心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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いつも通る場所に

2013年07月28日 | ほんのすこし
朝のウォーキング中。最近は同じコースを歩くようになりましたが、お寺の墓地があります。そこに通りに面した場所に こんなものがちょこんと置かれていました。

ミニカーです。
黄色のペンキが塗られていた石の上に。青いレーシングカー。
その色の組み合わせにも惹かれましたが、なぜここに?誰が?
歩きながら しばらくあれやこれやと思いながら。
置いたのは 大人かも。車の好きな人の供養のために置いたのかも。

置いていても誰も持ち去らないというのもまた そこにそれが当然あるべくして在る・・・といった感じがしました。

でも 今度歩いて行ったら なくなっているかもしれません。わたしにほんの少し 想像を与えてくれたミニカー、今はだれの手にあるのだろう。それともまだそこに在るのだろうか。すべては明日の朝に判明します(笑)
今朝は歩けなかったからね。

だんだん蒸し暑さがひどくなってきました。いよいよ夏本番突入!といった感じのする毎日。子どもたちが夏休みに入り 町にはちらほらと子どもの姿が目に付くようになりました。わたしが子どもの頃は夏休みも冬休みも同じくらいの長さでしたが、今は夏休みの方が長いのかな。夏休みになるとすぐに母の田舎に弟と一緒に行って過ごしていたことをよく思いだします。
砂利道を子どもの足で2時間以上は歩いていたでしょうか。蝉の鳴き声が聞こえる中 青い空を見上げながら 途中にある脇水をすくい取っては「美味しい!」と喉をうるおし、道端の雑草らしき花を取ったり 祖母の後ろ姿を見ながら 弟とふたりで楽しみながら歩いている その時の様子が浮かんできます。夏の一日といえば その道をどんどん歩いているときのことを思い出します。まるで時間というものはゆったりと通り過ぎていくもんだとばかりに 暑さとか気にならず 乾いた緑色の世界は日を浴びて眩しく目に入ってきました。大人になって 暑さを憂うことばかり考えてしまうのですが、あの頃のわたしは なんであんなにも夏を簡単に受け入れていたんだろうと ふと蒸し蒸しした空間にいると思ってしまいます。

子どもの頃 味わったあのなんともいえず豊かな時間を持てたこと 母に感謝したい気持ちがあります。母としては夏休みの間 子どもたちから解放されてホッとできたということもあるのでしょうけど(笑)

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昨日は TSUTAYAで単行本を三冊と文庫本一冊購入。またしても読みたい本が増えてしまった。テレビを見る パソコンをいじる そんな時間を少なくして読書にふける方がいいかもしれない・・・
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