最近、またアクリル絵の具を出してきて、部屋に拡げている。
何かを描こうと思っているわけでもなく、ただ筆の思うように手の動くように。
今のところは線や塗りの面白さを探しているだけなのだけど。これをこう使えばこうなるのか・・・という発見があったりするとわくわくする。
今は線の入った段ボールをちぎって、凸凹の面を使って色を塗ったり。何度も角度を変えて塗り重ねると、思いがけないものが浮かび上がる。色をどう重ねるかを考えるのも楽しい。
身近にあるものを使って何が出来るか。今のわたしはそれが興味の対象みたい。
小さなサイズの紙は壁にこんな風に貼り付けている。

後ろはこれまた段ボール。段ボールに両面テープを貼り付けて壁にプッシュ。その上に紙を押す。
でも両面テープは耐性が弱く、朝起きたら絵が落ちていた、なんてことがしばしば。このサイズの絵を何枚か取り替えながら楽しんでいる。階段を上がって、自分の部屋に向かうとまっすぐに見えるのがなんだか気に入っている。
色遊び、筆遊び、そのうち意味のあるものが描けるようになるかな・・・
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今日は母の指導のもと、鉢植えについていた小さい虫を取り除いた。ほんとに目に見えないくらいの虫と呼べるかどうかもわからない代物。わたしが残したビールを小さなタッパーに入れておいた母。
「これをパフに染みこませて、こうやって葉っぱや枝についたのを拭き取るんだよ」と手本を見せる。
ふむふむ。
慣れない作業に手間取るが、ふたりで一個ずつ順番にやっていく。ピカピカになっていく。ガジュマルの鉢は外に出したら、葉っぱが赤茶けてしまった。それも運んできて、母に見せた。
「長い間この鉢は外に出したことなかったんだけどね~」
「え~! それならそうと言ってくれれば出さなかったのにぃ~」
「でも、ほら! 沢山新芽が出ているよ。これは外に出したからかもしれないよ」母に慰められた。
赤茶けた葉っぱを小さなハサミで切り取っていく母。
「大丈夫、今度は二階の廊下におけば、新芽が伸びるよ、きっと」
どうか、母の願いどおりになりますように♪
わたしは監督がいないと庭仕事は絶対出来ないなと思う(これだけは自信を持って言える)。
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