観に引き込まれていく。それはわたしが昔抱いていた不思議に似ているような・・・自分がこうして生きている、それ自体の不思議さをふわふわとした浮遊感と共に微かに味わっていたあの小さな頃の意識を思い出させてくれた。あの頃は言葉などに出来ず、ただ「感じる」ものであったが。そして年を取るにつれ、「感じる」ことが薄らいでいき、日々の生活の中でそれは埋もれていくか、消えていくか、、、
やがて、自分はただ生きてきたんだと諦めともつかぬ焦りが残っていて。
そうなんだ、最近の自分ってなんにもしていない!
そんな心のつぶやきが、漫画を読んでいて出て来た。

きっと、わたしに何か掴ませようにしているんだ。わたしがわたしに与えた機会なんだ。
少し、前に進んでみようか。