心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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『奇跡の切り絵』

2017年09月20日 | ほんのすこし
最近、インスタグラムでもフォローするのは切り絵画家。
世の中には本当に色々な切り絵があるなあと感心しきりなのです。
その方によって切り方の違いがすごくあって、それによって受ける雰囲気がまた全然違います。一体どうやったらこの細部の切り込みが出来るのだろう? と不思議に思える作品がたくさんアップされています。
見るたびに感動し、いつかは自分も切り絵をやってみたいなと思ったりします。でも、そんな素晴らしい作品を作るような感じではなく、本当の初歩の初歩から、と思っていました。だから地元の古書店で切り絵サークルが開催されていると知ったときにはすぐにも参加したいと思っていました。
でも、何度かの偶然でいつも開催日に行くことができず、何ヶ月も経ってしまい自然とわたしの中から切り絵を作る、という行為が遠のいてしまったのでした。

先週、いつも火曜日に来る生協の宅配で注文したものが昨日届きました。それが『奇跡の切り絵』という本です。
長屋明さんの切り絵です。
わずか0.1ミリの線、糸切り絵と称しているようですが、信じられない程繊細です。ラフスケッチをそのまま切り出したような感覚、だけどそのままなんてあり得ない。これを「切って」いるんですよ。

この本には作品だけではなく、実際に切るために必要な参考下地もあります。また切り方の説明も詳しく載っています。
作品一つ一つをよぉ~く見ていると、まるで筆で一気に描き上げたかのような錯覚を覚えてしまいます。
ジャンルも広範囲に渡っていて、見ていて飽きが来ません。

秋の夜長にこうした素晴らしい作品集と出会えることもまた嬉しい時間の始まり。
キャンドルをつけて静かにページをめくる楽しみを味わえそうです♩

あ、、わたしが切り絵を覚えるのはまだまだ先のお話になりそうです(笑)。


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